昔は会社組織がしっかりとしていたのに、今は何故会社組織がまとまらないのか?
そう、人の心が何故つながらないのかを考えてこのたびで4回目となりました。
何故組織(会社)がまとまらないのか?
目標が無いからいろんな事をしてしまう 多様化人間の出没
物があふれて人より違うものを求めてしまう 異色化人間の出没
が、現在の社会には増えたからではないかと、オイラは感じています。
初日に書いた最後(3つ目)のことば
規制による安心 (誰かが守ってくれた)
建設業においてはこの言葉は身にしみることばではないでしょうか。
今の国の政策として
「競争原理を働かせて消費者を豊かにする!」
と、大きく発表をして、規制緩和が行われています。
また、市町村合併により、より競争エリアが広がって消費戦国時代が到来しています。
企業の手腕が求められている様に見えますが、実は国民一人ひとりの手腕が
求められているのが現実です。
社員は
「私の会社はこれからどうなるのだろう?給料は上がっていくの?
老後までこの会社が自分を守ってくれるのか?」
と、不安が過ぎるたびに
「この会社を辞めてどこかにいいところに勤めようかな?」
と考える人が多くなりました。
”辞めよう”と考えている人間って、その会社で前向きに成れないものです。
こんな中どうやって会社組織をまとめれば良いのか先週末にキーワードとして
書いたのが
個 集まる
今までの会社で行っていた管理の強化によって、精密な経営を導入していた
会社ですが、人間の多様化・異色化・競争(自立)精神が備わってきている中では
一つの考えにまとめる管理型ではダメになってきているのです。
それならもう いろんな考えを持っている個人を集めて会社にする
しかなくなっているようです。
考えのズレや型はずれの人がいるのは当たり前。それを生かし前向きな集まりに
変えてゆければやる気のある会社になるのではと思います。
それならどうすればいいの? オイラなら
・徹底的に部下・社員を信頼する
・自立的な行動を妨げずに、勢いを大切にする
んん? これって昔からの仕事(組織)のやり方ではないの?
建設会社であれば、実行予算を現場で検討し、所長を信頼し、自立的な行動を
妨げるような事は少なかった気がします。
若手を連れて 「飲みに行くぞ!」
と勢いをつけては仕事を励んでいたと思います。
「責任はオレがとってやる。君は好きにやってみろ!」
と、上司に言われて仕事に奮い立たない人は少ないと思います。
長々と好き勝手な事ばかり書きましたが、オイラは
社員を育てれる会社こそ、未来につながる会社
だと思っています。