もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

レーザー

レーザードローン

先週も慌ただしく現場に出ていたので、内業が遅れてしまっていまして申し訳ない・・・。


先週は知り合いの測量会社さんと共同作業を行いました。


写真測量は、オイラのところのドローンを使用。まだ立ち木などがある個所の地形測量はレーザースキャナーを乗せたドローンを持ってきてもらいました。


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以前は違う知り合いの測量会社さんにお願いして計測をしましたが、今回は、

「こんにちは、〇〇と申しますが、もぐらさんですか?」と我が家まで訪ねてきてくださった有名な測量屋さんにお願いしました。

この度ご一緒させていただきましたが、機材や操作など ”変態領域” の方で、頼もしい限りでした。(笑)


オイラは土木現場でドローンを使うことが多いので、上空からレーザーを使う現場はほとんどないので、必要な際には外注にしています。(今後変わるかもしれないけど)


計測してもらい、グランドレベル(GL:地表面)のみの点群にしてもらい、あとはオイラのところで等高線や地形情報の図面を作成する予定です。


このレーザードローンがあると便利そうなのですけど、お高いのですよね。お手頃のもあるのですけど、木の下までレーザーが届くには、山をなぞるようにして飛行しないといけないので、今回みたいに鉄塔や送電線が有り、100m近く上空から計測するにはお高いレーザードローンでないと太刀打ちできないのですよね。


ところで、ドローンの免許制度が始まってオイラも取得していますが、肝心のドローンの『機体認証』機が、セットでないと本領発揮できないのですよね。しかしこの機体認証が取れているのはまだ”1機種”のみ。

オイラの情報によると、第2種機体認証に申請中の会社があるそうなのですが、まだ許可は下りていないそうです。

昔はなかった職業の分野ですが、以前 

「ドローンの技術終了証をとったので仕事をしたのですけど・・・」と

オイラの会社に来られる方が数人いましたが、

「あなたはドローンを使って何の仕事で稼いでいくのですか?」

と、問いますと・・・・ 「????」な方がいました。


実際ドローンを飛行させるのに特殊な技術はほとんど必要なく、”飛行させる目的”ではなく、飛行してどんなデータを取得し、業務(お金)にするからドローンが必要なんですよね。
最近ネット上に、「ドローンの免許を取得するとお仕事につながる・・・」

などとありますが、どんなデータが取得できるか、飛行させる人も解析能力が無いといいデータは取得できないものです。


あとは日々のドローンのメンテナンスが出来ない人は、難しいかな。

測量機の振動防止

朝霧が出てきたら・・・ 「秋も深まりましたね〜」 という気分になるのは地域性もあるかもしれませんが、今朝の我が家の前の風景です。


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このように里で霧が濃くなると、山に上がるときれいな雲海が見れるのでしょうね〜。

秋の便りでした。


さて、先週末にコンサルタント会社のお偉いさんから電話があり、

コンサル「もぐらさん、今現場の人から電話があり、地上型レーザースキャナー(TLS)が動かなくて困っているんですよ。現場から直接もぐらさんに電話してもよいですか?」

ということでした。

で、現場からの電話の内容は・・・

コンサル「TLSが1回は動いたけど、それから写真やスキャニングもできなくて困っているんですよ・・」と。


オイラは ”ピン!” と原因がわかりまして

もぐら 「TLSの三脚が揺れていないですか?」 と聞くとその通りだと。


そう、TLSやTSの種類によっては、自ら振動をかけて、三脚の座り具合を点検する機能があるのです。オイラが持っている Trimble S7 , SX10は、木製三脚+がっちり設置 できていないと自らの振動で機器が止まってしまうのです。


そこでオイラの振動防止はこんな形で行っています。


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木製三脚にベルトで縛り、ケースをおもりにする。こうすることで、三脚を伸ばしTLSを高い位置に据えてもそれなりに振動をせずに計測できます。


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このように低い三脚はアルミ製しかないので、どうしても振動で止まってしまいます。

このアルミ三脚はスライドする部分が共振してしまうので、ホームセンターで売っている強力なクリップで止めてやると振動せずに作業ができます。


てな、ローカルな話でしたが同じような悩みをもっている人がいれば、ここのブログを見ていただきヒントを持って帰っていただければと思います。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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