朝、工事報告書作成の仕事が来た。
中味はこの季節がらで、道路の除草作業の報告書です。 A3図面に除草の
平面図と展開図が一緒になったモノですが、以前の図面は手書きの上コピーを
重ねて文字や線が見えなくなっていました。

確かにコピーをすれば変更になったところのみを直せば良いけど、相手には
わかりづらくなっていくでしょう。

しかしこれも土木の現状です。

書類に時間をかけてもお金にはなりません。コピーに1分、修正に5分あれば
報告書は出来上がってしまいます。国土交通省の現場を管理している会社で
は、ほとんどの書類が電子化になっていますが、県・市の工事を行っている
土木会社では、まずPCを扱うところから入らなければならない会社が半分を
占めるのではないかとオイラは感じています。

よく聞くのが、

「これ以上土木事務が増えれば今の人員では対応取れない!」
土木工事の仕事はまず現場の仕事を覚えることが1番です。
オイラから見ると公共工事を任せられる人員に育てるのに最低10年
必要でしょう。もちろんその間に書類も作っていかないと、現場のみの作業員が
育ってしまいます。

この会社はこのたび毎年使う書類を電子化にして見ようとのことです。