今年の仕事もこの1週間という会社も多いかと思います。オイラはまだまだやり残している仕事があるので

「これで来年が迎えれるのか?」

とちょっと不安な予感がしています。


そんなことを考えているのですが、先週末は 「もぐらさん、こんな業務できる?」と言われて、”まあ出来ますよ”と、仕事を受けまして、週末事務所はちょっと懐かしい風景となりました。

布に包んで保管していた機材を引っ張り出してきました。

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布をめくると・・・A0スキャナーの登場。

そう、懐かしい仕事とは「A1青焼き図面のスキャナー」です。


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オイラがCADを使い始めたのが平成9年ごろ。このころまではマイラー紙・とレッシングペーパーに設計図面を描くのが主流。青焼きや白焼き(コピー)をして、完成図を出すのが当たり前でした。


そのため過去の図面などを見るために過去の完成図などを大判スキャナーや大判コピー機を使って取得していたものです。


そのため”コピー屋”が、町ごとにあったのですが、近年は需要が少なくオイラが知っているところで広島県内に2軒かな。 オイラの地域では、一番近いところで1時間先の会社です。

もしかするとコンサルタント会社は持っているかもしれませんけどもね。


5,6年ぶりに発動したのですが、問題はこれを扱うソフトウェア。Windows7、8でしか動かしていなかった記憶です。一応あれこれバージョンアップデータは保存していましたので、マニアック的に4つのソフトを入れてやっと動くようになりました。


今回の仕事の話もそうですが、紙図面納品が消えて行って15年ぐらいですかね。建設ブームのバブルが終わって30年。そろそろインフラ・構造物のメンテナンス時期に入り、過去の紙図面をデジタル化が必要な時期に入ってくると予感しています。