今週は内業をメインでやっており、納品が遅れていた仕事をやっています。


その中で発注時の図面・数量・工事条件などの照査をやりましたが、発注の特記仕様書。工事の行う際のルール説明と言いますか通常のルールにこの工事にだけ追加されるルールが書かれているものがあります。 オイラが現場監督をしていた時とは大きく変わっているのは分かりますが、最近時代に応じた言葉も交じっていました。


その中で「若手技術者・新卒者の雇用について」という項目が入っていました。競争入札時に提案されていたので特記に書かれたものかもしれませんが、若手・新卒者を就職に迎えるとしっかりと書いてあるのは珍しいですね。(オイラだけか?)
しかし、現場に行っても40歳過ぎの人が多くて、20歳代がほとんど見当たりませんね。実は若い子を入れるのは良いのですが、やはり1,2人では仲間意識が少なくなり会社を去ることが多いので、同年代を数人募集する方がよいでしょうね。

ある会社は「どっちにしても途中退社してしまうから多め多めで新人を入れるんだ!」と自分の会社に魅力が無いことを大声で行っている人もいましたね。(笑)


このほかに「地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更について」。

ある工種での労働者の確保が難しくなっていますので、少しは役所で考慮してやろうという文句ですが、書類を作って審査を通す時点で職員の単価(残業)が上がってしまいそうです。(笑)

平成元年頃の「バブル時代」でも同じ現象で”人材がいない””人材単価が高い”などで、赤字を生む現場が多かったですね。少しその時代にダブってしまう感じとなってしまいました。


ともあれ、はたして「オレは土木人になってやる!」という若手が何人いるか? 反対に「私は・・・」と女の子の方が土木を目指す人が多くなってきたりして。(笑)