もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

技術継承

自分の健康はいつまで続くのやら・・・・・?

『自分の健康はいつまで続くのやら・・・・・?』

さて一つの疑問を出してしまいましたが、明日への気力が有るから、今日がんばる。
でも明日オイラに異変が有れば・・・なんて考えていればいつまで経っても物事が前に進まなくなりますよね。

でもこれは個人の考え。

仕事、組織としては、このリスクについて考えておかないと駄目なんですよね。
以前の会社でも、「一人ですべて仕事をしているこの人、明日の会社のこと考えているのかな?」
と、思えるほどワンマンな方がいました。
確かにすごく腕利きの方なのですが、”ここぞ!”と言うときはすべてこの方が折衝をしていました。

あることがきっかけでその人が退陣することになりました。
その後、部下のお方は・・・・・話を聞くとたいへんだったと。

頭の隅にでも 『自分の健康はいつまで続くのやら・・・・・?』を入れておくと仕事方法がちょっと変わるかもしれませんね。

つながる会社にしよう(その1)

突然ですが、あなたはバブル時代(15年前)と今の社会は

    何か違う!

と40歳以上になる方々は感じられることがあると思います。

「バブル期のときは良かったな〜」という違いでは有りません。(笑)

今回お話したいことは世の中の変化と人とのつながりについて
考えてみたいと思います。

バブル以前の社会環境はというと
 1、今ほど生活の物があふれていない (物の不足)
   15年前も物の不足などあまり感じられなかったと思いますが
   身近で感じるものは、
    携帯電話
   当時は大きな”移動式電話”でしたが、10年前でもまだ
    携帯電話が重たい、大きすぎると
     品質の不足 を感じられていたいたでしょう。
   それはパソコンも同じだと思います。
    
   知らないうちに物の充実によって心が満たされてみているのでは
   ないでしょうか。

 2、共通の事を探していた (人との同調)
   仕事をしていても、”会社のためにがんばろう!”と
   一丸となってやっていた時代ではないかと思います。(違うかな?)

   でも心が充実してくると一つのことを追いかけるだけでは満足いかなく
   なるのではないでしょうか。
   
   またまた携帯電話で例えると
    以前は携帯電話ならどんなのでも良かったと思います。
     つながればいい。話が出来ればいい。
    でも今はこれだけでは満足いきませんよね。
     カメラの解像度は?形は?操作は?

  みんなと同じ事をするだけでは満足いかなくなっているようです。

 3、規制による安心 (誰かが守ってくれた)
   国の政策が大きく変わったのはみなさんご存知のとおりで
   ”甘えがなくなった” ”競争心がでる”とか良いところはあるかもしれま
   せんが、人が信用できなくなった環境でもあります。

  規制緩和と聞こえは良いが、大手の一人勝ちが目立つ今です。

本日はこの3つについて思ったことを書きましたが、次はこの問題で会社が
どのような問題が出るか、どうすれば進歩していけるのかを投稿していきます。

   

教える!っていう行為とは?

昨夜ある動物実験を行いました。
その動物とは息子2号と3号です。
その実験とは・・・・

マッチを擦って火をつけることが出来るのか?

そんなこと誰でも出来るよ!  と思われるかも知れませんが
そういえばオイラ、マッチで火をつけるのは教えたこと無いぞ。

実験は一言の声掛けでスタートすることが出来ました。
「お〜い、花火するぞ!!」
その言葉で、花火・ロウソクとライターを持参してくる2号と3号。
「今日はこれで火をつけましょう!」
とマッチを手渡すと、物は知っている様子でした。

マッチを擦る格好をし始めましたが・・・・・とても点く様子ではありません。

そこで始めてオイラが擦り方を教え何度か挑戦すると点けれるようには
なりました。

昔は日常的だった行為も今では非日常的に成りつつあります。
オイラも何気無く生活をしていますが、教えておかなくてはいけない
ことが出来ていないことにちょっとショックでした。

土木においても測量計算など、昔は電卓。今はプログラムが入った
PC、電卓で行っていますが、基礎は大切だと思います。

特に若いときには基礎が出来ていることで技術力が何倍も違って
来ると思います。それは仕事を行うに於いても”選択肢”が増える
と云うものでしょう。
技術力の幅。  広ければ広いほど選択肢が多く適切な判断ができる
ものでしょう。

ふっと、変な話が思いつきました。
火事の現場で少年がマッチを持って立っていました。さて犯人はこの少年?

捜査の結果
でもその少年はマッチで火をつけることが出来ませんでした。チャンチャン!

今日ははずかし〜いお話でした。

8月6日は何の日?

昨日の夕方子どもたちに
「明日は8月6日です。何の日ですか?」
と聞くと
「月曜日!」   「学校に行く日!」  「広島原爆の日!」と様々であった。

オイラが小学生のころは8月6日には登校して8時15分には全校で
黙祷を行っていました。しかし今は教育委員会の都合か、平和学習との
名目で8月上旬に登校することとなっています。

以前も書いたが、連休を増やす為に休日や祭日を変更してはいけないと
オイラは思う。覚えておかなくてはならない日は変更してはいけないことである。

と、話が逸れましたが、今日の広島は62年目の

戦争を二度としてはいけない!

という思いの一日でした。

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技術継承 Part3

以前建設業の技術継承を書きましたが、どの業種でも深刻に

なっているようです。

 

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技術継承の土壌

昨日書いた建設技術の継承であるが

以前書いた“若い子が勉強不足なのか?”と同じことかなと

今日になって感じて(にぶいなオイラは)書くことにしました。

 

以前は部下を教える名将が少なくなったのでは と問題を提起

していましたが、このたびは部下を育てる土壌を考えて見たいと思います。

昨日お客さんの現場から

「工事の照査が間に合わなくなる予感がするので、施工屋

さん(オイラ)の立場で排水関係の再計画を行ってもらいたい。」との依頼が来ました。その現場場は道路改良工事であり

測量や施工管理に追われ、職員4人でも厳しい現場と思いました。

 

その所長は以前から良く知っている人で、「若い子に設計の

チャンスを与えてみては?」

とオイラは所長に話してみました。

すると「ダメ。能力無いもん。それに他の業務で多分手一杯

に成っているから。それと失敗の責任は私に来るのだから」

 

うむ。確かに。今の現場の状況をしっかり把握していないから

はっきりは分からないけど今を乗り切るためには外注したほうが

確実に排水計画図面は出来るでしょう。でも排水の設計を

しなければならないチャンスも今しか無いのです。

 

その所長は40歳前ですが照査・設計もすべて出来る人です。

しかしお金・発注者との摂政(ここの発注者は監理技術者

でないと技術面の打合せをしてくれません)・全体の管理を

しているため自分では出来ないのです。

 

何事も本気になったときに技術力が一番身に付くものです。

このチャンスを逃すとこの先いつ計画業務があるか分からないものです。

少しハードルが高くてもチャレンジさせてみる方が先々では

会社のため、いや個人のためになるのではと感じます。

 

実はオイラも忙しい設計変更時期に部下に構造計算をずっと

(2週間ぐらいですかね)やらせたことがあります。

これはハードルが非常に高すぎ失敗しました。

(床版の設計で配筋図から応力計算の協議書。時間が掛かり

過ぎて設計変更が大変になりました)

しかし本人には難しいことにチャレンジしたことが自信に成ったようです。

 

 

早くから技術をしっかりとつなげる土壌を作っておかなければ

種をまくことが事は出来ません。

種をまいてもすぐには芽を出すものでもありません。

また肥料をやりすぎても途中で枯れてしまう。

もちろん種ごとに肥料は違っているので良く見極めて使い

分けなければ成りません。

 

まず次につなげる土壌作りが大切なのではとオイラは感じてます。

建設技術の継承

今日の新聞に建設技術の継承支援という見出しがありました。

これは建設業課の若者の就職人気が低迷し、就職している

人も高齢化になっているため、国土交通省が支援するという

物です。

 

日本の4つのモデル事業が選ばれ、日本の匠の技に継承

に力を入れていくことが決まっていました。

 

今はIT・機械化が進み、楽の出来る仕事で生活できる時代

に成りましたが、土木・建築にしても人間の技無では作れない

構造物・建物が多く残っています。

この残った建物の修復や改築には日本古来からの技術が

非常に大切に成ってくる時がくると思います。

大きな声では言えないが(しっかり書いてるが)前会社は宮島の

厳島神社の修復や改修をずっと行っています。オイラの隣の

じっちゃんも以前厳島神社の宮大工をしていましたが、もう歳で

次の世代に教えることが無く歳をとられました。

このモデル事業は建設業のOBを雇い、職業訓練等で技術継承

を行うそうです。

 

以前の会社で若手であるオイラが現場を持ち出て行くにあたり

施工計画書ひとつをとっても、以前同じ工事をした人からの

技術はもらえませんでした。

「誰が何年か前に同じ工事をしたことがあるよ。」

と教えてくれれば、オイラはその人に過去の仕事を聞き

行ったものです。けれど同じ工事をしたことさえ分からなければ

聞くに聞けないものです。

 

上司に話し、誰が何年前にどんな工事をしたのか一覧表にして

みんなに配布してもらいたいと要望したところ、

年度 工事名 発注者 担当者 主な工種 等詳しく

列記した表が出来上がりました。

 

新しい技術を磨く前に過去の技術も知ったうえで勉強したら

今では思いつかない技術も現れてくるのではないのでしょうか。

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自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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