土木仕事にはパソコンが欠かせない存在となってしまいました。 15年前までは書類を作るのにはワープロが主体でしたが、今ではパソコンで文章を作るのが当たり前となってきました。
だから、日々使うパソコンのメンテナンスがとても大事となりますね。
今年もお客さんや知り合いのパソコンを数十台直したり、メンテナンスをしましたが、使うだけ使って”パソコンの整理”をしなければならないことを知らない人がまだおられます。
今もパソコンが2台修理に入っていますが、「パソコンが起動しないので直してほしい」というもの。
さっそく線をつなげて起動してみると起動しない。
次にパソコンを分解してHDD(ハードディスク)だけを取り出し、別なパソコンにつないで中をのぞいてみますと・・・
Windowsが入っているパーテーションですが、残り5%でした。通常Windowsが入っているところは20%は残していないと、問題が起こると言われています。
まずはHDDのクリーンアップ。インターネットを見ていると知らないうちに見た画面の情報が、パソコンに残っているのです。恐ろしい話ですが、このパソコンでどこのホームページを見たか分かってしまうのですよね。
そのほかアップデートで不要になったデータなどいろいろと残根がありますので、このクリーンアップでときどき消してしまいましょう。
そして最適化。
ゴミを取り去ると、そこには隙間が出来てしまいますので必要なデータが取り出しやすいように、HDD内を整理してくれます。
今回のPCは34%も断片化していました。(上の方はオイラのPCのHDD)
で、今回の本題。 この34%の断片化はとても大きいのです。オイラもここまで断片化しているPCは見たことが1回ぐらいしかありません。HDDの中身を別HDDに移動して5%→35%まで増やして整理を。
しかし・・・何度やってもここまで断片化していますとなかなか治らないのです。
ですので、使用頻度が多ければ、1か月に1回ぐらいはHDDの整理をした方がよいですね。
このHDDをもっと整理出来るソフトなどが出ていますが、それを使うのもよいですね。(少し早いです)
結局このパソコンはWindowsを再インストールしないとまともに動きませんでした。
今年もあとすこし。年度末は忙しくなる予定ですので、オイラもこの正月に、PCの再インストールを行うことにしましょう。