今、国土交通省で「トータルステーション(TS)を用いた出来形管理」が標準で行われるようになりました。

これはトータルステーションを用いて道路の幅、砕石厚さなどを管理する仕様なのですが、これには設計図どおりに管理できるデータを作成して、トータルステーションにインプットしなければならないのです。

オイラもその設計データを作成する業務も行っていますが、施工途中で設計変更などになると、その設計データを修正しなければならず、昨日はトータルステーションから出力したデータをメールで送ってもらいました。

そこでこんなエラーが発生しましたので、覚書として投稿します。

TSを用いた出来形管理に使用されるデータは ”XML”の拡張子を持つファイルです。

TS出来形管理の専用ソフトに取り込もうとしても出来なかったので、ホームページを作るソフトで開いてみました。

<エラーファイル内>

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良くみますとところどころに”ひし形記号”に文字が化けていました。

そこでメーカに問い合わせたところ、「メールで送ってくる際に文字化けしたのでは?」と。


そしてメールで送る際にそのファイルを圧縮してもらいまして、こちらのパソコンで解凍して開いてみますと

<問題ないファイル内>

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もしかしてXMLファイルは、メール送信・ファイルをダウンロードする際に何か影響があるのかもしれませんね。 まだこの1例ですが、エラー事例としまして。

<本日のまとめ>

 「トータルステーション(TS)を用いた出来形管理」で使う”XMLファイル”をメールで送る際には、圧縮して扱うこと。