もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

2007年09月

工事の宿泊場所は?

先日工事現場を訪問して話をしていると長くなり、工事現場の宿舎に
泊めてもらいました。

場所はコチラ
江の川カヌー公園さくぎ

江の川カヌー公園さくぎ

土木工事の宿舎といえばどんなイメージがありますか?

飯場(はんば) や 旅館 民宿 アパート 等がありますがここはちょっと
変わっています。

バンガロー  です。

1つの家を丸ごと借りて数人で宿泊しています。
最近若い技術者さんは共同の生活を嫌がる傾向に有りますが、一杯
やりながら、先輩の話や身の上なども話が出来れば仕事内の連携も
うまく行くこともあると思います。(自分だけか?)

このバンガロー。ちょっと変わっています。

家.jpg

概観は普通?のバンガローです。

台所.jpg いろり.jpg

これ台所ですが、テーブルが無いのです。
その代わりに囲炉裏(いろり)が有って、その縁がテーブル代わりに
なっています。

天井.jpg   寝室.jpg

ちゃんと台所のコンロで炭火が熾せるようになっています。

トータル的に旅館に宿泊するよりかは安くなっています。

オイラの家の近くにもバンガローがありますが、時たま仕事人が
6,7人で泊まっているのを見かけます。
一泊 11,000円 / 7人 = 約1,600円 

実行予算が少なくなった方にはいいかも知れませんね。

名月

昨日は十五夜でした。
しかし昨日は撮影できませんでしたので本日の十六夜を。(笑)

名月1.jpg 


十五夜(中秋の名月)とは旧暦の8月15日をいいます。
「中秋の名月」とは"秋の真ん中に出る満月"の意味で、
旧暦では1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月〜9月を秋、
10月〜12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど
真中であり、8月15日の夜に出る満月ということで、そう
呼ばれるようになったそうです。

これは旧暦であり現在の新暦では1ヵ月程度のズレが生じるため、
9月7日から10月8日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と
呼んでいるそうです。

やっと秋らしくなり、夜も気持ちよくなりました。
食欲の秋といわれるように、運動や外出しやすく、比較的に行動
しやすくなって、食欲も一段とわくこのごろでしょう。(笑)
月と見て お団子とススキの写真を出せればよいのですが
我が家では”月を眺めた”のみで秋の茄子を食べたのみです(笑)

仕事をしていると昔の風習を忘れがちですが、日本は四季が有り
気持ちをゆったりとさせてくれることも有ります。

リラックスしたときの仕事はとてもはかどるものです。

ついでにもう一つ写真を。

名月2.jpg

(これは名月とは言いにくい科学的な写真となりました)

大工おとうさん?

どこかの似たようなタイトルのパクリから始まってしまいました。(笑)

昨年雪や台風で倒木したものを何か再利用できないかを考え
始めた丸太椅子作り。
昨年夏にも作りましたが、このたびはきちんと木を乾燥させて
作ってみました。
 
         伐木1.jpg
見せるのはお恥ずかしいのですが山の手入れが出来ていない
状態です。
植林しているものの災害により木の根ごと倒木して大変なことと
なっています。
そんな木をチェンソーで切断し、半割に切断します。
それを担いで山から持って下りるのですがまだ水分を十分に含んで
いる為非常に重いものです。
(下手なジョギングをするより健康的ですよ!)
それを自宅に持って帰り、陰干しにしておきます。

さて、ここからがこのたびの作業です。(原材料は杉です)
   伐木2.jpg
まず座る部分を電気カンナで表面を滑らかにします。

   伐木3.jpg
適当な長さに切断をします。
 (参考)  椅子の長さは1400mm
        椅子の高さは400mm

   伐木4.jpg 
ここが腕の見せ所です。(あまり無いけど・・・)
電気のこを角度(15度程度)をつけて斜めに切断します。
電気のこによっては角度の指定が出来ます。
丸太椅子の加工.jpg
椅子の裏面に脚を取り付ける所は片方を少し狭くして脚がきっちりと
ハマるようにしておくのがコツです。
0709250007.jpg

木槌で脚を叩き込むと出来上がりです。

このたびは2つ作りましたが、作業時間は4時間。
工事現場で伐採があったときなど、間伐材使用と云うことで
イメージアップなどにいかがなものでしょうか?

北海道からの贈り物

北海道の方々とお知り合いになり、珍しいものが送られてきます。
わが子など
「最近、北海道の食べ物がいっつも食べれるね。」
と喜んでいます。

8月中には こちらの方から北海道を応援するものを。
NEC_0008.JPG

ゆうきとがんばり? 何?これ?と思われるでしょう。
この商品の紹介は ここに書いてあります。
(非常に詳しく書いてありますので、ここではリンクのみで失礼します)

8月末にここの会社より こんなものが送られてきました。
(3Dの建設イラストを作るソフトを開発されています)

じゃがたわー
じゃがたわー1.jpg

どこの会社が連絡もせず図面を送ってきたんだ!
と、ちょっと怒り気味に宅急便屋さんより品物を受け取りました。

しかし表面を見ると
「 じ ゃ が た わ − 」 ??  あっ!こっこれ、限定1000本
手に入らないと言われていたものです。
けれどこんな筒にジャガイモが入っている事ってないではないですか。
ちょっと?(大変かな)変わった売り方です。

北海道の道の駅  びえい「丘のくら」 のみで発売されている物です。
このキャラクターがかわいいのです。
このかわいいものを直接もらわれた うらやましい方もいます。
じゃがたわー.jpg
早速、皿に数個入れラップを掛けて電子レンジに入れ蒸かしました。
形も崩れず、バターをつけて頂きました。
(ホクホクで北海道の味を堪能させていただきました)

まだ続くぞ!
9月になって秋の北海道の味を この方が送ってくださいました。
s-0709160009.jpg s-0709160010.jpg s-0709160014.jpg

北海道の代表でもあるイクラちゃん、カツゲンちゃん、ホッケちゃんです。

噂によると北海道のどの家庭でもイクラは自家製で、その家庭ごとの味が
あるそうです。
私も昨年”さけ”を一匹もらい、中から筋子を出してイクラを作ってみましたが
このたびもらったようなおいしい味付けには出来ていませんでした。
s-0709160012.jpg     s-0709160013.jpg

これも早速頂きました。もちろんお米は自家製コシヒカリの新米。

一昨年までは北海道とは外国のような感覚でいました。それが昨年末より
非常に近いところになった感じがします。
よく他業者の方と話をすれば違う自分が良く見えるといわれますが
他地域のかたと付き合うと、自分の住んでいるところの良いところも
再認識できるようになりました。

最近の私の日本地図では広島県の隣は北海道?になりつつあります。(笑)

 

無理も可能に?

会社に訪問して仲良くなった人と話をしているとよく
「うちの会社の上司に言っても無駄だ!」
とか
「うちの会社ではムリムリ!」
と聞くことがあります。

オイラは「無理・ムダ」は考えようによれば「可能」になるときが
有ると考えることが多くあります。

たとえば上司から仕事を教えてもらうときにしても
「これは無理だからお前がやってもムダだぞ!」
と教え込まれていたらその部下の行動は狭いものには
ならないであろうか?

今一度自分が無理と考えていることを見直してみてはいかが
でしょうか。

可能なとき1.jpg
たとえ以前失敗していても時間・行動方法・人間関係が少しでも
違ってくれば成功する可能性が出てくるのです。

時間が変わってくると
可能なとき2.jpg
成功する位置が変わってくるのです。

発想の違いですが、今一度失敗したことを見直すのも良いのでは。

巨大かぼちゃ

いかん、ネタが偏りだしてしまいだしました。
本日も農作物のお・は・な・し

 かぼちゃ2.jpg

畑の草むらに黄色い物体がひとつ。
かぼちゃ1.jpg

これ、かぼちゃです。
今年オイラの町でも何か農家ごとで競うことをやってみよう、と云うことで
巨大かぼちゃを育てることになりました。

春に種をもらい、植えてみることに。
すくすく大きくなって実が付くとアットいう間に通常のかぼちゃの大きさを
超えていきました。

かぼちゃ.jpg かぼちゃ4.jpg

重さは約58kg。 毎年どこかの県市町では大会が開かれているようです。
大きなものでは300kg超しになるそうです。

今年は初めての試みであり、大体要領は分かりました。

来年はちょっと本腰を入れてみましょう。

刈り入れ

もう早いもので9月の中旬となりました。

秋の風が吹き出して田舎では気持ちの良い季節です。
(街中ではまだまだ残暑がきついでしょうが)

今週は稲刈りを行いましたがちょっとその風景をお見せします。

0709120010.JPG

きれいな黄金色です。
今年は夏場が暑く良い日差しがありました。
しかし日照時間が長いだけでは良い稲は育たないといわれています。
もちろん気温が上がり日照時間が有ることは良いのですが、
夜には気温が下がり昼夜のメリハリが無いとおいしいお米にはならないと
聞いています。(田舎のお年寄りの科学的?な知恵?です)

0709120011.JPG
日本には300種類もの品種があるそうですが我が家では
コシヒカリ
を今年も植えていました。
気分によって”あきたこまち”や”中生新千本”を植えていましたが
採り入れが早いコシヒカリが最近は続いています。

以前は稲刈り機で刈り取り、”はで”で乾燥させ脱穀していましたが
近年”横着”が進行して(笑)コンバインとなってきました。
0709120012.JPG

以前はすべての工程を家族で行っていましたが、機械の進歩が進み
苗を作り育てるところまで家族でし、刈り入れから米にする工程は
近所の機械を持っているところにお願いするほうが楽になりました。

オイラの予想では兼業農家がどんどん減り専門農家+大型事業の
農業が増えてくるでしょう。

食の安全が多く言われて農薬も進歩して、今では農薬散布は
ほとんど見なくなりました。

農業も技術の継承が難しくなってきていますが、データーベースが
農協さんで持っており、以前よりは楽に農業がやり易くはなったのでは
ないでしょうかね

社員評価表

昨日人の話を聞いていたら何か懐かしい言葉が聞こえてきました。

コンピテンシー 
(職務の内容や仕事の役割に対して期待される成果を導く上での行動特性を指す)

以前の会社では 「考課シート」と呼ばれる自分の評価を付ける
シートがありその中に記載されていたことを思い出しました。

ちょっと一部分を見てもらいましょう。

コンピテンシー.jpg
本人が自分自身を評価し、上司がそれを評価する。

コンピテンシー2.jpg

当時のオイラは
「なんでこんなことしなきゃいけないんだ?」
「会社が賞与(すずめの涙)の評価に使用するだけだろう!」
と、書くのも面倒で本気でやっていなかった覚えがあります。

よく会社が自分をどのように評価しているか分からない!
と言っている社員がいます。
「○○部長は私が嫌いだから評価を落としているんだ!」
と思っている人。(間違いは無いかも知れなかったりして)

でも本人の評価と上司の評価を総合して判断するこの評価表。
上司も本人の前で評価してくれます。
そのときの例として
「君は決断力が”A”と判断しているがそこまで決断力が出来るには
実行予算書の決定権を持っておかないと出来ないだろ。だから”B”
評価にするんだよ!」
と説明してくれます。

オイラとしては「このやろうなんでこんな評価点しかないんだ!」
と怒りがあったものの、きちんと説明して、周りからきちんと
自分の評価をしてもらえることは大切だと感じています。

自分を分析してもらえる。
今となっては自分を冷静に評価してもらいたいくらいです。

田舎に帰ってくる”種撒き”

平日ですが、先週末の地域のことを。

オイラの子供が通う小学校でのPTA行事について紹介します。
例年親子で何かをしよう!との試みで昨年は”竹細工”。
今年は・・・
 ”ランチメイキング”  なんだ?って思われるでしょうが中味は
飯ごう炊飯とカレー作り。

ちょっと言葉を横文字にしてかっこよくしただけ(かっこよくないって?)

ここの小学校では以前から中学・小学生の高学年で夏にはキャンプを
行っていました。しかしここ10年近くはほとんどやっていなく、飯ごうで
ご飯が炊けない子供が増えてきたので、

「ここで一つやってみようでは無いか!」

と、云うこととなり、先週末に生徒24名・先生9名・保護者地域の人27名で
行いました。
0709080184.jpg      0709080189.jpg

まずは米とぎ、大人でもこの飯ごうに「はて?何合炊けるの?」と忘れている人も多々。

かまどは昔は石を組みあげて地面を掘り下げていましたが、今回は建築ブロックを使用。
もちろん火付けは”マッチ”を使用。

0709080197.jpg

この子は何をしているの?と疑問に思われる人もいるのではないでしょうか?
地域でも呼び名が違うかもしれませんがこの子が持っているものは
”火吹き竹”と言い、火を熾す時に使用していました。
五右衛門風呂が多かったころは、どの家にも有った物です。

0709080200.jpg  0709080201.jpg

炊け上がると飯ごうをひっくり返してススを取ります。
今回は指導者がよく?ほとんど食べれないほどの黒焦げご飯はありませんでした。

0709080216.jpg

しかし誰かが”もぐらスペシャル”といいオイラのところには焦げの付いた
部分がやってきました。

小さいときに地域の皆で力を合わせてやったことは、必ずどこかで覚えて
いるものです。
田舎での楽しみ、思い出は、大人になったときに過疎の町に戻ってくる
源となってくれることを祈るものです。
たぶんオイラと同じ考えの親も居たと思います。


建ブロの日【記事作成・写真投稿について】

本日は「建設ブロガーの日」。

毎月ゾロ目には建設総合ブログに登録されている全国各地の建設ブロガーが

一斉に同じ題目で投稿する日となっています。

本日のお題は

  【記事作成・写真投稿について】 であります。

私の場合はブログの記事の作成に用いているものは

    Microsoft Word  です。

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CALSが普及しない理由 その2

CALSが普及しない理由が思いついたので今日は少々綴ってみます。

(CALSが普及しない理由 その1)

今日は国を会社に例えてみました。
配役はこちら
  会社   =   国
  経営者 =   行政
  社員   =  建設会社
今頃建設会社だけでなく会社組織の改革が多く進んでいることと
思いますが、経営責任者の社員に対する説明が重要視されています。

つまり、経営者の考えを社員にしっかりと伝えないとその会社の
方針や軌道まで危うくなっていくものです。

さて、この配役に問題があると思われる方はコメントにでも書いてください(笑)

建設CALS/ECが本当に普及しているのか?の質問に対しては
現場にいるものとしては100% NO!の答えが返ってくると思います。
では何故?の質問でよくある回答は
 コストがかかる、分からない、教えてもらえない、何の為にするの?
こんな回答が多くあります。

つまり社員(建設会社)は経営者(行政)の方針・ビジョンがしっかりと
伝わっていない
ことになります。
こんな会社はダメですよね。
行政の方から経営革新をしなさい!と公表しているもののこれでは・・・

おっと、行政又は関連の方がもしここを見られているかも知れないので
付け加えさせてもらえば。
「しっかりHPや特記仕様書・基準書を作ってアピールしているよ!」
と言われるかも知れません。
では、会社で大きな垂れ幕だけをつけて社員にアピールしていれば
経営者の考えが社員にしっかりと伝わるものでしょうか?


違いますよね、トップからその下の役職の人へ経営方針を伝えていく
から末端の社員にまで伝わるものです。

経営者(行政)といえ、社員に直接伝えるのは発注者である監督職員
なるのではないのでしょうか。

何故、建設CALS/ECを進めなければならないのか?
社員教育の前に経営者教育が先ではないですかね。

夏の終わりの・・・

今年もやってきました夏休みの終わり。
我が家ではも”外出禁止令”と”まんがテレビ禁止令”が発令
されました。

昨年の失敗体験はどこに行ったのやら?
(昨年の様子)昨日から1号、2号、3号共々夏休みの課題の追い込みに
かかっています。

何でこうなるまでに対策が出来なかったのか?
もしかして親に似たわけ?と、思いたくはない。
しかしオイラの友達からは、
「息子さんはお父さんと良く似た行動をするね!」
・・・・・・・・・
認めたくは無いが・・・・・今回は少し認めておこう。

しかしこんな話はどうでもよいのだ。
この山積みの宿題をどうやって済ませるかが急務である。

難関の工作×2は、昨日80%は完成した。
でも出来上がりはどうしても子供が作ったものとは思えない
のが難点である。
構想・設計図?はおやじ。作成は子供であることは間違いは
ないのでヨシとしていただこう。

イカン、ブログなど書いている暇はない。
あと登校まで24時間を切ってしまった。



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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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