もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

若手の育て方

考える土木

あかん、ここのブログはシルバーウィークが長くて・・・

というか連休前からずっとテンパっていまして、今週ももう終わってしまいますね。


先週末は2日間ある会社の社内講習会に参加させてもらい、いろんな人の講習を聞かせてももらったり、勝手なことをしゃべらせていただきました。

多くは書けないのですが、土木業界のトップクラスの人が多く来られまして、話盛沢山でした。


もちろんその会社の人の発表もされて、社員さんが伸びてきていることを感じさせていただきました。というか、すごく面白く現場のことがよくわかるまとめ方をびっくりしました。


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自分は人の前に立つのが嫌いな方なので、もし自分がまだ現場代理人だったりすると、このように人の前に立って発表なんて上手にできないだろうな〜。と思ったりもします。


そういえば30歳のころ日建経なんとかという中堅建設会社の集まりで発表しに東京に行きましたが・・・・4,5百人を前にステージで発表して・・・緊張してボロボロでした。透明なフィルムを投影機乗せて映し出すやつで。

現場も無茶苦茶なやり方で、ここでは書けないです。(苦笑)


でも今回社内講習で話した内容は、
「自分がやらなければならないことは、最新技術と昔ながらの技術を調和させて目的に向かうこと。」

  

『これをやりたいのだけど、今ある製品・工法ではできない。だから作る・考える』


オイラはむかしからやっていた感じがしますね。

発注時に指定されていた工法なんて無視して、やりたいように現場を叩いていた気がします。なので設計変更の書類はいつも半端じゃないものになっていましたけど。(苦笑)


でも今の土木技術者ってどんどんレベルアップしている気がします。昔は建設業って低く見られていましたが、他業種の人が驚くようなことをたくさんしています。

楽しい業種になっていると感じています。

ゲームの諸事情

3月が終わってしまいましたね。建設業界の3月って、12月の年末より「年の一区切り」と感じる人が多いかと思います。 オイラも3月31日は 「1年が終わった〜」と感じている朝でございます。


我が家も息子3号が家から出て、息子2号がかえってきますが、この息子2号。ゲームが離されないやつでございます。

高校生までは週4日しかやってはいけないという小学校からの ”我が家のルール” に沿ってやっていましたが、学生で外に出ていたら・・・・「だだもれ」状態になっており、今では自分の部屋にテレビを持ち込んでやってしまうようになってしまいました。


先月はこの息子2号の卒業式に出席したのですが、高校までは友達を作るのが苦手と思っていましたが、卒業式後の懇親会では、クラスの友達との会話がちょっとリーダーっぽくなっていることに気づきました。 でもその会話は・・・・ゲーム。 もしかしたらゲームで人より出来ているかのように、懇親会中に友達にスマホゲームのアドバイスまでしているのですよね。


以前小学校の恩師に聞いた話があります。

「先生はこれまでの人生で最も悔やんだことがあります。それは子供が20歳前のころ、ずっとテレビゲームをしていて、自分で何かを作ったりもしていたのですが、”ゲーム”というものは”いかん”と決めていて、せっかく子供が作ったテレビゲームを叩き壊したことがあります。

その時の子供の顔が今でも忘れられなくて・・・」


と悔やまれていました。先生の話は続き、

「今ではパソコンの講習や修理などをして、遊んでいるだけと思っていたゲームからそれに付随する”仕事”に代わっています。何事にも”無駄”というものはないのですから、子供が興味を持っていることはやらせてみなさい」

と教えてくださいました。この話は20年前ごろですから、パソコンもまだ一般的に普及し始めたころですね。


息子2号は、最近は自宅にいながらヘッドホン・マイクを使って遠方の友達とネット対戦したりしています。

今後、”ゲームの実力”は人生で何に化けていくか楽しみでもありますね。

余談ですが数年前に姪っ子は、見知らぬ人とネット対戦をしていて結婚してしまいましたからね。(笑)

今年の土木は・・

4日より仕事を始められた人もいるでしょうが、長期年末年始をされている会社さんは、明日から仕事始めというところも多いでしょう。でも・・・土木屋さんで明日から・・・っていうところも少ないのでは?(笑)


オイラも「お正月の間にこの業務を・・・」というお仕事を頂きまして、家のことをしつつ12/31まで仕事をして1/2から本格的にやっていまして、1/4に納品しました。(苦笑)


今年の土木業界の予想は、仕事は昨年同様にありそうな予感ですが、いろんな会社さんを回っていますと「仕事環境を変化していこう」という思いが少しずつ見えてきていますね。


近代的が土木技術を使うこともありながら、土木技術者さんが

「何か良い方法は無いかな?」

と仕事を始める前に考えられる人が増えたと感じます。

オイラのところに電話を掛けられてくる人も増えたのですが、無人飛行機(ドローン)の活用などで多くの人が身近に最新技術で業務が楽にできるのでは?と思われるようになったのかもしれませんね。


そして土木の3次元化が進んできているのは確かですね。今は”高度技術”の分野ですが、これも土木では”一般化”になるのもあと数年だと思われます。


オイラも数年前からやってことなのですが、まずは日々の業務を楽にするところから。


1)同じ計算式を使っているときは、Excelをしっかりと勉強して複雑な計算式を作っておく。

2)自社でもっている機材を確実に使えるようにしておく。

3)最新機材を買うにしても、使う人がいなければただの品物。技術者を育てる。

4)アウトソーシングもですが、部下・会社などに仕事を分担して品質とコストを計算できる力を作る。


てな、思い付きで書きましたが、オイラもこのようなことを肝に銘じながら今年も技術進歩に取り組みたいと考えています。

遊びこころ

夏休み。子供が長時間家にいることで”夏”を感じるものですが、おそらくどこの家庭も
「ゲームばっかりやっているんじゃないよ!」
と、雄たけびが上がっていると思います。(笑)
オイラが高校末期のころに「ファミコン」が発売されまして、”ゲーム機が欲しい”ということはなく大人になったもので、子供たちがテレビゲームをずっとやっている気持ちはわかりませんね。 あっ、一時子供と”グランツーリスモ”というレースゲームをやるのは楽しかったですけどもね。(笑)
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オイラの世代以上の人は
「子供は室内でゲームをするより外で元気に走り回っている方がよい」
と思っているのではないでしょうかね。
ちなみにオイラは夏休みといえば ”つけばり”という”はえ縄”を毎日やっていまして、夕方から川へエサを取りに行き、釣りの仕掛けをつくり暗くなったころ(20時ごろ)に川に仕掛けを付けに行く。
そして朝暗いころ(5時ごろ)に引き上げに行きウナギ・ナマズを捕って家に帰ってさばき、ラジオ体操に行くのが日課でした。
オイラがこんなものでして、子供はもっと自然と触れてもらいたいと思いきや、ゲームに夢中。
でも、オイラが自然とふれて遊んでいたことが、社会・大人になってどれだけ役に立っているのかは・・・?です。大して役に立っていないかも。
でも子供たちがゲームをしていると、動体視力が上がったり、電子機器に詳しくなったりと・・・仕事や将来に役立てれそうな遊びをやっているとも思えます。
一番良いのはいろんなことを経験して育つことだと思うのですが、ゲームだけ、外ばかりで遊ぶなど偏らなければ良いのかなと思うようになりました。
そして ”いろんな遊び心を持たせることが大切” と、オイラは思うようになりましたね。

建設会社の育成

3月も最後の週に入り、公共工事の竣工検査の荒しにあることでしょう。というオイラも現場検査立会にも関与していますので、今週も数回あり、31日まで続きます。

竣工検査といえば近年オイラがテコ入れしている建設会社が数社あるのですが、その1つの会社も先週検査を終えました。

3人の息子が全員自分の家の建設会社に戻ってきて、土木の資格から取り始めているのですが、今年は化けましたね。息子たちが現場の施工から書類作成まで、本気になって取り組みだし、ちょっとわからないことや疑問をオイラに電話してくるようになってきました。

10人いない建設会社なのですが、オイラと社長が古くからの知り合いで、何かと新しいことをスタートしてみたくなっているのですよね。下請けながら自社でマシンガイダンスのバックホウやブルドーザーも借りて、オイラがデータを作り実際に仕事をしていますので、若い子たちも土木に興味というか未来を感じてやっていますね。


オイラがその会社にどっぷりと行くきだしたのが4年前。写真管理のソフトやCAD自体も使っていない会社で、他の建設会社とは大きく離れていましたね。CADソフトを使えるようにして、測量に生かすことを教え、調子が悪くなっているパソコンを直すなど、少しずつ業務を早くできるように指導をしていました。

元々現場の施工はしっかりとしていたのですが、「書類が・・・・」だったのですが、変更図面の作成方法や工事の進め方など、やはり若い子は覚えが早いですね。


先日社長が、「もぐらくん、やばいよ、うちの会社。他社が出来ないという工事も、うちではできるようになったよ。非常に効率が良くなった」と。

直感的に工事を進めていたけど、土木理論がわかるようになると、現場の施工も早くなり他社では赤字工事でも利益を上げて来れるようになったのです。


本日その建設会社は、海の潮間の難工事を終え今年度最後の竣工検査を受けるのですが、役所の評価ももらってくることでしょう。

未来の土木人に?!

難関の仕事予定だった1週間が終わりほっとした週明けです。
仕事内容は・・工事の基本測量・現況3D測量×3か所・写真屋でした。

どれもこれも「オイラがこんな仕事をしても良いのか?」というものばかりですが、基本的に楽しんでやっていますのでOKでいうことで。


週中の「写真屋さん」のお仕事は、「未来の土木屋さんを求める」ため?、除雪などの道路の維持メンテをしている機械を保育所の子供たちに体験してもらうイベントの写真を撮りに行っていました。


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オイラが頼まれるような腕はないのですが、現場の人は段取などで忙しく「写真枚数ば必要」ということでいつもお世話になっている会社さんに行ってきました。

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始めにお役所さんから子供たちへの話の中で

「土木の仕事を未来にしてくれる子供たちに・・・」
とありまして、土木技術者が減っているこの時期に、子供たちに少しでも「大切な仕事なんだよ〜」とか「かっこいい仕事なんだよ〜」と知ってもらうにはこれからは大切だと思いますね。


重機や除雪機などに乗ってみる体験会は良くありますが、今回のイベントの中で目玉はこれかな。


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現場オリジナルの除雪をしているビデオ。
以前にこのビデオを見せていただいていましたが、いゃ〜、夜間仕事ながら迫力のあるビデオで、勢いよく雪をはねていくシーンなんて、「かっこいい仕事〜」と子供も見ていたのじゃないですかね。

音楽や漫画キャラクターなど巧みに使って編集されており、子供うけのする仕上がりとなっていましたが、全部現場の人が作成されたとか。 いいですね。


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写真を撮りながら子供たちに

「ヘルメット姿、かっこい〜!!」と声をかけて

「大きくなったらこんな車に乗るような土木の仕事をするかい?」

と聞くと男の子は 「いやだ〜」と言っていましたが隣の女の子は

「私、やる!」と。

今や土木の現場には女の人も活躍されていますので、この子の言葉に期待をしてみたいですね。(笑)

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ネット上ですので大きく載せることはできませんが、このぐらいに拡大しても大丈夫な写真で撮影しています。


デジタルカメラ時代になり、写真枚数もたくさん撮れる時代となりましたが、だからこそ工事写真もこだわりの写真を撮りたいものですよね。

能力を出せる人を育てる

ブログが停滞していましたが、前回の「無理はダメだよ!」という言葉を子供にかけることが良くありオイラは疑問でした。

とことん自分なりに頑張っている時は暖かく見守っているだけでいいのですが、やさしく?声をかける年配の人など早くからこのような「もう充分なんだよ」という声を変えることが多いですね。
それが仕事現場にも時たま見受けられることがありますね。
やさしい言葉(キラキラ言葉)をかけるのは、本人に対して失礼にあたるのではないかと。
頑張っていることについては「生活の一部」としてさりげなく応援しているだけで良いでしょうね。
一緒に生活・仕事をしているのであれば、”体の変化”には周りの人が要注意して上げることが本当の”やさしさ”かなとオイラは思います。

若手を育てる人は「本人の能力を引き出す力」が優秀なのでしょうね。
手伝ってやればいいのだけど、あえて手を出さない。でも目の前にいるのに手伝わないのではダメなので、”さりげなく”を作ることが大切でしょうね。

”いじめ・暴力”の言葉が先立って、厳しさのない人がどんどん育って・・・・日本がダメになる日は近いかなと。
子供にもさりげなく「お父さん・お母さんは家にいないから、○○○をしておいてね」と偶然を作ってでも”自らやる”力を付けたいものです。

お疲れにかける言葉は?

「無理はダメだよ!」

という言葉。 この言葉は、はたして”やさしい言葉なのか?それとも本人を苦しめている言葉なのか?”
その時の状況によりますが、たとえば子供に対してはどうなのでしょう?
 
下のアンケートに投票してみてください。

『毎日の部活でくたびれている子供を学校へ送り出す言葉は?』

職場でも同じようなことが有るでしょうが、何気ないやさしい言葉ですが。
後日結果とオイラが思っていることを記事にします。

教育の場を提供して

今朝は冷え込んで、「11月が近づいた・・・・」という気候になりました。
急に冷え込んで今朝もパソコンをたたいていますと寒くて、ユニクロのフリースをタンスから出してきました。(笑)

最近良く問い合わせの電話がかかってきます。
「もぐらさん。だれか暇な土木技術者を知っていませんか?」と。

最近どこの建設会社も土木技術者が足らない状態になっているようです。
確かに現場に社員自体いない会社や、現場職員は多くいるものの業務が多すぎて技術者が足らないと言っている会社があります。

今仕事が公共工事が増えているのは確かですが、今年一時の忙しさなのかが疑問ですが若手の土木技術者離れというところにも大きな問題があるともいえます。

というのも、以前この地にも土木の学科が有ったのですが、どんどん無くなっているのです。
これは教育課程での問題であるとオイラは思っています。   
「この先土木という仕事がなくなっても良いのか?」
と今の教育の場を見ていると思ってしまいます。

でも土木の人気が無いのですよね〜これが。
では、アイドル的土木技術者の出番を待つことにしましょう。(笑)

現場密度試験

先日知り合いの建設会社の社長より
「もぐらさん、現場密度試験の試験方法や計算方法を若いものに教えてやってほしい」と連絡があり現場に出かけてきました。

数ヶ月前に一度電話があり準備するものを聞かれていました。
まずは試験機材を借りてもらっておくように。それと「標準砂」と呼ばれる砂をこの際1袋買っておいてくださいと。
その準備が終わり、現場の試験時期が来ましたので行ってきました。

 

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まずは標準砂の質量の計測から。砂の袋ごとに違いますのできちんと計測を。
そしてロトの容量計測と、試験を進めていきました。

計測したデータをどのように計算するかを手計算方法を教えて、オイラはExcelで計算式を作っていますのでipadでそのチェックを(笑)。

しかしここで問題が発生。試験をして結果を見てみるととんでもない数値になり再度試験をおこないました。しかし・・・同じ数値が。
それは通常路床などでの数値は90%以上という規格ですが、100%近い数値が発生。ここまでの数値はあまり出ることが無いので試験ミスかと思っていましたが、話を聞くと「ここはダンプなどが走り、埋戻をしても沈下して、また土を埋め戻していましたので、非常に締め固めができています。」と代理人さんが説明してくれました。

ホッと胸をなでおろすこととなってしまいましたが、非常に良い結果なのでOKです。

しかし土木技術者でこのような試験などを知っている人が何人いるのだろうとちょっと考えてしまいました。というのも外注試験をしている建設会社では若手に教える手段がなくなっている土壌になっているということです。
土木学校などに行って教わるか、通常は上司の人に聞くしかなのですよね。

ちょこっとした若手育成のお手伝いをしてまいりました。

自分は商品

仕事も充実?している感じの時期となりまして、真夏の汗だくの中の測量でなく、気持ちよく仕事ができるようになりましたね。
先週から現場業務が多く書類業務が溜まって・・・・焦っている部分も。

そんな中家庭でも息子2号の進路希望表をださなければならない時が近づいてきまして家族会議が何度か行われています。
昔と変わって大学に行けばそれなりのところに就職できていたのは25年前まで。
就職が少なくなったり”体力労働”の仕事には人気が無くなっていましていますね。
土木系のオイラは現場事情を良く知っていますので、”向き不向き”の人がわかる気なしまして、息子2号は”不向き”なので土木は勧めません。

「では何をやりたいか?」
と聞いてもなかなか決まるものではないし、自分が見えないので方針が決まらない。ま、子どもってこんな感じのものでしょうね。
いつもオイラが子どもに行っている言葉。

「自分は商品。いろんな商品の中で売れる人になりなさい!」

最初のころは「???」でしたが、例えをいくつか並べていると少しわかってくれた様です。

なので高校卒業でも大学卒業でも「陳列棚」が違うだけで商品は一緒。どっちの陳列棚で売ってもらった方が良いかはもう少しして決めよう。と。

商品をまず決めないとダメなので昨夜はそこまで。でも同じ商品が並んでいると選ばれない可能性がるので、マニア志向の商品になるように説明しました。(笑)

日本人の良いところは「規律を守る精密な人育て」。
海外に売られたんじゃちょっと困るけど、国際でも勝てる人を育てておく。
しかし・・・・親の思い通りには簡単にはいきませんよね〜(苦笑)

質の良い体験は人を育てる?

子育てをしている親として、以前から「子育てと部下を育てるのは同じ感じ」ということを意識していました。
子供が小さかったころは、こっちがいくら「○○○をしちゃダメだよ!」と言ってもやってしまうことがほとんど。
無理に言い聞かせてもダメだな〜ということが分かり、職場の新人部下もこれと同じことがあるよなーと思っていました。

子育てとは「子供により多くの体験をさせてやれるか」が、決め手だと思う。
もちろん”勉強”も知らなかったことを体験することになりますよね。
その体験方法には2種類あり、「体を動かしただけの体験」、「五感を使った体験」がある。
意識を集中して体験することを”五感”という表現にしていますが、「質の良い体験」が大切ですね。

我が家も3人の子供も大人気になりだし、親離れ、子離れが進んできています。
子育てした後には何があるか。
はやり一人立ち出来る人になることが一番だと思う。

よく現場で若い子を叱っている上司が
「おまえは学習能力があるのか!」と叫んでいることを良く耳にします。
仕事を若い子にさせていても、きちんと質の良い教え方をしていたかが気になるところです。
昔の職場では、呑んだときに若い子に言い聞かせや、職場で話せないことを聞いたりもしていたものです。

子育ては時間のかかるもの。 じっくりと育てれば楽をするのは自分となるわけです。

「今でしょ!」といかにも急かした言葉がはやっていますが、オイラは嫌いですね。(笑)

自分の能力引き出そう

今月は研修や講習会に出ること2回。目の前の仕事でドタバタしている状態なのですが、時間をやりくりしています。
人って、同じ仕事を時間があればあるようにのんびりと。時間が無い時は無いなりに早く片付けてしまうものなんですよね。
これって公共工事でも、良く見られますよね。

「工期が無い!」と言っていても、工期内に工事が完成してしまうものなんですよね。(笑)
自分も体験していましたので、不思議なものです。

オイラは公共工事のお手伝い仕事をしていまして、公共工事で工期に間に合わなかったのを見たのは・・・1回ぐらいですかね。
あれはオイラが数ヶ月前に見ていても
「これ絶対終わらないわ」
を気付いていましたからね。 原因は発注者だったんですけど。

でも人にはやはり本当の能力を出させる 「ムチを打つ人」 がいりますね。それが誰なのか。何なのか。

会社から「無理なこと言いやがる!」と思っても、「この人、自分にムチを打ってくれているんだ」と思うを少々気分が落ち着くかも。
(こんな悟りを開いた人は少ないかな?)(笑)

時間がなかったんだ

地域・学校行事が連続である季節となりました。
先週はこの地域の運動会があり、参加を家族総出?で参加してきた感じですね。
”目の前に仕事が溜まっているのに・・・” とわかりながらでも、こういった行事は参加しています。

オイラが現場代理人だった時は休日出勤などをして、「地域行事などには参加しなくてもいいや」という気持ちでいましたが、脱サラしてどっぷりと地域に入りかけているとそうは言っていられない状態となりました。

突然ですがあなたはどちらの式が成り立ちますか?

1)仕事 > 家族の行事

2)仕事 < 家族の行事

「こんなのその時の状況だよ」 とみんな答えられるだろうと思いますが、その中でも自分の気持ちがどちらに傾きやすいかはあると思います。
もし家族の行事を優先するのであれば、仕事の段取りを少し変えたり事前にやったりするでしょうし、残業でもして自分の仕事を片づけることでしょう。


よく若い子で「時間が無かったんだ」という釈明をする人がいますが、社会ではこの言葉を言ってしまうと、自分の無能を表すものだとオイラは思います。


ちょっと偏った考えかもしれませんが、仕事・行事をするには事前の段取り次第で決まってしまいます。
というオイラもまだまだこのあたりは下手でして、お客さんに迷惑をかけている状態です。

通常この季節は”お暇な時期”なのですが今年は忙しく、仕事、プライベートなど忙しくなっています。
しっかりと予定表とにらめっこしなければならないかな?(笑)

環境が変われば

人間って環境が変わればそれに対応する能力ってすごいものと思います。
というのも、これまでは朝寝坊のひどい子どもだと思っていましたが、この春進学し田舎なので列車の便が少なく朝5:30頃に起きて6:30の列車に乗らないと学校に行けなくなっています。
学校が始まって3日間は・・・とても辛そうでしたね。たたき起してもダメ、朝ごはんも喉を通らないようでご飯を残すのでムスビを持たせる感じで、送り出していました。
しかし1週間が過ぎたこの頃はきちんと起きて学校に行けるようになりました。

部下を育てる=子育て は、似ているものなのですが、サラリーマン時代に後輩がいた際には
「仕事を考える環境を作る」ようにしていました。
じゃ、オイラが何をしていたかと言うと、そのひとつに
「現場事務所を早く退社する」
現場での仕事が終わり、付き合い残業はさせたくないのと疲れた日に残業をしても効率が上がるものではなく、1日をどのように使うか自分で考えさせて、時たま助言をしていました。
ある後輩は夕方早目に切り上げ、朝6:00までには現場事務所に来てその日の段取、測量計算など一人で考える時間を作っていたことが有りました。
ある後輩は現場の段取りを効率良くして、事務所に帰って書類を作り自分の仕事環境を整えていましたね。
人ひとりづつ仕事が出来る環境は違うわけで、自分で一番能力を出せる環境を作ってやれるのが、上司の役目だと。
上司が自分の仕事を後輩に命令してやらせて後輩自身の仕事が、マイペースで出来ない環境にしては伸びる社員でもダメになってしまうと思います。

あ、オイラが早く現場事務所を帰るとどのように仕事をしていたのか?と疑問視される人がいるかもしれませんが、オイラは自分のノートPCで仕事をしていたので“お持ち帰り仕事を”していました。
これはあまりよろしくはないのですが、単身赴任がおおくてアパートに帰っても暇でしたのでこんな癖がついていましたね。
なのでExcelなどで変なソフトを作ってしまうようになってしまいました。(笑)

仕事が出来る環境。後輩・子どもがよく育つ環境を 「”偶然”に見えるように作ってやる」。難しいけどもね。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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