西日本では本日は雨の予報となっています。

年明けに降った雪がまだ残っているのですが、気温が高いため雨となるようです。

さて本日は本来の土木のお話。

昨年の8月広島市内で起こった豪雨による土砂災害で大変なことになりましたが、その際言われていたことは、

「広島県は日本一土砂災害の危険個所が多い地域」 と。

そこで土石流が起こるのは、夏場などの集中豪雨だけでは?と思われますが、冬に起こる土石流もあるのです。

それは下記の絵を見ていただければと思います。

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山の上に雪が積もっていた所に、雨が降ることで 『雨量+雪解け水』 が、谷を急激に流れてくるために集中豪雨が起こったことと同じ現象になることがあるのです。ですので、河川工事をしているところも水量が増えてきますので注意が必要ですね。

参考ですが広島県ではこのようなHPを公開していますので、自宅周辺や工事箇所が危険個所周辺でないか調べてみてください。

『土砂災害ポータル広島』

http://www.sabo.pref.hiroshima.lg.jp/portal/map/kiken.aspx