人を育てる難しさ

 

建設CALS/ECの趣旨に基づき、この建設界を育てていくには

この趣旨を噛み砕き、現場の人にわかりやすくする必要があると

オイラは思っています。

 

電子納品・・・・・

これもCALSのひとつですが、真の目的は

人材育成

になってきます。

 

オイラは現場のサポートという仕事を始めましたが、

電子納品を含めた現場管理方法の教育を

重点にして行っています。

具体的には何かですが

 

OJTOn the Job Trainingですね。

 

上司がその仕事を通して実践し、部下を指導する。

 

簡単に言えばこんな感じですが、奥が深く有効的な方法と

思います。

 

誰でも聞いただけでは、仕事は出来ないでしょう。

実際に自分で考えて自分の手で作業をすれば出来るものです。

土木工事は短くても2,3箇月の工期があり、その中で

2つ、3つの大きな勉強をしていけば1年間で10個の大きな

勉強が出来るわけです。

 

OJTの中に“どのレベルまで教育するか?”

 

を教育方法で考えておかなければなりません。

 

土木技術者になるためには多くの時間が必要となります。

おそらく現場では自分の担当というものが決められているものと

思いますが、最年少のH君はこの現場では

 

測量と社内書類の作り方までを完全にマスターしましょう。

 

または

 

電子納品の現場でのファイル整理方法とCADで簡単な修正が

出来るまでを目標として○○月までにマスターしましょう。

 

と区切って教育をする必要があります。もちろん上司のお手本や

それに変わる人材育成人間の登場が必要となるわけです。

 

最近は現場でCADの使い方を簡単に教えて、仕事の協議図面

を描き、その中で質問やお手本のCAD図面を描いている状態です。

(しかし急いでいるときは、協議書を全部作ることもしばしば)

 

建設CALS/ECも同じく1年間ですべてを習わなければならない

物ではないと思います。

 

(そんな悠長なことは言ってはいられないて?)

 

それは人を短気にさせた携帯電話のせいかな?