建設ブロガーの会の中で後発部隊ながら、ipadを購入して早1年が経ちました。
家の中では、子供(2人)、かみさんとipad君の争奪戦が繰り広げられているぐらいの人気者です。
でも、3Gタイプなのでオイラが外に持ち出しての活用目的に買ったんですがね〜。

さて、仕事に使えるipadということで、今回オイラの仕事に一役かっていただくことになりました。
ちょっと民間仕事で平面図を作ってもらいたいというもの。
土木工事なら設計図面があるので、”加筆”程度の平面図を作成することはいつもあるのですが”0”からは少ないでしょう。

まずは基準点作りからスタートします。そこでipad君の登場。
通常基準点は”XとY”の座標値が設定されているのですが、GPS測量機なるものは持っていないので今回は
簡易的に北方向を調べる方法ということでipadのこのアプリを使用してみました。

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地図コンパス(19座標系)

緯度経度では測量にならないので、これを平面直角座標系に表示を代えれます。(緯度経度のところをタップしますとXYに代わります)

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まず現地に到着前に、現地から見える範囲で遠くの目印(オイラは電柱を使用)で、一回目の座標値をipadで取得します。
そして、1つ目の基準点に移動して基準点での座標値を取得します。
これで2つの座標値を取得しましたので、トータルステーション(TS)に座標値を入力して測量をスタートできます。
じゃ、これで何が出来たかと言いますと図面というものは通常”北方向表示”が当たり前なのですが、何もないところで北を探すには
コンパスを使用するものの、このように座標取得してTSに入力する方が早いですね。

そこで測量などをしている人に疑問符が出てくることでしょう。
ipadのGPS機能はどこまで正確なのか?と
ちなみにこのアプリの表示は10cm単位まで。
zahyou-
でも500mぐらい離れた箇所で10cmの誤差は40秒程度。
しかしipadのGPS精度が問題となります。

精度実験はもう出来ていますが今回はここまでとさせてもらいます。真面目記事のときに続きを書きます。