さて、誰にサービスをすればいいのでしょうかね。
市民・発注者・政治関係者?
建設業界としてはすべてですかね。
しかし一現場責任者としては、市民への気配りが一番ですよね。
私が前会社で最後に行った工事では、市民の意見を聞く場所として、
市民との安全協議会を作りました。
(高速道路のIC工事でしたがその地区では初めての工事となるため
着手時には市民と行政がぶつかっていました。)
協議会の構成は自治会長や参加希望者・市役所・国交省の構成となりました。
定期的に行うもので、工事の説明はもちろんで、発注者から発注工事の
予定まで市民の人が気になることを話合える場所を作りました。
(もちろん創意工夫ですけど)
この安全協議会の良いところは
1、 市民・業者・行政にて直接話しが出来る。
2、 問題の即答が出来ることが多い。(行政がいるから)
3、 市民の意見がまとまって聞ける。
4、 市民の声がよく聞こえる。
5、 工事をよく理解してもらえる。
携帯電話時代は我慢が出来にくい人間になっているため
すぐさま答えを出してあげるスピードも大切なのではないでしょうか。
終わったときに参加してくれた人に一人ずつお礼周りをしましたが、
皆さん喜んでいらっしゃいました。
行政のやってること、業者のやっていることが市民に見えないから
苦情や不満も膨れてくるものと感じます。
これもコミュニケーションの一部でしょう。
しかし不利となる行政も快く参加してくれ無事に完了しました。
工事が終了し、市民とつながりがあるオイラは次の業者に
バトンタッチするまで安全協議会に参加していました。
(追加)
このほか保育所・小学校・中学校の生徒に、現場職員(3人)で寸劇をして
工事の説明や防犯に対する心がけなど工事のアピールも行いました。