冬期オリンピックが始まり、ちょっとテレビ・ニュースが気になる週の始まりですね。
何事も楽しみが有る事は良いのですが、オリンピックが終わりとと同時に2月も終わってしまうこともお忘れ無く。(笑)

さて、最近 「建設CALS/EC、電子納品は必要なのか・・・・?」というお話しがあります。
「業務が大変だし、そのデータがどのように再利用されるのか、分からない!」
と、おそらく皆さんそうお考えではないのでしょうか?

では、オイラが先週体験した事をお聞き(お読み)ください。

先週はある国道管理者と図面作成について打合せをしてきました。
業者「このバイパスの図面を修正するに当たり、道路中心線座標を貸与してください」
国 「この道路中心線の座標値は分からないのですよ」
業 「無いのですか?」
国 「・・・・・・・」

このバイパスは15年前ぐらいに開通した道路なのですが、早くも図面・成果簿が行方不明となっているようです。

おそらく時間をかけて倉庫を探せば出てくるでしょうが、探す労力はさてどなたになるのでしょうか?

しかし実際に、今頃の設計業務では成果の電子納品。工事においては、「基本測量成果簿の格納」が、当たり前となっていますが、道路の管理において過去の工事もさかのぼってでも、必要なデータは電子化にしておくべきでしょうね。

淡々と記事を書いていますが、実はここ数日この道路中心線座標が無いばかりに、無駄かつお金にならない業務が続いて怒りのもぐらとなっています。
(このほかもっと大変な事態が・・・)

オイラの地域では電子納品がすすんでいる方ですが、そのデータが活躍している事はあまり耳にすることがありません。
電子納品が始まって5,6年が経っていますが、納品したデータの活躍があればもっと「電子納品」のイメージが良くなるのではと思います。