昨日は前日測量をしたデータを使って平面図を作っていました。
土木工事では、発注図面があってそれに加筆することはあるものの、”ゼロ”から書き始めることは少ないものです。
実はオイラもそのくちで、ゼロから書くことは少ないです。
今回は延長200mぐらいの農家で、周辺もろとも平面図を作成したわけなんですが、現場で図って帰ったデータを
CADにプロット。それを頭の中で地形を記憶して帰ったことを線を増やしていき図面にするわけです。(平板ソフトを持っていませんので)

おそらく図面を描く人にとっては、一種のこだわりがあると思います。
「もう少し無映えがいいように・・・」とか 「絵のバランスが悪いなー」などと。
オイラが土木を始めたころに上司だった人がオイラ図面の先生。
現場の図面を方眼紙にシャーペンで描くことが主流のころですね。
でも描けども描けども・・・・・「お前センス(絵)がないの〜、ワシみたいに描けや!」
とよくしかられていたものです。確かに同じ一本の線を同じシャーペンで描いても、0.5mmの線には違いがありました。
「よし、じゃきれいに描けるコツを教えてやろう。シャーペンを回して描くんじゃ」
ほへ??
「ペン回しですか?指の周りをクルクル回す奴ですか?」
「ボケ!こうじゃ!」
とまあ、ペンの使い方、三角定規の使い方など道具の使い方できれいな図面が描けるかが決まっていましたね。
道具のこだわりで、わざわざ東急ハンズへ行きこだわりの文房具をそろえるのが趣味でしたね。(笑)

でもCADに代わっても線の太さや線種をどのように使って描くか。 これも絵のセンスがあるかどうかでしょう。
絵心が少ないオイラにとっては、ひたすら描いて練習するしかないでしょう。
AutoCAD Civil3D 最近は等高線を描くだけのソフトになってしまいましたわ。(苦笑)