広島の県北にはよく似た2つのスイーツが存在します。
その名は「洋酒ケーキ」
三次市畠敷町「三上貫栄堂」と府中市上下町の「くにひろ屋」です。

「広島の県北に洋酒ケーキがあるから買ってきて」と言われることがありますが、「どっちの洋酒ケーキ?」と聞き返すと「えっ?作っているところが2つあるの?」とよく言われます。

どっちが元祖?本家?と言われていますが、オイラは??です。
ま、どちらもおいしいからいいや。と思っていましたが、さて本当に2つの味を一緒に比べたことが無く、この際ということでそれぞれ買ってきました。
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※左側:府中市上下「くにひろ屋」製
 右側:三次市畠敷「三上貫栄堂」製

-20130530_2682-20130530_2684「くにひろ屋」洋酒ケーキ

 

-20130530_2683-20130530_2685「三上貫栄堂」洋酒ケーキ

どちらもブランデーシロップがしっかりと漬け込んであり、お酒に弱い人は「クラっと」?来るぐらい。

くにひろ屋さんが焦げ目がしっかりとついて、スポンジは荒いけど洋酒シロップがしみだしてパッケージ内にシロップが垂れているぐらい。
三上貫栄堂さんのはきつね色ぐらいの焼き目でスポンジはきめ細かい。洋酒シロップしみ込んでほんのりとブランデーの良い香りがします。

ある現場にもっていきこの2つを食べ比べてもらいましたが、どちらにも軍配が上がり、好みが影響していますね。
これを冷蔵庫で冷やして食べると、これまた一味違うものとなり、軍配の行方が分からなくなるかもです。

初めて食べる人を驚かすのでしたら上下のくにひろ屋さんのですかね。「ここまでブランデーに浸すか!」
女の方でも食べやすいのは三上貫栄堂さんの方かな。

この県北で両方を同じ店に置いているところが無い(?)ので、30kmぐらい離れた町を車で買いに走りました。

是非1度ご賞味くださいませ。