先週は”何でも屋+CAD講習”で現場を訪問させていただきました。
ここは公共工事でないため、ちょっと特殊な雰囲気の通う現場事務所です。(笑)
と、いうのは各専門分野の方々が一つの事務所に集結して、ひとつの工事を完成
させる体制となっていますので、社内でも違う部署の人たちが集まってお仕事を
されています。
事務所内もいい雰囲気が漂って、よい工事ができそうな感じがします。(笑)
そんな中で問題もあります。
以前お話をしたことがある、「CADの互換性」について、この現場でも4種類のCADが
使用されており、それぞれの部署で違っているということです。
フリーソフト+購入CAD であり、共通の変換フォーマットは ”DXF”となっています。
このDXFも曲者で、同じ拡張子であるものの”バージョン”もあり、変換できる範囲も
違っているということです。
特にDXFに変換するときに、そのソフトがどんなプログラミングで作られたかも大きく
影響し、データを見ることはできても同じ表現で表示できるかは疑問となります。
そのために出現したのが”SXF形式”です。 が、フリーソフトできちんと入出力が
できるかは疑問のところでしょう。オイラが見る限り文字や寸法線の表示で不安
なところもあります。
しかし、自分のところで外部にあまり受け渡しをしないデータは、使い勝手の良い
フリーソフトを使用することは問題ないでしょう。
現にオイラも使用用途に合わせて、フリーソフトや購入したCADを使っています。
(測量をするときなんかHO_CADが便利なんですよ:笑)
公共工事など頻繁にCADデータの交換がある場合は、やはり高くてもOCF検定に
合格したCADを使うのが無難ですね。
(修正する時間を計算した場合、購入したほうが安上がりの場合もあります)
それと、どんなソフトでも『機能を使い切る!』ことが出来れば、能率アップは
間違いないでしょうね。(笑)