もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

技術講習会

AutoCAD講習をやってきました

今週初めから福岡でCAD講習の依頼が来ておりまして、大雨の中九州に向かって行きました。

2年前、大分で「建設ブロガーの会」の際、集中豪雨となり、”もぐらさんは雨男だ!”と、馬頭され続けて今回もか!といわれていましたが、なんとも、台風は少し下方気味を通り、曇り・晴れで福岡講習会を終えることが出来ました。

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このたびはAutoCADの操作を講習したのですが・・・印刷設定や、尺度の話が近づくにつれてみなさんの笑顔が消えて行っていました。(笑)
尺度を最初から決めて描く他のCADでしたら、こんな悩みもないのですけど、AutoCADだけはここを避けては印刷や破線を描くことが出来ないのですよね。
AutoCADの講習会をしていて、「あっさりと別なCADに乗り換えられた方が何かと便利ですよ」と言ってしまいました。でも、なぜAutoCADが多くの人に使われているかも、実技で見ていただきました。

先日は1人の方がPCにAutoCADソフトが入っていませんでしたので、このソフトを入れて講習をしていました。

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DraftSight

AutoCADと互換であり 操作方法がほぼ同じ。何より無料です。
でも使えない機能もありますね。レイアウト印刷設定がうまくいきませんでした。でも座標のプロットなどはExcelとの連動も出来ましたね。

今度は8月の初めに九州入り。これで雨が降らなければ”雨男返上”ですわ。(笑)

CIM

昨日は久々にCADのセミナーに参加してきました。
お題はCIM (Construction Information Modeling)。
建築で言うとBIM(Building Information Modeling)ですが、建築分野・建設分野の区分けで名前が変わっていますが、どちらも

「コンピュータ上に作成した3次元の形状情報 に加え、室等の名称や仕上げ、材料・部材の仕様・性能、コスト情報等、建物の属性情報を併せもつ建物情報モデル(BIMモデル) を構築すること」
が目的となっています。

世界的にはBIMしか存在しないのですが、日本ではこの2つの言葉で区分けがしてあります。

このたびはAutodesk社の製品を見せてもらいました。
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オイラも以前からこの手のソフトを6年前から使って仕事をしていましたが、最近は3Dという言葉に慣れているのか、時たまこの手の仕事が来るようになりました。
でも、何かと操作方法が複雑でして、時たまこのソフトを使うと?????マークが頭の中を回ってきます。

しかしオイラが持っている部分は大きく変化していませんでしたが、それに付随する関連・連携ソフトが出て進化していますね。(ほしい・・・:笑)
昨日は”Autodesk Infrastructure Design Suiteの話でしたが”プロジェクトの素案を作る時などに使うソフト”とありましたが、オイラは施工に使いたいのでmm単位まで合わせたいですね。

3Dプリンター・3DCADと昨年から急に話が進化が進んでいますので、時代についていくには脳のしわを増やさないとついていけませんわ。(笑)

勉強会に参加

先週末は”現場のプレゼンテーション能力”としてこの方の仕掛けによって”勉強会”が岡山で開催され、オイラも懇親会を楽しみに?(笑)にして、参加してきました。
勉強会では12人発表されるとかで、こんなことはめったに無いので、オイラは撮影係を申し受け、後ろのあたりで皆さんの発表を聞いていました。

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「なぜ土木技術者にプレゼン能力が必要なのか?」

このあたりの説明もお話してくれる人もあり、自分の受け持った工事現場をわかりやすく説明されていました。その中には「なるほど、こんなやり方もあるのか〜」という、現場の工夫も数たくさん発表があり聞いている参加者は皆真剣。どの方のプレゼンにもくぎ付けでしたね。

人に伝える力。

これは土木だけでなく通常の生活内でも大切なことですよね。

そしてどの方も力強く、自分の現場を誇りにして講和する発表は聞いていて心地よいですね。

仕掛け人のこの方 は今度は九州に向かわれるとか。各地でやっていますね〜(笑)


職業訓練講習

先週は講習会の講師として呼んでいただけましたので、北海道に行っていました。
今回は建設会社に入社している新人さんの職業訓練でして、1ヶ月間集中して勉強をされているようです。そこに「測量学の実習」として、測量機器の取り扱いから測量方法を2日間行ってきました。

場所は北海道の名寄市。旭川と日本最北端の稚内の間にある町ですね。

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千歳空港から列車に乗ってひたすら北方向に。家の裏にはまだまだ大量の雪が残っていました。
今回はこのお方にお世話になって、講習会を行うことになり、旭川駅で合流しました。


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北海道名寄市 上川北部地域人材開発開発センターに到着。
まずは施設の方にあいさつと、今回使う機材のチェックです。
今回の機材はレベルとトータルステーション。新人教育ですので、レベルはオートレベルとティルテイングレベルの2種類を用意してもらいました。
そしてトータルステーション(TS)。

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なんと最新のUSBメモリーが入る機器ではありませんか。予定していたものとは違うので、急きょ講習内容を変更しようと考えました。

そして初日。生徒さんとご対面し、講習をスタートしました。なんといっても今回の受講生はみな若い。生徒さんのお父さんとオイラが同じぐらいの歳ですね。歳を感じてしまいますわ。(笑)
なのでお父さんのように少々強引でもよいかなと。そしてみなさんとても素直。熱心に実習や講義を聞いてくれてとてもやりやすい講習会でした。

実習場所は駐車場。あらかじめ測量ピンを設置してレベリング。野帳の付け方・計算。
トータルステーションは機械の設置方法などで1日目を終了しました。

TSは角度と測距で手計算にて座標計算をする予定でしたが、良い機材があるので、手計算問題は宿題にして、次の日は予定外の高度な方法を教えることにしました。

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Excelの座標をUSBメモリーでTSへ。そのデータを使って平板測量。そのデータを使い、CADで平面図を作成して、工事の計画を立てる。その工事内容を現地(駐車場)に測量して丁張がかけれるところまでを一通りやりました。
TSにある座標データを使う方法を見た生徒さんは、「えっ!こんなに簡単に!すごい」と歓声が上がったりもしましたね。
土木現場ではまだまだトータルステーションを使いきっている人が少ないので、若手が悉皆里と勉強して使い切ってもらえれば、もっともっと土木業務の効率化が出来ますね。
今回の講習ですが、すごく急いで進みましたので、出来れば3日間ぐらいほしい講習会でした。

5年に1度の講習会

昨日は土木施工監理技術者講習会に参加していました。
この講習会は5年に1回。土木技術試験を受かっても、数年後には土木技術も大きく変わるので講習会を行っている。が、うたい文句なのです。

数年前に民主党政権になった際に、
「このような講習会は不要でしょう。検討の余地あり。」
と一度はこの講習会は、閉鎖する向きになっていたのは確かでしょう。

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でも今も継続されているということは、「自民党に成ったから」ではなく、「再検討した結果必要」と成ったと思いたいものです。

数十年前に「土木一級を受かった。オレは資格者なんだ!」では、今の世の中で仕事はできませんね。
15年前にはまだパソコンすら現場に設置されていることは珍しかったんですからね。時代は進化していますから。

で、講習を受けた感想をいいますと・・・知っていることが大半でしたが、再認識で良かったですね。
それよりも今回の講師の方の話し方が良かったですね。興味のわくようにちらほら役所での裏話も。
講師の勉強になりました。

講習会をしてきました

先週末は社内講習会ということでTS出来形を作成する際の注意事項や図面照査を早く行う方法を講習してきました。
今回は建設システムさんとの2幕という形で行いましたが、社員の方々は一生懸命に勉強されており、話すオイラも気持ちが良かったですね。

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測量を行う際のトータルステーションの取り扱いについて、「あれっ?」て思われた事項が何回か。
今回の講習もですが、あえて「知っておられるであろう」と思われることも話をする。
オイラもそうだったのですが、ある程度年齢を重ねていると、”土木の常識”と思われることも人に聞けなくなってしまうことがあるものでした。

しかし肝心のオイラの声がかすれたようになり、聞き取りにくかったのではと反省しています。

マニアックなCAD操作を行いましたが、講習が終わった後に「もう一度先ほどの操作を教えてください」と前の方に来てくださったり、「図面をこのような使い方があるとは・・・」という言葉もいただき、仕事に役立つ話が出来たのかなと安心しました。

オイラにもっともっとプログラミングの技術があれば便利なソフトが作れるのに・・・と、悔む次第です。

講習会に行ってきました

ブログの更新が・・・・最近少ないですね。
と自分でも気づいているのですが、マイペースで失礼します。
今週は講習会がありまして、九州方面に出掛けていました。
2か所で講習を行いまして、1日目は数人でCAD実習講習。1日では厳しいなーと思っていましたが、やはり1日でマスターするのは無理でした。(苦笑)
中途半端で申し訳なかったのですが、いろいろとイレギュラーが起こって、講習時間がまだ短くなって、これからがCADの作図を早くするテクニックだったのに・・・と悔しいばかり。
次の日電話があり
「今度、再度で」と言われましたので、心残りを無くすことができればと思っています。

福岡県の八女市に移動しまして、2日目。建設協会さんの講習です。

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このたびはトータルステーション(TS)の便利さとCADとTSの連携。他諸々。4時間話をしてきました。
この北海道のnikumaruさんと一緒でしたが、残り1時間は私たちがパネラーになって、講習会で伝えきれなかった現場技術をお互いの意見でトークしました。

基本、考え方は同じようなのですが、2人で一杯やっているとなぜか、考え方の違いでぶつかって居酒屋で熱戦になることがしばしばですね。
「現場はこうだから!!」 「いやあれはこうなければ・・・」など。
やはり講習会も一杯やってトークするともっと過激になるかも。(笑)

技術講習会を行ったが・・・

8月から2週間に1回の土木技術講習会に行っています。
1回の講習時間は4時間。全部で9回有るわけなんですが、9回×4時間=36時間
同じ人に話をしているのですが・・・36時間ものネタをオイラが持っているかが疑問である。(苦笑)

昨日で7回が終わり一応28時間は終わったわけなんですが、昨日は厳しかったですね。
昨日はトータルステーション(測量機)とCADの応用なのですが、自分の使っているCADを持ち込んで
もらい、全体講習をして実技時に個別指導をやるつもりだったのですが・・・・事前準備が悪かったのです。
簡単に「CAD製図基準で作図してみましょう」ということで、操作方法を説明して各自のCADへ個別指導
をしていくのですが、1つのCADだけ操作方法が分からない。
ちなみに昨日は5種類のCADソフトが有ったわけなんですが、オイラが持っていないCADでも有る程度
直感で触れるかな〜と甘い考えでいましたが、K社のCADソフトだけその操作方法が分からなかったのです。
失敗ですわ。しかしUSBキーが付いていなかったので、機能制限がかかっていただけなのか?と。

さて、次の2週間後の講習も山場となり、この2週間じっくりとネタ調整をすることにしましょう。

異国の地 その2

2日間の講習会が終了し、北海道を楽しむ気分となりました。
先日の記事で 「この写真だけじゃ、遊びに来ているといわれても仕方がないですよ・・」言われてしまいましたので証拠写真。
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このたび受講してくださった方はとても気さくで、本当に良かったです。
自由にやりすぎまして、ちょっとマニアっぽい話が多くなってしまいました。(笑)

何があるかわからないので1日予備日として2か月前に航空券をとっていまして、北海道に来る少し前に
1日余りそうなので、札幌に帰りがてら、以前ネット中継でで講習会をしたことのある留萌へレンタカーで回ることにしました。
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さて、以前も借りたトヨタレンタカー。HPを見て注文していると・・・・・・おや、こんな車も借りれるのか・・。
と、いうわけでこんな車を借りちゃいました。
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TOYOTA86
今年発売になったばかりなのですが、レンタカーであるとは。ちょっと試乗感覚走ってみました。
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北海道って、本州に比べて非常に道の駅が多いのですよね。その地の産物などはそこで売られている。
そう、その地の観光資源を見るには道の駅ってとても便利ですよね。

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NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のロケ地になっていた恵比島駅。なんとも”北海道の駅”って感じでとてもよかったですね。
このほかこのあたりの駅も回ってみましたが、オイラが住んでいる地の駅って10倍近く立派じゃないですか。(笑)
オイラの地の駅は”僻地な駅”と自負できなくなってしまいました。

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このあたりはまだ山裾や町の広場にはこのように雪の山。除雪した雪が残っていますね。
それと今は桜の散り始め。雪山に桜の花びらが散るところが見れました。

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次に寄っのは留萌駅。 中に入ってみるとにやら大きな木でできたオブジェ。
近くで触ってみてもこれが何なのか??????
ちょっと離れてみても何かわからない。説明書きを見ますと・・・・「 数の子 」 のオブジェでした。
なるほど、数の子で有名な留萌ってことですね。

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そして今回行程のもう一つの目的。
JR留萌本線終着駅。 この地も映画などのロケ地になっていますが、駅名がちょっと気になりまして・・・・。(お祈り)

オロロンラインという道路を通って、水平線の見える海を横にドライブを楽しむ予定でしたが、あいにくにもとてもひどい濃霧。
仕方がなく、車の運転を楽しんできました。
TOYOTA86の感想をひとつ。
今回はATでしたので、いまひとつ。エンジンの力はそこそこあり、車が重たい感じはなかったですね。
走行230km。リッター14.5km/L。 遊んで走っていた割にいい数字でした。

さて、北海道は広くてまだまだ行っていない地が多いです。
次は違う地にチャレンジです。

異国の地で その1

今週は講習会がありまして、飛行機で・・・・飛んできました北海道。
今回は広島空港より航空料金が安い岡山空港出発。初めて活用しましたが、駐車料金がなんと無料。
高速料金を払ってもこりゃいいやって感じました。

日曜日ってこともありますが、B747の2番目の空間。乗客・・・5人かな。(笑)
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結局40人の乗客しかいなかったとかで、いやーキャビンアテンダントさんの独占でしたか。(笑)
これで5回目の北海道入りとなりますが、未だ雪の降っているときは来たことが無い!

今日はこの方とご一緒していましたが、車の中で積雪時の道路事情を教えてもらいましたが
なかなかピンとこない。でも道路わきには巨大な除雪した雪が黒くなって山積みになっているのを
見ますとちょっと連想はされます。

1日目の講習会も終わり、夕食へと連れて行ってもらったのがこのレストラン。
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ファームレストラン ハーベスト
夕張郡長沼町東4線北13号
Tel:0123-89-2822
古いトラクターが芝と調和していて、男2人で来るには・・・・もったいないかな(笑)
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中も、とてもおしゃれ。んん〜もったいない。(笑)
今日も北海道のテレビ局さんの取材があり、放映されたばかりだとか。
おいしく頂きました。

1日目が終了。さてさて、本命のお仕事の話は・・・・・面白くなさそうなのでこの辺で。
(遊びに行ったんかい!って言われそう)

施工体制台帳(下請けの現場代理人)

先週末は島根県の建設会社で講習会をしてきました。
以前からここの会社の前を通ってお客さんのところに行っていましたので、名前は知ってはいました。
今回の講習のお題は「施工体制台帳」
社員内でも周知差があるので統一にと。
オイラも以前の会社ではじっくりとやっていたので、いいですよ〜と受けてしまいましたが、資料を作って
いると、少しずつ様式や建設業法・安全衛生法などが変わっていることに気付き、勉強になりました。
でも本命のところはあまり変更が無く、追加事項などがありましたね。
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会場で社員さんの前にいくと、ちょっとこれまでにない目力を。
みんな勉強する気力だとわかりました。
最後に質問を受けたのですが、それぞれの会社・各地方での問題点・悩みなどはあるようで
いろいろと質問をいただきました。
その中で 「下請の現場代理人は工期内は常駐する義務はあるのか?」
で、オイラも戸惑い。
オイラは作業をしている際には、元請け業者との連絡・調整を行う人として、主任技術者と兼務でよいと
思っていました。もちろん作業をしているときは主任技術者は現場にいなければならない。
んん〜、どちらも同じ時期には現場にいて、連絡も携帯電話などで調整も取れる。
兼務で名前を書いていても良いと思っていましたが、現場代理人を置きたくないという事情もあると知りました。
現場代理人を置かなくても問題は無いのですが、元請けとの下請約款で、現場代理人・主任技術者の
権限にどのように書いてあるかで決まるようです。
大手さんの契約約款を見ると

「現場代理人は工事現場に常駐・・・・・・但し、甲(元請け)の承諾・・・・」
とあり、主任技術者にと兼ねることができる、または主任技術者が施工上の業務を・・・
と、元請けとの話し合いで決めれるようです
つまり、下請けの現場代理人の配置については各元請けの「下請契約約款」によるようです。 

各社いろんな理由があるようで、建設業法と実際の運用ではまだまだグレーゾーンがあるようです。

オイラの後は全国を飛び回っている「道路工事中につきご協力を・・・」のnikumaruさんのお話。(本日は岡山です)
何度かコラボしていますが、この人の後では話したくなはないですね。
オイラの話は「現実の話」、nikumaruさんの話は「夢みる話」となっていますからね。(笑)

現場施工の測量計算

先週もあれこれ仕事をしていると「あれ?先週何したんだったっけ・・・」などと考えているともう12月の中旬になってしまいました。
オイラ、12月中にやらなければならないことがたくさんあるのに・・・・日にちだけが過ぎて行ってしまいました。
先週は飛び込みで建設業の古い知り合い(20年前に一緒に仕事をした人)から電話が有り、岡山に行きましたが頑張っておられました。
何十年も連絡を取っていなかったのですが、今年亡くなられた建設会社の社長さんの葬式で出会い連絡先を交換していました。
仕事の話は「公共工事の図面を見て構造物が作れるように測量計算をしてほしい」
ということでしたので、自分が現場に入る際に行っている計算をして渡しました。
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個人的にはいろんな測量計算方法があると思いますが、オイラは横断図にセンターからの距離や高さ、座標値を描くようにしています。
カット、床掘の丁張が掛けやすいように法尻、床掘面の高さと位置を表示しているのが特徴です。
実際は現場を見ながらじっくりと照査を兼ねてする方が良いのですが、とりあえず叩き台の計算をしました。
もちろん平面図と横断図のチェックなどはしましたが、最近の図面の精度は良くなりまして、以前みたいに横断図を平面図が違うことは少なくなりました。(でも必ずチェックは必要ですよ)
で、訪問した際に社長さんと話をする中で、
「いつも横断図などを見ながら座標計算や高さ計算をしているが、うちの社員はわけわからずやっている節がある」と。
(もちろん出来る社員さんがいますので大丈夫だったのですが)
せっかくなので、計算できる社員を増やしたいから昼から勉強会をしてくれないか、と言われて急きょ現場の職員3人が帰ってきました。
座標計算の前に図面の見方からだな・・・と思って縦断図を広げて「この数値の意味は?」と聞くと答えられない。
「いつかは勉強しようと思っていたのですが・・・」と。

実践計算をしながら納得のいくまで図面の見方をやっていますとやはり数時間では全部は無理。座標計算は後日となりました。
でも座標計算も半日では無理でしょう。私が教える場合、一次関数のあたりから入りますので。(笑)

社長から「もぐらさん、今さら聞けない図面の見方・実践測量計算の講習会をやってみれば〜」と言われて、そういえばなかなか聞かない講習会だなーと思いました。機会があれば講習メニューに入れるのも良いかなと感じました。

SXF技術者更新セミナー

先日は資格更新講習会を受けてきました。
とは言っても今回は特殊な講習会に出向くのではなく、CDが送ってこられてインターネットを接続して行う講習会です。
これまでは大阪などに出向き、講習を受けたり、広島市内のある企業へ出向き、そこのPCを使った講習会などでした。
このたびは更新手続きをするとCDが届けられてきました。
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(SXF:CADのデータ交換標準フォーマット)

PCにインストールを行って自分の資格番号・生年月日を入力して講習がスタートしました。
インターネットに接続して行われるものなのですが、3時限設定されており、1時限をスタートしたらストップはナシ。
途中には試験問題も出題されて終了時に配点されてます。

確かに大きな更新講習会に行けども質問出来るでもなし、一方的にスライドを見せてもらって終了ですからね。
こんな資格更新はこれからは広がってくることでしょう。
オイラの地域の場合大阪か福岡に行くことが多いのですが、交通費だけでも1万円を超えてしまいます。
これもインターネットの恩恵ですね。

福岡県八女市

今週は九州に出張していまして、ブログを書いていませんでした。
で今回訪問したところは、福岡市の八女市。”八女”と言えば”お茶”というイメージが大きいですね。
4年前にこの地へ道路工事完成平面図を作る仕事があったのですが、その際は観光をしておらず、今回はちょっと周辺を回ってみました。
朧大橋.jpg   高地.jpg

最初に行った所は"朧(おぼろ)大橋”。とても高地な場所に設置されていまして、車で山に上がれどもなかなかたどり着けなかったです。
棚田や新緑がとてもきれいなところでしたね。

景色をみながら川があるところまで降りると、珍しい石の橋が有りました。
洗玉橋(一連橋).jpg  寄口橋(二連橋).jpg
      洗玉橋(一連橋)                       寄口橋(二連橋)
宮ケ原橋(四連橋).jpg
      宮ケ原橋(四連橋)
実はもう一つ三連橋もあったのですが、通り過ぎてしまいました。(笑)
ホタルと石橋が有名でな町で、のんびりと散策して歩ければよかったのですがね。

やっぱりここまできると、お茶畑がみたいですね、 と云うことで、ipadで衛星写真を見ながら広大なお茶畑が有りそうなところを探して小道を入っていくとありました。
    茶畑.jpg

きれいな光景ですでしたね、実はオイラは初めてお茶畑を生で見ました。
すると周辺で茶摘をされているところを発見。ちゃんと茶を摘む機械があるのですね。
お茶つみ.jpg 
何でお茶の木がきれいに丸~るくなっているのかと思ったら、こんな機械があったのですね。また手に持つ機械もありましたが、二人で機械を操作されていました。

観光のことばかりの記事となってしまいましたが、八女の皆さんありがとうございました。

技術講習会(大分編)

本日は講習会にて大分県に来ています。
オイラはCADとトータルステーションについてマニアックな話をさせていただき、nikumaruさんが創意工夫と総合評価+αの話で本日の講習会を終えて一息をついています。

昨年もこの建設協会さんに呼んでいただいたのですが、とても好印象。で今回来ても・・・・”来て良かった!”です。
今回3時間話したのですが、もっといろいろと対話をしながら工事現場が楽になる話をしたいな〜と思った場所でした。

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 (講師の影はnikumaru氏。オイラはこれを×0.8にした体型:笑)

今回は土木工事の測量方法と測量会社が行っている測量方法の違いに注目。
「もっと建設会社が工事を効率よく楽にできる方法があるぞ!」と気づきこのたびのお題にさせていただきました。

さて、便利な方法を話をさせていただきましたが、各建設会によって必要頻度が違いますので設備投資と現況を考えていただかないのは確かです。でも技術の進歩は止められないとも思いますね。
建設CALS/ECが進み技術の進歩が今日の測量技術にもなったのかな〜と思う今日この頃です。

しかし現場技術者さんは”一生勉学”になっていますが、今からの時代を生き残るには”苦労=未来を作る”という式が当たり前となってしまうのかと考えてしまいます。
でもその中で”無駄な苦労”しても未来はみれるものではなく、”先のある苦労”はたくさんすることは良いでしょう。

今は下火となっている建設業ですが、まだまだチャレンジしてコスト縮減に取り組める技術もあるとオイラは確信しています。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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