気付けば9月。 仕事に追われて余裕がない日々を送っています。


災害復旧のお仕事も・・・・日に日に増えていき本日は・・・

「災害箇所が800ありますので・・・・測量・図面・数量にしてくださいな」


とはいえ、発注者さんもどうにか業務を分散してやりくりされるでしょうから、一部をできるところからやっていくしかないでしょう。それか、県外のお知り合いに応援を頼まないと終わりませんな。


ところでこの頃災害で一番大変な業務は・・・用地整理。

自分の土地がどこなのか?隣地との境はどこなのか?

を、土砂の中から探し出すお仕事です。


「土地地番で境、面積って法務局に行けばわかるでしょう!」


NO !!!


”地籍調査”というお仕事があるのを知っている人もいるでしょうが、街中では自分の土地がきちんと法務局にありますが、田舎に行きますと・・・面積図が漫画。

「こんな土地の形ですかね〜」という絵が描いてあり、寸法なども全く合わないし・・・尺度も無い公図が、多いのですよね。


これだけ測量技術が進歩していても、土地の区画を決めるのは近隣人どうし。話し合いで決めなければいけないところがとても多いことに気づきました。


被災されたところの修復は時間とお金で出来ますが、土地の問題は簡単にはいかないものですね。