先週の土曜日広島県三次市三和町の広島ふるさと村みわの里でやまなみ大学の交流会が有りました。

-201201282664

このたびは地域資源の発掘プロジェクトでもある活動をしているワーキンググループです。
オイラも昨年の春より入って会合に顔を出していましたが、今回は一般の人にも公募して1日交流しようというものでした。
今回は三和町に集結し、この周辺の良き風景・文化資源などを見て回りました。
-201201282637

オイラの地でもこんな建物はよく見かけていました。
時川家の灰屋
灰屋(ハンヤ)
昔はほとんどの農家で灰屋が活用されていました。
(焼土造り)山から雑木、草等灰屋に持ち帰り山積みにして田の土、畑の土など上に被せ火を下から付けて焼土にし、肥料として田畑に広く使われた。
(堆肥作り)牛舎mp式草藁を灰屋に入れて堆肥として熟成させた。また、堆肥の上に焼土を重ね堆肥の醗酵を促進させることもあった。
(灰屋の消滅)農地の基盤整備、農業の機械化、化学肥料の普及とともに灰屋はいつともなく消えていった。二連灰屋は、県内でも唯一ここにしか現存しない。
(説明書きより)

             -201201282642

お地蔵さんや、神様などを祭っているお堂です。(かやぶき屋根ですね)
今は新たなお堂が出来ることは無いのですが、以前は神を祭る文化が多くあったことが見られます。
先祖はこのお堂にどんな意味で建てたのか?どんな言い伝えがあるのか?
親から子供に伝えられていないと何のためにこの地にお堂が有るのか分からなくなってしまいます。
これが伝えられていないとその地の文化がひとつ消えてしまうことにもなります。
言い伝えられる文化こそ地域愛の始まりではと思います。

-201201282654
今回のゲストとして 『 奥野 勝利 』さん
ミュージシャン、作曲家。幼い頃から海外で生活し、古きよき日本を想像し帰国。帰国後は東
京でCMや映画の音楽制作に従事。しかし、日本の良さが分からなくなり、音楽を片手に放浪
の旅に出る。田舎を旅する中で日本のよさを再発見。広島県北広島町に定住を決める。
代表曲に阪神淡路大地震で亡くなった息子が残した母への手紙をベースにつくった「親愛なる
母上様」。その他オリジナル曲、CM曲多数。

今の日本に必要な心を歌や話でつづってくださいました。 近場に住んでいることが分かったので
今度はぜひともわが地で講演をしてもらいたいと思いましたね。何とも私と同じような考えを持たれているようで
終ってから短い間でしたがよい話が出来ました。
-201201282661
広島大学の准教授・国土交通省の方も参加されて、これからの地域づくりなどの話も聞いていただいたり、
地域でっ頑張っている人たちの話を聞き、意見交換と成りました。
オイラも今回の交流会で少しヒントももらえ、とても有意義な一日でした。