先週あるお客である会社の方からの情報で
もぐらさんの施工したあたりの山が崩壊していましたよ!
と、未確認情報が流れてきました。
この工事は9年前に行った防災工事ですが、工事の2年前に北海道の
豊浜トンネルでの岩盤崩落事故のあとで、国道9号道路上に
オーバーハング状態の岩盤を取り除く工事でした。
(豊浜トンネル事故のときにオイラはトンネル工事をしており
岩盤撤去の発破を下請けさんとテレビで見ていました)
難関工事でしたが岩盤を取り除いたものの、土質が非常に悪く
崩壊のおそれがあるため、法面の安定計算を現場で行っていましたが
予算の関係で仮設の法面保護で工事を完了しました。
(2ヶ月かかって作った協議書なのにあっけなく終わってしまった)
完了2年後にいったときもまだ仮設のままで本工事が施工してなく
“もしやそのために大崩落が起こったのでは”
と心配になり、3時間掛けて現場に行ってみました。
現地に行くと話しとは違い、災害が起こった形跡はありませんでした。
(聞いた話とはぜんぜん違うぞ!)
赤まるの一番上に幅15m高さ15mの
巨石が飛び出していました。
しかしホッとしたのが一番。
やっぱり自分が施工したところが崩れている姿など
見たいわけがありません。
しかしまだ仮設法面のままでした。
おそらく国交省としても担当者が変わり,仮設であることが
伝わってないのかも知れません。
しかし3時間も掛けて行ったのにこれだけで帰るのはもったいない。
おまけの話がありますので後日書きます。
この記事を読んだら、さぞ地域住民は不安になるのでしょうね。
●●国道事務所にトラックバックしちゃってください。
怖いお話でした。
それにしても、崩壊していたとの、そのガセネタ。
ガセでよかったですね。