とうとう師走になってしまいましたね。毎年同じことばかり書いているかもしれませんが、”月日が流れるのが非常に早く感じる歳”となってしまいました。
先日の日曜日は消防団の訓練と初日を見る山頂の草刈りや木こりをやっていまして、今朝もサロンパスを張ってのスタートとなっています。(苦笑)
西日本豪雨災害の現場も設計が少しづつ上がってきて、工事に取り掛かっている個所もあるのですが、いろんな図面等がたくさんやってきて職員のパソコンも順調に動いてくれないと困る状態です。
先日大手の会社の職員さんから・・・
「パソコンが重いのです。AutoCADファイルを開こうとすると、1分ぐらいパソコンが使えなくなるのですよ」
と言われて、現場に行った際にパソコンを見てみますと・・・。
本体:CPU intel i5 メモリ-8GB OS:Windows 7 32bit
えっ、 32bit ?
Windows7が発売された9年前。WindowsXPのなごりで、「32bitでないと使えないソフトがある」ということで、企業などはできる限りWindows7 32bitのパソコンを購入していたことがありました。それからも2012年に発売されたWindows 8 でも”ダウングレード”としてWindows7 32bitを入れて売っているパソコンが結構ありました。この現場のパソコンはまさにそれでまだ3年前のモデルです。
では32bit と 64bit の違いは?
大きく違うのは メモリーのが使える量が違うのです。
最近主流の 64bit は 128GB までメモリーを使うことができるのですが、32bit では 3.3GB までしか使うことができないのです。このメモリーはソフトやファイルを起動しておくのに必要な領域となります。
例えばOSやソフトが起動しているとそれだけで2GB近く(PCごと違います)メモリー領域を使ってしまうわけで、写真やCADデータ等は1.3GBの領域でしか使うことができなくなります。
その1.3GBを超えるデータを取り扱うとすると、オーバーした領域をHDDに何度も書き込んだり読み出したりして、とても時間がかかるようになります。そのうえHDDにもよくないでしょうね。
ではそんなパソコンを使っている人はどうすれば・・・
オイラはすっぱりとPCを買い替えることを進めています。 もうWindows10も安定していますので。
苦肉の策では・・・
HDDをメモリーと同じような半導体でできている記憶媒体に交換すること。
専用の機器やソフトを使って今使っているパソコンデータを同じように移動して、数時間後にはサクサクしたパソコンに代わってくれます。
でも、一般電気量販店ではこんなことはしてくれないので、探してくれるお店を探さないといけませんけど。
また昔の32bitでないと動かないソフトがあるのだけど・・・
という方は Windows 10 32bit をお勧め。
いろいろと試してみてWin 7 32bit → Win 32bit → Win 10 32bit
と、古いソフトはWin 10 32bit が一番互換性が良かったですね。
でもWin 10 32bit はOSパッケージを買って作らないと。通常では売っていないですね。
しかし・・・オイラは最新式のXP機を一つ残して古いソフトを使っていますけど。(笑)