もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

データ作成

3次元データの作成

6月という言葉もこなれた10日ですが、30度を超える現場に出ると・・・・めげてしまいます。  おかしいでしょう、6月初旬に30度を超えるなんて。 と古い人間にとって怖い夏がやってくることで気分が下がり気味です。 

そう、家の周りでは蛍が出てきていますが、これもおかしい。オイラが小さなころは花火をしている頃に蛍が出ていたんですからね。


と、”昔は良かったなー”という話をしていると”おっさんの証拠”というかおっさんなんですけど、おっさんになっても新しいお仕事はやっていますので、久しぶりにお仕事のお話を。


コロナ騒がしいのですが、3次元データ作成の仕事をいくつかもらっていますので、”家籠り”でも仕事は出来ています。 でも簡単な仕事は来ないですね。一つはこれなんですが、もっと簡単に公共工事の図面が出来ないものですかね。


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これはこの工事の一部分なのですが、この図面から3次元データを起こします。


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ワイヤーフレーム表示


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ジェード 表示


ちっちゃな絵に見えますが、実寸では延長250mあります。段々になっている一つの高さは7mです。

このデータはGNSS(GPS)の取り付けてあるバックホウにインプットし、日々丁張・測量をしなくてもこの形に施工することができるようになります。


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単純な絵のように見えますが、mm単位でこの3Dは作成されていますので、構造物のおさまり部も細かく作っています。 発注図面だけでは、詳細な数値は書かれていないので、電卓で計算しながら一カ所ずつ仕上げていますが、炎天下で仕事をするぐらいに、めげてしまうことも。(苦笑)


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これにドローンで撮影した3D点群データを載せると完成予想図みたいなものが出来上がります。


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で、これだけではパソコンでしか形状が確認できないので、3Dプリンターで印刷してみてエラー箇所を確認します。


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うちの小さな3Dプリンターではこの品質が限界ですね。


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積層ピッチがこれが限界です。


こんな3Dデータも今後もっと楽に作れるような時代が来るのか?

まずは計画自体3Dを考えた設計方法に変更することをしないで、業務の効率化は出来ないとオイラは考えています。


この3D作り方は今後書いていかないといけないのですが、マニアックすぎるかも。

重機操作のデータを作る

今週はあれこれしていますともう週末になってしまいました。

今週もいろいろと動きましたが、大物物件の電子納品を完了させたので、ホッとしている朝ですが、宿題はまだ数個あるので今月中に片付けたいと思考中。
 

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(納品はDVD42枚にも)


週中には、次なる仕事も考えて、ある講習会に参加してきました。ニコン・Trimble の講習会ですがブルドーザーやバックホウをコントロールするマシンコントロール・マシンガイダンス技術の3Dデータを作る講習でした。

オイラは2年前からこの手のデータを作成していますが、今回はGPSデータの補足、補正の方法も1日かけて習ってきました。まあ、「3Dデータを作ってください」という仕事が来ないとこの技術を使うことはないのですが、便利なものは機器が高くても普及するもの。オイラはそう睨んでいます。


当日ちょっとした疑問というか意見の食い違いが。 メーカの人と話をした際にこの3Dのデータを作るとき掘削・盛土に関して平面座標と高さの関係がよくわかっていないこと。

これまでの現場での現状を説明してもピンと来てもらえなかったことですね。つまり現場で丁張りをかけれる人でないとこの3Dデータを作成した際にミスをやりかねないかなと思いました。もちろん土木人でない人もツボをしっかりと押さえておけば問題ないのですが重機の動き・土質を知ってくことも重要ですね。


さてシルバーウィークとやらが近づいていますが、自宅警備隊になる感じですね。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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