土木工事をされている方なら必ずやるお仕事。
設計変更業務(数量計算書変更)
設計変更とは?
工事を行っていると、どうしても現地と取り合い(収まり)が違っている場合は
協議書・指示書によって、当初設計図面の書き換えが行われます。
その図面を変更した際には、当然請負金額の変動があるために、工事施工期間の
内で、積算出来るように構造物の種類ごとにコンクリート数量などを計算することです。
通常工事完成1ヶ月前ぐらいにはこの業務を終わらす方向で発注者は行われています。
さて、本日はその数量計算書をいかに早く終わらすことが出来るかを考えてみたいと
思います。
以前もお話したように、協議・指示で使ったデータはきちんとPCで管理をするところから
始めなければなりませんね。
上記は一つの例ですが、打合せ簿一つずつに”打合せ日付+打合せ簿内容”のフォルダーを作って
その中に使用した書類のデータを入れておくようにしましょう。つまり紙印刷して、ファイルに綴じた
物と同じことに成るわけです。
特に工事完了前になると、 ”他現場からの応援部隊”が来ることがあるときには、他人にもわかり
易いように整理してしておかなくてはなりませんよね。
ここでの注意として
1、フォルダーには日付を入れておく (PC内で自動で順番にしてくれます)
2、添付ファイルが複数にわたるときファイルにも番号を入れる
例)
01 打合せ簿かがみ 02 添付書類1 03 添付書類2 04 図面
3、電子納品がある場合は、この時点で納品できるように図面の整理をしておく
など、日ごろの整理で数量変更や完成検査前の”どたばた”が少しは解消で行くのでは?
えっ、口で言うことは簡単だ!って?
では、始めからある程度のフォルダーを作っておいてそれに入れるようにすればいいのです。
「工事用現場電子納品用フォルダ(案).lzh」をダウンロード
雛形を入れておきますのでご自由にカスタマイズして使ってください。
来年の電子納品講座で利用させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。