1週間もブログ更新になりませんでしたが、先週は近畿地方に仕事に出掛けていました。検査は3/30。そう、今日ですね。 で、オイラが何のために遠方にまで呼ばれたのか? 「完成前の測量」でしたが、「近畿地方にも測量屋さんがいるでしょ」と一度は断りましたが、

「それが・・・この時期見つからないのですよ・・・」と言われ、不安もありながら機材一式を積み込んで出発しました。


さて、この話は先週初めにあり、オイラもこの年度末に余裕で行けるわけもなく、先週初めごろから仕事を押し詰めてやっていましたら・・・、なんと一日早く来てくれと近畿の現場から一言が代理人を通して言ってきました。ドタバタな現場だな〜と。実際に現場の状況は?と思って現場代理人さんに何度電話しても不通。どんどん不安が・・・。

ということで車で5時間かけて現場に到着してみると・・・・唖然。あと1週間しか工期がないのにまだ着手していないところが半分ぐらいある。恐る恐る現場で現場の所長や現場の担当者の人と話をしますと・・・

「延長600mの道路拡幅工事にて中間の基準点全部なくなりました」と。
唖然・・・・
そして、現場が変更されており、元データの変更や追加を言われて、当初話に聞いていた仕事量の3倍となり、正直、「やめた!、帰る!!」 と言って今すぐこの場を離れたかったです。現場のわがままばかり言われて納得がいかない。でも・・・中間に別会社の立場があるため、そこの会社のことを考えるとどうにかして、この仕事をやり終えるしかないと気持ちを替えました。

交通量が非常に多く街中なので、道路周辺のお店へ出はいりで、基準点を作ることは至難の業。そして、車通りが減る夜中1時から測量を開始することにし、結局3日間夜・昼連続の測量やデータ整理をして、何とかオイラができるだけの仕事を終わらせることができましたが、現場はまだまだ完成には程遠い・・・。

さて今回の考察であるが、歩行者も車道を歩かなければならない工事の進め方になっており、事故がないのが不思議なぐらいでした。職員・作業員も不眠状態で仕事をされており、どうしてここまで工期押しつまった工程になったのか、現場の人には聞くことができなかった。
そして重要な基準点(高さ)を無くす前にキチンとその周辺に移動するか、最初から民地に基準点を作っておくべきである。

土木工事は工程管理が重要。いくら技術力やお金があっても、作業員と時間がなかったら何もできないもの。そして事故が起これば・・・工事中止でおしまい。

オイラももう一日年度末仕事を片付けることにしましょう。