本日はマニアックな文章ですので、興味のない方は飛ばしてください。


先日町内の建設会社から

「ちょっともぐらさん、パソコンを買い替えたので新しいパソコンで公共工事の電子入札ができるように設定してくださいな」

と連絡がありました。でもオイラの会社は公共工事の入札などには入っていないので、”出たとこ勝負”のパソコンの設定となりました。


車で5分のところに行き、初めての事務所内を見渡しますと、新しいWindows10のパソコンとWindows XPのパソコンがあり、なにかいや〜な予感がしましたが、ここ数カ月前からWindows10からでも電子入札がOKとなり、最近買える市販のPCでも大丈夫になりました。
(Windows10も発売数カ月前から”デモ版”が使えるのだから、役所はもっと早くにWindows10の実証検査して電子入札ができるようにしてもらわないと・・・・)

さて本題の電子入札の設定ですが、説明書を読んでやってみますと、すんなりとOKに。すると建設会社の社長さんは・・・

「積算ソフトと工事写真ソフトもこれに入れてくださいな」

と取り出してきたソフトを見ますと・・・”平成16年度積算ソフト&平成16年写真管理ソフト”。


この当時はWindows XPの32bitが主流で、近年のWindows 10の64bitへのインストールは厳しいと思っていましたが、その通りで無理でしたが、どうしてもこの2つを使いたい・・・ということで下記の提案しました。

〇電子入札はwindows10 を使い、サクサク動くWindows XP機を製作する。

オイラの事務所にPCを持ち帰り、この路線で進んでいましたが・・・またもやオイラの悪い虫が発動。

「Windows 8.1 の32bitでは動かないかと」
古いソフトは32bit と 64bit の切り替えで動かないことが多いのです。
ちなみにWindows 8.1ではマザーボードのドライバーが無くても自動で認識してくれますので、メーカーのドライバーが手に入りにくいノートPCwindows8.1を入れると使えるようになります。(Windows7ではだめですよ、それとライセンス違反の無いように)


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自宅のPCに入れてますと案の定、ソフトのインストールはできました。

なんとも懐かしいインストール画面。Windows 98もまだ使える設定ですね。(笑)


しかし問題はこのUSBライセンスキーの”HASP”。
これが認証しませんでした、この形はまだ近年も使われている形だと気づきメーカーHPを探して近年のタイプのドライバーをインストールしてみますと・・・ご正解。ソフトも起動しました。

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ちなみにこのWindows の32bit版。既製PCはまず売っていないので、”自作パソコン”で買えるOS(Windows)です。

とりあえず、電子入札のPCと積算ソフトPCを1つでつかえるようになったので、建設会社の社長さんも一安心でした。

でも・・・平成16年の積算ソフトを使って合わないだろうにな〜。(笑)