先週もあれこれ仕事をしていると「あれ?先週何したんだったっけ・・・」などと考えているともう12月の中旬になってしまいました。
オイラ、12月中にやらなければならないことがたくさんあるのに・・・・日にちだけが過ぎて行ってしまいました。
先週は飛び込みで建設業の古い知り合い(20年前に一緒に仕事をした人)から電話が有り、岡山に行きましたが頑張っておられました。
何十年も連絡を取っていなかったのですが、今年亡くなられた建設会社の社長さんの葬式で出会い連絡先を交換していました。
仕事の話は「公共工事の図面を見て構造物が作れるように測量計算をしてほしい」
ということでしたので、自分が現場に入る際に行っている計算をして渡しました。
sokurokei

個人的にはいろんな測量計算方法があると思いますが、オイラは横断図にセンターからの距離や高さ、座標値を描くようにしています。
カット、床掘の丁張が掛けやすいように法尻、床掘面の高さと位置を表示しているのが特徴です。
実際は現場を見ながらじっくりと照査を兼ねてする方が良いのですが、とりあえず叩き台の計算をしました。
もちろん平面図と横断図のチェックなどはしましたが、最近の図面の精度は良くなりまして、以前みたいに横断図を平面図が違うことは少なくなりました。(でも必ずチェックは必要ですよ)
で、訪問した際に社長さんと話をする中で、
「いつも横断図などを見ながら座標計算や高さ計算をしているが、うちの社員はわけわからずやっている節がある」と。
(もちろん出来る社員さんがいますので大丈夫だったのですが)
せっかくなので、計算できる社員を増やしたいから昼から勉強会をしてくれないか、と言われて急きょ現場の職員3人が帰ってきました。
座標計算の前に図面の見方からだな・・・と思って縦断図を広げて「この数値の意味は?」と聞くと答えられない。
「いつかは勉強しようと思っていたのですが・・・」と。

実践計算をしながら納得のいくまで図面の見方をやっていますとやはり数時間では全部は無理。座標計算は後日となりました。
でも座標計算も半日では無理でしょう。私が教える場合、一次関数のあたりから入りますので。(笑)

社長から「もぐらさん、今さら聞けない図面の見方・実践測量計算の講習会をやってみれば〜」と言われて、そういえばなかなか聞かない講習会だなーと思いました。機会があれば講習メニューに入れるのも良いかなと感じました。