ぐっと気温が下がって、昼間の仕事もやりやすくなりましたね。でも町中はまだまだアスファルトの暑さがあるのか、じりじり焼かれている感じがします。


昨日はアスファルトとは全く縁のないところで測量をしていましたが、標高800mのところで原生林内の測量。気温も朝は11度と長袖でないと”寒い”ところでした。


記事のネタが思いつかないので、前回の続きですが、GNSSを使って測量をやってきました。


今回は歩くことすらできない原生林に、延長1.5kmぐらいに用地境界や、施工する場所を示して行く測量です。

前回と同じようにGNSSと平版ソフトを使って随時進行方向を示して測量をするのですが、今回は森林組合さんに、進行方向を示しながら測量をやってきました。


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おそらく地図に自分の位置を表示できることは、カーナビやスマホ地図で見慣れたもので、何も驚くことが無い感じがしますが、このシステムのセットでは2cm以内の精度で、図面(地図)に表示することができるのです。実はこれと同じようにスマホに座標値を入れて測量をしたことがあるのですが、あっという間に10m以上は出てしまいます。カーナビも”道路”を認識して”道路へ補正”してくれるので比較的あっているように見えるだけです。


余談ですが、空港滑走路に自家用車を持ち込んだ際は、滑走路は”道路”と認識してくれなかったので、だんだんとカーナビの自動車の位置は滑走路から飛び出していきました。

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  (2007年の写真)


前回も書きましたが、携帯電話会社が精度2cm程度のサービスが年内に始まりますので、どんなものが出るのか楽しみですね。