建設CALS/ECが全国の建設会社に浸透?して行っていますが、

CAD製図基準(案)に書かれている基準を、大枠で書くと

 

図面の大きさ

ファイル名

レイヤー

線種

線色

文字サイズ

等について決められているものです。これが推進していく中で、今は

国土交通省で運用していますが、近年からは県・市などでもこれを基準に

運用しだしたところが増えました。

 

「うん、これで日本の土木図面は統一ができ、国・県・市の工事をしても

図面は同じだから安心だ!」

 

と思われる方がいますかね?

 

以前から紙に対する作図方法は「土木製図基準」という本が出版されて

いましたが、2005年に「土木CAD製図基準(案)」が土木工学会発表と

なりました。

土木工学会のホームページの中の電子化基準策定小委員会

この基準をダウンロードすることが出来ます。

 

今日の議題はココからですが、決まったレイヤ、線種等で描かれて

いても、作図の表現方法でその土木図面は大きく変わってきます。

 

構造図においても、表題欄の付け方・数量表の描き方はおそらく日本

全国でもまちまちな書き方があると思われます。

 

たちまち直面しているのは国土交通省と県の図面の描き方が違う為

せっかく工事中に書いていた図面も修正が余儀なくされてしまっている

事例があります。

 

土木工事は日ごろ変更協議をしてそのときに変更図面を作成し、設計

変更(検査の2ヶ月ぐらい前から)作業を行うところがほとんどではないかと

思われます。

その協議に使った図面を変更図面に使用するに当たり、とりまとめを

行っている発注者サイドでも、県の作図方法で提出すると

“国交省様式に修正してから持って来てください”

といわれます。

 

コンクリートの旗揚げにしても、県なら18-8-40(BB)ですが国は

“コンクリート(1号)”と記載するようになっています。

 

どちらが正解かはありませんが、水面下ではまだまだ図面の統一には

時間が掛かると感じています。