人間って環境が変わればそれに対応する能力ってすごいものと思います。
というのも、これまでは朝寝坊のひどい子どもだと思っていましたが、この春進学し田舎なので列車の便が少なく朝5:30頃に起きて6:30の列車に乗らないと学校に行けなくなっています。
学校が始まって3日間は・・・とても辛そうでしたね。たたき起してもダメ、朝ごはんも喉を通らないようでご飯を残すのでムスビを持たせる感じで、送り出していました。
しかし1週間が過ぎたこの頃はきちんと起きて学校に行けるようになりました。

部下を育てる=子育て は、似ているものなのですが、サラリーマン時代に後輩がいた際には
「仕事を考える環境を作る」ようにしていました。
じゃ、オイラが何をしていたかと言うと、そのひとつに
「現場事務所を早く退社する」
現場での仕事が終わり、付き合い残業はさせたくないのと疲れた日に残業をしても効率が上がるものではなく、1日をどのように使うか自分で考えさせて、時たま助言をしていました。
ある後輩は夕方早目に切り上げ、朝6:00までには現場事務所に来てその日の段取、測量計算など一人で考える時間を作っていたことが有りました。
ある後輩は現場の段取りを効率良くして、事務所に帰って書類を作り自分の仕事環境を整えていましたね。
人ひとりづつ仕事が出来る環境は違うわけで、自分で一番能力を出せる環境を作ってやれるのが、上司の役目だと。
上司が自分の仕事を後輩に命令してやらせて後輩自身の仕事が、マイペースで出来ない環境にしては伸びる社員でもダメになってしまうと思います。

あ、オイラが早く現場事務所を帰るとどのように仕事をしていたのか?と疑問視される人がいるかもしれませんが、オイラは自分のノートPCで仕事をしていたので“お持ち帰り仕事を”していました。
これはあまりよろしくはないのですが、単身赴任がおおくてアパートに帰っても暇でしたのでこんな癖がついていましたね。
なのでExcelなどで変なソフトを作ってしまうようになってしまいました。(笑)

仕事が出来る環境。後輩・子どもがよく育つ環境を 「”偶然”に見えるように作ってやる」。難しいけどもね。