もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

CIM ・ 情報化施工

ドコモ 高精度GNSS サービス

今日はちょっと専門的でマニアックな記事になりますが、ま、オイラも一応測量技術者として、ちょっと気になったことの実験をしてみました。


昨年夏より導入したGNSS測量器ですが、ネットワークRTKという使い方で使用しています。

全国に約1300か所に設置されている”電子基準点”(下記の写真)を使用して、観測してから数秒後には「数センチ(2cm程度)」の位置情報・高さ情報を提供してくれます。


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この数センチの補正をしてもらうには、「高精度GNSS補正情報配信サービス会社」と契約して補正情報を受け取る必要があります。 これまではオイラが知っているところで3社しかありません。 そして契約金額は・・・使い放題で20,000〜25,000円/月 と、少々というよりだいぶんお高いです。 しかしオイラもこの1年使ってきましたが、UAVと基準点測量を行う際には大変お世話になり、今更手放すことができないぐらいに使用しています。


で、本日の本題は、この「高精度GNSS補正情報配信サービス」を携帯電話会社の”ドコモとソフトバンク”が始められるということで、ドコモは10月末ごろから始まりました。

まずはドコモへ相談ということなのですが、直接電話をしてみて内容を聞いてみました。


1、申し込みでIDとパスワードをもらう

2、お試し期間で自分の機器で試す

3、良ければ本契約

4、値段 3,000円/月

5、国土交通省の電子基準点1300か所+ドコモの通信アンテナで補正

6、ドコモの通信アンテナは国土交通省の電子基準点より少ない


と、今のところこのような情報です。

そこで自分が問い合わせをしたのですが、知り合いの方が先にお試しでIDとパスワードをもらわれていましたので、昨日実験をしてみました。


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今回は測量機メーカー(PENTAX)のGNSS機と知り合いが数万円で作ったGNSS機2台を使用してみました。使い勝手が良いので操作機器は福井コンピューターのトレンドフィールドを使用。今年の夏から標高計算をしてくれるようになりましたので、便利となりました。


実験内容

 A機:PENTAX GNSS   B機:格安 GNSS

 高精度GNSS補正情報配信サービス会社

  A社:ジェノバ B社:NTTドコモ

  

1)A機をA社で3点観測。そしてA機をB社で3点観測

 

   結果

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   X,Y座標はGNSS誤差程度ですが、高さが最大で10cm程度誤差が出ている


2)A機とB機をそれぞれB社で2点を観測


  結果

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  X,Y座標はGNSS誤差程度。高さはフリーソフトアプリなので、未計測とします。


考察

 1)まだこの地域だけなので、精度を判断するには数字が少ない

 2)NTTドコモの補正サービスは、高さの誤差が大きい

 3)NTTドコモの補正サービスは X,Y はOK

 4)数万円のGNSS機でも X,Y座標はOK


と、第1回目のテスト結果を記載しておきます。


こんなことするぐらいなら、仕事をしろ! とお客さんに怒られそう・・

グレーダーマシンコントロール

気づけば11月最後の週になっていますね。誰もが忙しくなるという12月が来てしまいますね〜。

という誰もがわかっていることを書かなくてもよいのですけど、自分への戒めのつもりです。


先週もいろいろな現場に行ってきましたが、久々にグレーダーのマシンコントロールデータを作成したので、機械のキャリブレーションに立ち会ってきました。


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バックホウと違い、舗装工事ではmm単位の精度が必要であるため、自動追尾トータルステーションを使用します。


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排土板(ブレード)の端に360度プリズムが取り付けてあり、トータルステーションとグレーダーが連動して排土板の高さを制御し、路盤(砕石)を敷きならす仕組みです。


以前は路盤工事では10mごとに道路左右、中央に丁張りを設置して糸を張りながら高さを見て舗装工事をやっていました。大きな新設工事になると1kmを超える工事となるため、丁張りにしても・・・

1000m/10m×3本=300か所

も丁張りを設置することになるのですが、このシステムを使うと3Dデータを作成して施工日にトータルステーションを設置するだけになります。


「え、これも大変じゃない!」


と思われますが、施工しているときの作業員が減るのです。通常の丁張りで舗装工事をしますと、丁張り間で糸を張り、路盤(砕石)の高低を調べる人がいるのです。つまりグレーダー+3人がセットになるのです。 マシンコントロールでしたらグレーダーのみです。


大型の舗装工事はあまり見ることがないので、この機械もめったに見ることがありませんね。

でも舗装のマシンコントロールデータの作成は比較的楽ですので。

360度プリズム修理

紅葉がきれいな時期となりました。遠方の仕事が多いので、知らぬ間に”紅葉狩り”をしていることになります。(笑)

でも・・・シャッターを一枚も切っていないのが現状で、写真クラブ会員にあらぬ行動ですけどもね。


あれよあれよという間に今週も週末が近づいてきましたが、今夜から夜勤測量が続くのとお客さんに古いほうの自動追尾TSを貸し出すことにしたので、機材のメンテナンスをしました。


知り合いに貸し出した自動追尾用の360度プリズムですが、壊されて帰ってきました。


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水準器の部分が壊れて気泡が大きくなってまともに使えなくなってしまいました。

この360プリズムも買えば70000円ぐらいしますので、どうにか修理をと思いまして、夜にコチコチと修理をしてみました。


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よく見られている方はここまでくるとご察しかもしれませんが、壊れた部分を3DCADで作成して3Dプリンターで作ってみました。


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こんなものができました。水準器はホームセンターで売っているやつです。


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取り付けてみますと・・・・

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いいですね。

プリズムポールに取り付けて水準を合わせまして、修理完了。


この前は息子のプレステの台を作ったりしましたし、時たま3Dプリンターが動いてくれます。

便利な代物です。

建設ICTビジネスメッセ

ブログがなかなか更新できていませんでした。先週中から今後の勉強のため山口に行くため仕事を押し詰めていましたが、今週初めから講習会(講師)や打合せで家に帰っておらずブログを書くことになっていませんでした。


最初に話した山口県がこのようなイベントをされていたので2日間見に行ってきました。

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イベント講演では知っている人が2人おられ、その話も聞きたかったのもあるんですけどもね。

どんな会場だったのか・・・。帰ってみたら一枚も写真を撮っていなかったという失態。

でもいろんなメーカーのブースに行って新しい技術の話をいろいろと聞いてまいりました。

それとお隣の県なので広島のメーカーさんも出店されていたので、知り合いもたくさんいたのは、楽しかったですね。


講演会ではなかなか聞けない話を聞け、土木がどの方向に向かっているのかヒントを頂けました。今回の講演内容をもっと多くの土木会社の社長さんなどに聞いて欲しかったと思いますね。「今後の土木がどのように進むか?」聞いて欲しかったですね。今回の話は”夢”ではなく”実際に建設会社で行われている実話”でしたので、参考にできたものだと思っています。


グランドには各社バックホウを持ち込まれてICT建機を動かしたり、ドローンスクールのイベントがあったりとじっくりと話を聞くこともできました。


しかし・・・知り合い二人の講演は・・・時たま暴言がしまうのが・・・面白いかな。(笑)

i-construction現場見学会

「何か抜けている」と先週思っていましたが、なんと、ブログを書き忘れていました。

記事があったのに・・・??でした。


ということで、先週は某市役所の「 i-construction 現場見学会」に立ち会ってきました。この現場は某市役所初の i-construction 施行の工事現場で起工UAV測量と3次元データを作成しているオイラも参加してきました。


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現場についてみると・・・テントまで張られていました。ちょっと現場に市職員の方が来られてみるだけと思っていましたが違いました。それも人数が増えて30人となっていました。


でも、現場を実際に見られて勉強をされるのは良いことですね。なんといってもこの現場の代理人や社長も、UAV測量やバックホウのマシンコントロールをとても気に入られて、

「今後も i-construction の取り組みを続けていきます。」

と言われていますので。


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オイラはUAVを飛ばしたり、撮影の方法。写真が立体データに代わる仕組みを説明しました。のちにこの技術を別なことに応用ができないか?と数人から質問が来ましたので、興味を持ってもらえましたかな。

で、現場についてから発注者の担当者さんから「出来形管理方法について説明をしてください」と言われて、ここで採用している「TSを用いた出来形管理」について説明・実演をしました。


ここでものちに市職員の方より質問が来まして、

「 i-construction の出来形管理は3次元設計データと完成UAV測量3Dデータの対比によるヒートマップではないのですか?」

といわれ、この現場はなぜヒートマップによる出来形管理ではないのか説明をしました。


1)掘削場所の延長が短く、分散しているので3D出来形をやるには計測回数が増すこと

2)全部法面が仕上がる前に、法面保護でシートを張らないといけない。

3)3次元出来形を行うのが、効率化にならない。

ということを説明しました。


すると市職員さんは

「ということは、岩盤や転石が多い現場では3D出来形管理が難しいことですか?」

と質問があり、

「管理できないことはないが、規格が合わないところが出ることを許してもらわないとだめですね」と言わせていただきました。

「ヒートマップで出来形管理することにより、監督職員は何を管理すればよいのですか?」

と聞かれたのですが・・・・

「色を見て判断していただくだけです」

と言わせていただきました。


と、まあ専門と戯言ばかりとなりましたが、現場で実践していて感じたことを話をさせていただきました。


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このマシンコントロールのシミュレーション機器。面白いですね。(笑)

精度のよい位置表示

ぐっと気温が下がって、昼間の仕事もやりやすくなりましたね。でも町中はまだまだアスファルトの暑さがあるのか、じりじり焼かれている感じがします。


昨日はアスファルトとは全く縁のないところで測量をしていましたが、標高800mのところで原生林内の測量。気温も朝は11度と長袖でないと”寒い”ところでした。


記事のネタが思いつかないので、前回の続きですが、GNSSを使って測量をやってきました。


今回は歩くことすらできない原生林に、延長1.5kmぐらいに用地境界や、施工する場所を示して行く測量です。

前回と同じようにGNSSと平版ソフトを使って随時進行方向を示して測量をするのですが、今回は森林組合さんに、進行方向を示しながら測量をやってきました。


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おそらく地図に自分の位置を表示できることは、カーナビやスマホ地図で見慣れたもので、何も驚くことが無い感じがしますが、このシステムのセットでは2cm以内の精度で、図面(地図)に表示することができるのです。実はこれと同じようにスマホに座標値を入れて測量をしたことがあるのですが、あっという間に10m以上は出てしまいます。カーナビも”道路”を認識して”道路へ補正”してくれるので比較的あっているように見えるだけです。


余談ですが、空港滑走路に自家用車を持ち込んだ際は、滑走路は”道路”と認識してくれなかったので、だんだんとカーナビの自動車の位置は滑走路から飛び出していきました。

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  (2007年の写真)


前回も書きましたが、携帯電話会社が精度2cm程度のサービスが年内に始まりますので、どんなものが出るのか楽しみですね。





山林でGNSSでの測量

気候が良くなった! といえど街中ではまだまだ30度近い気温で、仕事をするには暑すぎです。で、先日は標高800m周辺で仕事をしていまして、気温22度。いや〜快適でした。 でも・・・・仕事場所はこんなところでした。


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原生林の伐採箇所を明記するお仕事でしたが・・・草木が多すぎてトータルステーションでは思うように測量ができませんでした。


そこで、何とか空が見えている部分もあり、GNSS(VRS)での測量に変更しました。


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これまではこのような”データコレクタ”の端末で、座標値の取得などを行っていましたが、”規定の精度”が出ないと記録できませんでした。


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そこで今回は伐採の場所を1m弱の精度で求めればよいので、こんなものでやってみました。

(草木がないところでは、2cm以内の精度にはなるんですよ)


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通常TSで使っている平版ソフト福井PC「トレンドフィールド」ですが、GNSSにも対応しているので、座標系にしている平面図上にGNSSの位置が表示されます。

このような”やぶ”の中でもそれなりにFIX(精度が高い)になるので、信用もあるものでしょう。

目的の箇所に図面を見ながら測量ができるので、便利であるのと、草・枝を刈りながら測量しないところが便利ですね。

ちなみにオイラのGNSSはPENTAX製なのですが、福井PCのトレンドフィールドには、高さがジオイド高でしか対応していなかったのですが、昨年から開発要望をお願いしていましたらこの7月に対応になりまして、”標高計算”ができるようになりましたので大変便利になりました。


ここで自分への覚書ですが、PENTAX GNSS機では、2mのポールを使ってもトレンドフィールドへの機械高は H=2.096m となります。 福井PCの計算式が96mmずれが出ることが開発の人と話しているうちに判明しました。


ちなみに先日は広域現場だったのでGNSSで横断を測量しました。観測するのに1か所10秒と時間はかかるのですが、TSの移動などを考えていると早いですね。


近未来ですが位置情報を補正してくれる”RTK測位方式”のサービスが携帯電話の基地局を使用したサービスをドコモは10月から。ソフトバンクは11月から開始します。

GNSS端末の貸し出しもあるそうで、もっと測量が便利になってきますね。

i-Constructionのアンケート

夏が舞い戻ってきて、「あちぃー」といいながら仕事をしているもぐらです。

なんで、9月になっても気温33度を超える日がつづくのだ!! 

「昔は暑い夏でも30度を超える日は2,3日しかなかったのに・・・」と年寄りみたいな嘆きばかり言っていますが頑張っていくことにしましょう。

先週は寝ていて熱中症になりふらふらが5日ぐらい続いていましたが、ほぼ、復旧した次第でございます。やられましたね。体調管理がなっておりませんでした。みなさん引続きご注意を。


そんななか ” i-Construction “ の現場にいろいろと携わらせていただいていますが、発注者から”アンケート調査”が現場にやってきているようで、あちこちから


「もぐらさん、なにか言いたいことがありますか?」


と現場から聞いてもらい、


「言いたいことがたくさんあるから、オイラに書かせて!」という状態でした。(笑)


土木現場の3次元化にオイラも力を入れているのですが、何もかも3次元化は???です。

オイラの感想として、”施工する”際に3次元化は現場が楽になったり、不整合箇所が見えてきますので良いことが多いのですが、”現場管理”で3次元化にすると、発注者の検査のために3次元化する労力をかけることがあります。もちろん自社で確認する際に3次元化するのでしたら良いのですが、はて、過去の検査方法ではだめだったのか?と疑問にもなります。


特に土工管理において盛土・切土箇所の3次元化による検査は本当に必要なのかが疑問です。

”完成形を3次元化にしておいてほしい”という発注者の要望でしたら、ドローンやレーザーで作るだけなら良いのですが、それを出来形管理に使う資料にするのは大変な労力が必要となるのです。


なんのために3次元化にするのか。 まだマニュアルなどは(案)なので、今のうちにしっかりとi-Constructionをやってみて、メリット・デメリットをおかみにあげて、効率の上がる現場施工・管理にマニュアルを変更してもらいたいですね。

UAVの許可

UAV(ドローン)が爆発的に使われだして5年ぐらい経ちましたね。活用も様々なところで開発されているようで、便利な世の中になりそうな感じです。

そのなかでも許可を取らないと、飛行できない箇所も国内でも決められており、特殊な飛行なども航空局(国土交通省)の許可が必要となっています。


文字で書いていると、とても難しそうでですが、インターネットでいろんなところで飛行できる許可を取ることが出来ます。


ドローン情報基盤 HP


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2年前は書類等を紙印刷して郵送して許可を取る形でしたが、今はこんなHPが出来ています。


オイラも昨年申請からここを使っていますが・・・時たま意味不明なクリックが出来なくなってしまうなど有りましたが、先日更新・変更申請をするときに使ってみましたが、直っている感じがしました。


でも昨年同じ内容で許可が下りていたものが、今年は ダメ と言われることも有りますのでご注意を。

そんなオイラが指摘を受けた内容を一つ。


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  昨年許可写真                 修正写真


DJIのPhantomですが、左側のプロペラガードでOKだったのですが、純正品ではないと指摘があり、右側のプロペラガードを購入してもう一度申請をしたところです。


何かと批判もあるUAVですが、今後はルールも厳格化となりどんどん生活の中に入ってくるものと思います。

UAV測量

やっと中国地方も梅雨に入ったのですが、もう7月になってしまいましたね。さて、梅雨明けはどうなるか?記録的短期梅雨になるのも面白いですかね。適度に雨が降って水不足にならないことを祈りましょう。

今週末には西日本豪雨災害から1年が来ます。広島では鉄道の橋が流されていまだにJR鉄道が開通していない区間があり先日も測量に行っていました。


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この近辺では、橋が川に落下したままのところや大型土のうを設置して片側通行している箇所がいくつもあり、完全な再建はまだかかることでしょう。


こんな災害がいつ起こるか分からない時となりましたが、昨年災害が起こってから大変便利な機材が「UAV(ドローン)」でしたね。たまたま災害前からUAV測量を少々やっていたので、すぐに実戦配備であちこちで飛ばしました。まずは周辺の全体把握と平面図作成には5倍近い効率化(オイラの感覚)になったと思います。

こんなこともあり、いろんなところからUAVの導入についての相談があります。メリットとデメリットを話してあげます。

メリットはやはり効率化。しかし目的に合った機材やソフトウェアを使えないと効率化になりません。

デメリットは、金銭面。UAVは比較的に安いものの写真から3次元点群データを作り出すソフト。それを3次元CADで土木図面にするソフトですね。それとそれを使いきれる技術者の育成ですかね。


市役所や警察からも相談を受けましたが、デメリット部分の話で止まってしまいますね。


でも「UAVで何がやりたいのか」をわかっておられない方が多いです。

目的としてこんな感じかな

 1)空からの風景・状況写真

 2)オルソ(歪みのない写真)をつくる

 3) 2)を図面に張り付けて航空写真+CADで活用

 4)3次元で地形のイメージを見る

 5)3次元から横断図を作成する

 6)構造物と地形の関係を3次元で確認する


3)番までは比較的ハードルが低いですので、まずはここまででスタートするだけでも仕事や災害時に助かると思います。


しかし・・・今やっている仕事量と内容で自己責任で進めてくださいね。(笑)

3Dモデルでのチェック

仕事がちょっと落ち着いて溜まっている仕事も数本となり、思考回路が少し回り始めたもぐらです。


しかし3月末は地元の小学校が閉校となるため、思い出ビデオを2本や展示用写真をオイラが作らないといけないことに何故か決まってまして、仕事のかたわらではめれるようになりました。


でも仕事は通常通りですが、失敗談と便利だなと思ったものを。


丁張なしで掘削・盛土をバックホウで行うマシンガイダンス(マシンコントロール)の3Dデータを作っているのですが、3Dデータを画面でクルクル回してチェックしたのですが、3Dプリンターに印刷してみたらこのような折曲り点ができているではないですか。


「これは・・・・何かデータがおかしいぞ」


と、もう一度データを見直して原因を調査。すると設計床掘断面が微妙に曲がっているということ。この模型の現地延長は60mあるところなのですが、中間が6cmの折れていたのです。


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なので、モデルの出力方法を直すと・・・


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このように滑らかな法面に直りました。


でもたかが6cmですが、3Dモデルにしてみると一目でエラーが見つかるものと、感心しています。

いやー出来た!と喜んで現場に電話したところ・・・・

「あ、そこは掘削しない工法なので、マシンガイダンスデータはいらなかったのですよ」


ガクッ (^^;

TS(ノンプリズム方式)を用いた出来形管理

比較的あったかい週でしたが、今朝も結構暖かいのですが、週末は巨大な寒波が来ているとかで、温度が下がっるとか。ずっと寒いのも困るけど、温度差が激しいとなんか体調を崩しそうですね。

今週もちょっと新しいことにチャレンジをしまして、i-constructionの一環で「TS(トータルステーション)による出来形管理(ノンプリズム)」をやってみました。

これ何ぞや?と思われるかもしれませんが、通常のTS出来形管理は、各断面を計測するのですが、ノンプリズムで計測できるTS(トータルステーション)で面データを1m2に1か所以上計測して3Dで出来形管理をするという2018-3月に要領が出たものです。

通常地上型レーザースキャナーで行うことが多いでしょうが、こんな要領が出ていたので、オイラが持っているTSでチャレンジしてみました。


まずはTSの精度検査から。事前にプリズム計測した場合とノンプリズムで計測した精度を出すことに。測量器を検査するところに聞いたら

「ノンプリズムの検査することはないです。」

と言われ自分でやるしかないのですね。

でもノンプリズムで計測する際は”壁”が必要。でもプリズムで計測する際はピンポールを立てる”床”が必要。でも同じ点を当たらないといけないので、またつまらないものを作ってみました。


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3Dプリンターで壁と床が変化するターゲットを作ってみました。


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TSを座標形式で計測しましたが、50m離れていてもXYZが1〜3mm程度の誤差でしたが、要領では20mmまでOK。


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TSは範囲をしてしたら、自動で計測するのですが・・・・やはりLS(レーザースキャナー)に比べてとんでもなく遅い。便利なのは時たまプリズム計測するのが同じ機械であることで切り替え時間がいらないことぐらいかな。(保険でUAVでも計測はしていますけど:笑)

念のため50cm×50cmに1か所を計測しておきましたが、三角サーフェスがうまくできるか不安ですね。今週末に解析です。

残り1週間

年の瀬が近づいてきましたね。今年は比較的に暖かいので、なんか年の瀬が近づいたという感じがしませんね。でも暦は着実に進んでおりまして・・・仕事が片付いていません。地域の仕事も”待ったなし”で日にちが過ぎて、こちらもあせっている状態です。


先週はやり残した仕事を仕上げていくことばかりやっていました。 「今年の仕事は今年中に・・・」を心かけていましたが・・・挫折してしまいました。(泣)


新たなお仕事道具(おもちゃ)がやってきました。

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小型3Dプリンターですが、なかなか完成度が高くなって、安いものでもイメージを作るには十分なものになっていますね。3Dデータを作っていても、それを形にするのが”現場”でしたけど、今度は”事務所”で形にしてみてもらうことができます。


でも・・・まだ目の前の仕事を片付けていないので、過去のデータのみで使用していますが、この正月には作りたいものが何個かありますので、作成してみることにします。


といえど、新年から行う仕事の段取りは今年中にしておかないといけないので、少しづつ準備をしておかないといけませんね。

BIM/CIM

先週からずっと走り回って、今朝は久々に机について机についています。なんかホッとした気分ですが、納期に追われていることには変わりはないのですけどもね。(苦笑)


今週中はCIMの講演会があり、広島市内に行っていました。CIMだの,i-Constructionだの、建設業では”ひそか?”な盛り上がりがありますが、まだまだ試行段階なわけで、どんな方向に進むかオイラも知っておかないといけないので、納期に追われるものの1日講習を聞いてきました。

CIMとは調査設計段階から3次元モデルを導入し、施工・維持管理の各段階での3次元モデルに連携・発展させることで、一連の建設生産システムの業務効率化や高度化を目指した取り組みです。

また、この取り組みとしてBIMは建築、CIMは土木と分けてあったのですが、建築はそのままBIMと呼び、土木はBIM/CIMと呼ぶように変わるとのことです。(どっちでもいいのですけどもね)


ソフトメーカーやコンサルタント会社の取り組みの事例など聞いていましたが、国交省の方の話の中で、今現在(検討中)の話では

 1、契約図書  3DモデルPDF

 2、付属ファイルとして IFCファイル オリジナルファイル


そう、このあたりをしっかりとしてきちんと土木施工に使えるフォーマットを考えてもらいたいのですが、まだまだ???の状態なのでこれから変わっていくことでしょう。(9月初めにBIM/CIM推進委員会が設置されたばかりなので)


3次元化が進む中で、図面を3次元化することのメリットとは何か?をきちんとしておかないといけませんね。図面を3次元化にするのが目的ではなく、”便利で楽になる”ことが重要ですので。”施工が安くできる”は、オイラは別物だと思っています。携帯電話と同じく以前より通信費は多くかかるもののその分得られるものはたくさんありますので、図面の3次元化もそっちになるのではないかと思っています。


で、お仕事の話はこれで終わり。その日は東京・大阪から知り合いが来られていたので、裏話をしに飲みに出たのですが・・・・”カープがセリーグ優勝”を決めてくれました。


もう、道路はお祭り騒ぎでした。


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あっちこっちでお酒のふるまい。


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通路や交差点内は”ハイタッチの嵐”。


おいしい優勝でした。(笑)

現場の把握

あの災害の後、もう2週間も30度を超す暑い日が続いて復旧活動をしている人も大変なことになっています。

夕立は来てほしくないけど、少し気温が下がってほしいという願いですね。


オイラも鉄道関係が多いのですが、現場の把握のため測量に行き、i-conで使われている技術なども使い復旧の一部をしています。

崩れた個所へUAVで地山のどこにクラックが入っているか調査や、点群にして土量を計算し復旧日数の計算根拠にすることや平面図・横断図を早急に作り上げたり、用地境界図をPC入れていきVRS(GPS)を使って、現地に行ったその日に用地の境界を現地にだして仮設道路の位置を決めるなどやっています。


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この暑さでUAV用Ipadは暴走気味ですし、人間も暴走しないように気を付けるしかないですね。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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