今から本格的稼働をする現場を訪問することがあり、発注図面を見せてもらいました。

オイラの地域周辺ではほぼ100%がSXF(P21)で受け渡しが有ります。
そして発注前に国総研のチェックプログラムで確認されてエラーが有るか(エラーが何個あるか:笑)確認されその結果を付けて受け渡してくれます。

情報共有システムも大部分の現場(通信が悪いところもありますので)で、使用され工事打合簿の格納を行っている状態となっています。

このように工事施工前・中に関しては、結構建設CALS/ECの基本を軸にしながら運用されている地域ではないかと思います。



そこで冒頭で述べた今回の発注図面なのですが・・・・・現場と合わない。

実は大きな工事現場のため、同じ工事個所を何期にも分けて発注されているのですが、以前の工事で、完成図は納品されているのにそれが生かされていない。つまり以前の工事で掘削されているところも元々のコンサルタント図面を使用されて発注されているため、工事数量が合わない問題が起こっていたのです。

何のために完成図を業者が提出しているのか? ちょっと問題ですよね。

その会社さんは、以前の会社の電子納品完成図面を数社のものを持ち帰り、実際の現況を測量をして見比べておられました。

つまり業者の方で発注図面を作る羽目に。    

  SXFやレイヤーを問題視する以前でした。