今週もいろいろの現場をサポートしてきましたが、土木図面ってほんとうに複雑ですね。

構造物、施設を作るに当たり、発注図面に描いてある数値、形状を見て、そのまま工事現場に丁張が描けることが出来るのは稀(まれ)ですね。

ほとんどの図面は、発注図面に描かれている数値などを使って、現場に構造物を作れるように計算をしたり、詳細の図面を別途作成する必要があります。


かれこれオイラも土木を20年越やっていますけど、昔発注図面は構造が難しいところは"詳細図”というものが付いていましたが、最近はCAD図面からその詳細の構造を読み取らなければ現場をたたくことが出来ないことになっています。

以前は紙図面から三角スケールを使って構造物の位置などを算出することがありました。もちろんきちんと計算できる構造物は路線から計算をして算出しますけど。

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今週の問い合わせの事。

「なんで前回工事で作っている縦排水の位置が30cmも位置がずれているのか?」と。

この問い合わせをした建設会社は”CAD”を使って構造物の位置を算出しています。おそらく以前の建設会社は紙図面より縦排水の位置を決めたのでしょう。少々位置がずれていても問題ないこの構造物ですが、細かいことを言うときりがないのですが、どこで妥協するかですね。
以前国交省現場技術員に
「CADの現状地盤線が原寸で2mmずれているからすべて修正しなさい!」と命令があったことがありますが・・・・・ (砂粒ぐらい高さが違って何に影響するか?)
これは”常識が無い!!”と思われますが、本人にとってはそれが常識なのです。CADで計測するのが常識と考えるか三角スケールで算出するのも常識で良いか。

今週はこのような図面の見方・算出方法で悩んだ(まだ悩んでいる)週でした。