以前の記事 Windows7を仕事用に(レポ) で、AutoCADの旧バージョンをWindows7にインストールする方法を・・・書いていました。
Windows7は、旧バージョン(2000、XPなど)と、互換性をよくする設定が有りますので、今日は少しそのあたりを。
-Auto

アイコンの上で右クリック→プロパティをクリックして下図の画面を出します。
-gokan
ここで互換性モードを変更したいわけなんですが、PCの設定で出来なくなっている方は、一番下の「すべてのユーザーの設定を変更」を。

-ver

すると互換性モードでそのソフトが動く(起動)出来るバージョンを選ぶことが出来ます。
これを何度かやってみて、動くところを見つけるのですが、Windows7のOS更新などにより使えなくなることが有ります。
ちなみに私はAutoCAD2000を昨年の8月頃にいれて、しばらく使っていましたが、だんだんとエラーが増えてバージョンを上げました。
AutoCAD Civil3DはWindows7の32.bit にはインストール出来ましたが、64bitでは悲しくも全くインストーラーが動きませんでした。
AutoCAD2000iは、どちらも使っているうちにエラーになったりします。

そこで、旧シリーズを無理やり使う際には、Windows7のProfessional以上のエディションなら、HPからWindowsXPモードを導入することが出来ます。
Windows7でWindowsXPモードを    Windows7で使えるWindowsXPモード など、こちらの要領をみてインストールしてください。
ちなみにWindows Homeエディションでしたら、買い方によっては数千円〜でProにバージョンアップできます。
または使わなくなったWinXPをバーチャルモードでWin7にインストールする方法も有ります。(詳しくはネットでさがしてください)

とりあえずオイラのPCにもXPモードを入れてみました。
-XP
-XPmodo
XPモードを起動してAutoCADを起動しますとこんな感じで使えます。
ちなみにWin732bitでXPモードを使いますとメモリー不足(32bitはメモリーを3GBまでしか認識しませんので)カーソルの動きが悪くなります。いざというときは使えますが。
今回64bitに入れて使ってみましたが(メモリー8GB)、そこそこ動きますね。
標準でXPモードはメモリーが512MB。 XPモードとWin7の使用メモリーの割合を変更すればもっと快適に使えるかもしれません。

まだWinXP入りの高いパソコンを買われている人もよく見かけますが、安いWin7で次世代に向け、新バージョンのソフトに切り替える方をお勧めします。
もちろんコストはかかりますが、”未来”を見た際にはどうか? を考えて行きましょう。


≪追記記事≫ 2012/08/30

XP Mode を詳しく記載しました。
『 Windows7 のXP Mode設定+α 』 2012/8/1 記事を参考にしてください。


≪追記記事≫ 2013/02/12

2012年10月にWindows8が発売になりましたが、古いAutoCADはXPでしか使えないかと思いきや・・・

『 古いautoCADはWindows8で使えるか? 』 2013/01/28 記事を参考にしてください。