先週末はCALS/ECのセミナーを行ってきました。
(まともに話が出来たかは別として・・・)

このたびのお相手は
土地家屋調査士の皆さんでした。

なんで?CALS/ECとは建設業だけでないの?
と思われる方もいるでしょう。

CALS :
Continuous
 Acquisition and Lifecycle Support      
−企業間や組織間において、事業や製品等の計画、設計、製造、

運用、保守に至るライフサイクルの各段階間や関係者間で発生する
各種情報を電子化し、その伝達、共有、連携、再利用を効率的に行い

コストの削減や生産性の向上を図る。
EC  : Electronic Commerce                  
 −電子化された商取引を意味し、公告、入札、発注、決済などの

行為をインターネットなどのネットワーク上で実現するもの。

ちょっと説明ぽっく成ってしまいましたが、土地家屋調査士とは

どんなお仕事をされているのでしょうか。

土地家屋調査士は、所有者の依頼によって土地や建物の所在や形状、

またその用途について調査、測量して図面作成、申請手続などを行

う測量及び法律の専門家です。

あれ?なんか公共工事と同じく、測量をして図面を作成しているでは

ありませんか。

そこで広島県土地家屋調査士会さんはCALS/ECについて勉強を

してみようと云う試みでした。

オイラは土木主体な為、果たしてどこまで話が通用しているかが

疑問である。

けれど調査士の方々が興味をもたれていたのが、CAD製図基準(案)

と入札に関係する品確法(公共工事の品質確保の促進に関する法

律)でしたが、まずはCAD図面を描くルールは何故必要か?から

説明です。

「どうして土地家屋調査士会でこんなことをスタートしてみようと
試みられているか?」
の質問には

「国土交通省とは違って、法務省ではこのようなルールが無いのです。

でも図面を描くのは一緒ですから・・・・」との答えでした。

すばらしい!

今後も何かと応援して省庁を跨いだCALS/ECを進めてみたいですね。

このたびはHO_CADの作成者の岡崎さんもご一緒し、一緒に勉強を

しましたが、途中SXFの説明では、「ちょっとそこ違うよ!こんな

考え方のほうが正しいよ!」といわれる指摘も有り、果たしてどちらが

正解なのか、明日この道のプロとお会いすることが出来るので

確かめてきます。