工期末を迎える現場に最近はよく訪れていますが、どの現場も設計変更で苦労されていますね。
オイラも以前現場代理人をしていた時には、この設計変更が”いや”でしかがなかったですね。何といっても

規定に決まった形に数字をまとめる

経験と場数を踏んでいないと、そう簡単にはいくものではないですね。年に1、2回数量計算書を行っていても毎年同じ工種の仕事をするとは限りませんので、毎年のように”ピカピカの1年生”になってしまうことが多いですね。(笑)

さて、いつも請負者が数量計算書・変更設計図を作成していますが、これって、発注図面になるのですよね。
オイラが若き頃・・15年ぐらい前では、国交省(建設省)の職員(コンサル)さんでまとめてくれていました。請負者としては現場で変更なったところを数字をあげるだけの時代もありました。
しかし現在は「請負者が何もかもしなければならない」こととなっているように見受けられます。

先日訪問した現場では1度発注者と設計変更の打ち合わせ・図面の修正方法を指示され、そのように修正していると・・・・・「やっぱりこのようにして !」と、何日もかかって修正した図面も、破棄・再修正となっているのです。

「なぜ?間違いの指示したのに何度も何度も請負者に修正させるの?」 と、思いますよね。

昔は設計変更のときは、「主任監督員と現場代理人は対等で協議できる」とありましたが、そんな文字は消えてしまったようです。

一度、このあたりもきちんと整理をして、”受け負け体質”を修正しないとよい技術者がいなくなりますね。