恐ろしい夏もお盆を過ぎて少し収まりましたね。昼は33度ぐらいになるけど、朝晩は15度を下回る日がここ2,3日続いて”ほっ”としています。7/6の災害から約40日。35度を超える日が続いて、いつ倒れるかとひやひやで現場にいっていました。
でも今週は台風や、最低気温が下がらないという予報もありますが、「やまない雨は無い」と同じく「ずっと夏であるわけなない」ということもありますね。(笑)
久々にお仕事の話ですが、土木工事では構造物を作る前にやらないといけないのが、”伐採・伐木”なわけで、どこまで木を切るかを示して、木こりさんに伝えないといけないのです。
「もぐらさん、木を切る範囲の図面と現地でナイロンひもを張ってもらえます」
といわれて、
「範囲は買収用地範囲でいいですよね。おそらく用地木杭が打ってあるからいいですよ・・」
と、簡単に受けたのですが・・・・ 現地に入る日が近づくにつれて・・・
「伐採範囲は構造物から2mのところでロープを張って・・・」
「伐採範囲の角には杭を打って・・・・」
「杭は座標管理をして・・・・立会で計測ですよ・・・」
「杭を打つまでに、基本測量をしないとダメだよ・・・」
と発注者から言われたと、元請けさんが言ってきました。
なんじゃと!!!
ここの現場は高低差50m、幅100mに密林。もちろん木は立ったままです。
現場は通常の安全靴を履いているとその場に立っておくことができないところで、スパイク付きの靴を履いても歩くと滑り落ちてしまうようなところです。
地盤が起伏しているうえに、木が邪魔になって、何度も測量機の据替です。
(測量機のケースは横には置けないので遠く木に引っ掛けています)
なんで伐採の範囲を座標管理しなければならないのか・・・? 現場監督を辞めて10年を超えましたが、今の現場管理ってこんなに厳しいの?てな感じです。
汗だくでデカい機械を急斜面で運搬。(小さいTSを持っていないので・・・)
オイラからすると・・・アホな管理ですな。
構造物の位置を出して、それから伐採範囲を示すのみでよいと思うのですけどもね〜。
伐採範囲を現地に出すのに数日かかります。これが木が無ければすぐに終わるものなのですけどもね。