もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

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プリズムポール用水平器

9月になってしまいましたが、夏がまだ続いています。例年は8月末になるとちょっと涼しくなるのですが、今年は30度を超える日が続いているのも困ったものです。


また変なものを作ってしまいましたので紹介を。


最近地上型レーザースキャナーを使うようになり、”後方交会法”を使って測量機を据えることが多くなりまして、プリズムの設置がシビアにしなくてはならなくなりました。


後方交会法とは、測量機を適当な任意に設置し、2つの基準点を距離と角度を計測することで、測量機の座標値XYZを取得して機械設置すること。

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また最近構造物の出来形を計測しているので、数mmを気にしだしまして、プリズム設置がもっと楽に精度よくできないものかと考えていました。


そこで、まずはプリズムをきちんとまっすぐに立てることを考えました。これが通常プリズムポールにつけられている”気泡水平器”。


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これでも通常は問題ないのですが、もっとシビアに設置したいと思いまして、縦横単独の棒型水平器が使えないかと。


またまた変な虫が動き出しまして、こんなものを作ってみました。


『縦横独立型プリズムポール用水平器』 (べたな適当な名前だ・・・)


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手順は土台作りから。オイラのおもちゃになりつつある3Dプリンター。 ノギスを片手にAutoCADで形作りから。


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で、水平器と取付マジックテープの調達を、お得意の100円ショップとホームセンターで。


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物を粗末に・・・するわけではないので許してほしいのですが、まずは水平器を分解ですね。


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でもこの100円水平器。5つ買ったけどどれもバラバラの水平が表示されます。ダメだね。

オイラの手で立派にしてやります。(笑)


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土台の作成。固く精度よく作りたいので時間をかけて出力。これで7時間で作成です。


いろいろと土台を考えたのですが、2つの水平器を取り付けると比較的大きくなるので、このように水平器を差し込むところを1か所にしてみました。


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水平器の微調整ができるよう、タップでネジを切りネジ穴を作ります。 基本3Dプリンターで造作しますので、100円ショップの水平器よりは精度は良いです。(笑)


で、以前の丸い気泡水平器と今回の水平器の確認を。


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通常の丸い気泡水平器では、気泡の見方によって、2,3mmずれることが判明。今回作った水平器では、気泡の見方が水平がわかりやすいので1mm程度の誤差で収まることも判明。


自分で作ってみられる方はファイルをダウンロードしてやってみてください。 

3Dプリンターデータ stlファイル

CADデータ  DXFファイル(2000形式)


耐久性はどの程度あるかわかりませんが、精密機器の取り扱いでお願いします。(笑)

AutoCAD 座標値プロット

「梅雨」と単純に呼べない季節に近年はなっていますね。数年間には日田市や八女市の建設協会さんの講習会に呼ばれて数年行っていましたので、頑張って復旧されていることだと思います。


オイラも今年初のCADの社内講習に行ってきました。7時間の長丁場なのでした。この度はAutoCADの、土木専門の講習になりますね。

項目は・・

1、AutoCADの設定方法 (オプション・リボンの等の設定)

2、基本作図方法(単カーブ、円の取り扱いなど)

3、編集 (ハッチング・等高線等のポリライン編集)

4、レイアウト印刷設定

5、座標設定

6、マクロの作成

という基本操作を。


本日はその時に使用した座標値をAutoCAD(AutoCAD互換CAD)にプロットできるものをダウンロードできるようにしました。


だいぶん前から作成してオイラは使っています。レイヤや線種・色など自由に設定できるように作っていたのですが、AutoCADnoバージョンが変わるごとにエラーが出たりしてリリースすることができなかったのですが、今回複雑なことはできないのですが、AutoCADのバージョンが変わっても使えるだろうというものをリリースしてみます。


Excelのセルに座標値を張り付けて、数式を作っている”列”をコピーして、それをAutoCADのコマンドウィンドウに”貼り付け”をするとその座標値がCADにプロットできます。


B列をコピペすると 『点と測点名』がプロットされます。

C列をコピペすると 『 線 』がプロットされます。

同時はできないので、それぞれ行ってください。 


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作図例ではこのような図が描けます。


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原点付近にかけるようになっていますが、図形が見えない場合は ”オブジェクトの範囲ズーム”などを使って表示してください。


2D、3Dどちらでも使えるようにしています。オイラはマシンコントロール3Dデータはこれで作成しています。数式を複雑にしていると、数千点の座標とをプロットするのに非常に重たくなりますので、ほんと 単純にしていますので、自分でカスタマイズして使いやすいようにしてみてください。

数式が見えて、シートの保護などはしていませんので。


必要な方は下記のファイルをダウンロードして使ってみてください。


AutoCAD(座標プロット・点名+線) ダウンロード .xlsx 


初期は m単位 、 AutoCAD初期の”数学系座標”でも”測量系座標”でプロットできるようにX、Yを交換しています。

またCADのバージョン、環境によってはプロットが非常に遅くなることがありますので、コマンドウィンドウに張り付けた後画面が変わらないときはじっくりとお待ちください。


まずは自分なりにお試ししてみてください、初めて使われる人には画期的なものになると思います。

以前紹介している”横断図作図”もこれの応用です。オイラはこのほかに舗装の展開図や擁壁展開図など数式を作って仕事の効率化を行っています。


ご使用にあたって自己責任でよろしくお願いします。(笑)

工程表(令和対応)

雨がつづいているのですが、工事現場は通常通り作業をすることが多いのですよね。そのため”測量”も雨の中でやらないといけないことがあり、昨日も無理やり傘やタオルで拭きながらやっていましたが・・・・平板用パソコンの調子が悪くなってしまいました。


こんな実働ですが、令和になって4カ月が過ぎてしまいましたが、宿題を頂いていた”Excel工程表”の令和対応です。

お待たせしました。西暦、平成、令和に対応した、土日自動色付け工程表をアップします。


以前と同じレイアウトで、1カ月と2カ月の工程表です。


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年表示形式「西暦、平成、令和」をドロップダウンリストより選んでください。

西暦にしますと「西暦」文字は非表示になります。


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シート保護やパスワードもつけていませんので、独自で修整してご使用ください。

工程表をダウンロード   kouteir.xlsx


この工程表の使い方(特色)は 
a) 年と月を入力するとその月の曜日が変更されます。 
b) 土曜日、日曜日の範囲が色が変わります。 
c) 2月など31日無い場合は日にちと曜日が空白になります。(表が短くはなりません)

ヘルプならぬものを書いていますので、”条件付き書式”などを変更してカスタマイズしやすいようにしていますのでぜひ自分の会社書式に変更してみてください。


ついでに条件書式の変更方法を記載しておきましょう。

image_thumb[2]


1)色を変える範囲を全部選択します。 
2)”条件付き書式”のタブをクリックし、”ルールの管理”を選びます。


image_thumb[4]


3)もし土曜日の青色表示を”無し”にする場合は、この画面上で”書式で青”になっているところを削除して条件を消してください。 
4)色を変更する場合は”ルールの編集”より書式を変更してください。


image_thumb[5]image_thumb[6]



もっと自動化にすればよいのですが、工程表は ”現場を着手から完成にシミュレーションする”様式です。

1年ぐらいの工事では、自分はこの様式を印刷して、カレンダーをじっくりとにらんで、手書きで作業班ごとのネットワーク工程を作り、これをもとに1年のバーチャート工程表に転記します。すると1年間を1日単位で工程を考えれますので、工事中でも工程の修正が楽でしたね。


ブログ右側に”カテゴリー”が選べれますので、「Excel」か「ダウンロード」を選ぶと過去の便利様式が集約できますので、使用してみてください。

Screenpresso

今日はちょっと便利そうなアイテムを紹介。


パソコンで書類を作っているときに、

「ちょっとこの写真の一部をExcelに張り付けたい」

というときに、キーボードにある「Print Screen」(キーによって文字を略してあったりします)を使用して画面全体をExcelに張り付けて変形(トリミング)して必要な部分のみを表示したりしているとどうしても1,2行程増えてしまいます。


これまでは画面コピーのアイテムは「ハドコピくん」を使用していました。

これはこれで慣れてしまうと素早く必要な部分のみの画面をコピーしていましたので良いソフトです。

でも下記のように赤丸をつけようとしますと、一旦Excelに張り付けて赤〇をつけて、それをハドコピくんを使ってブログ記事などに張り付けていました。


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で、今回見つけた新しいアイテムは

Screenpresso  (無料バージョン)


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パソコンを起動するとソフトが起動しており、画面の上にカーソルを持っていくとこのような画面が出てきて指定領域のみの画面コピーができるもの。 ここまではこれまでの”ハドコピくん”と同じなのですが、切り取った画面が一覧になり、注釈文字や赤丸などが編集できる機能がついています。


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これまでのハドコピくんでは、マルチ画面(モニター2画面)にしているとメインモニターしか画面コピーができなかったこと。なのでいちいち右側の画面に表示しているものをメインの左側に移動させて画面コピーをしていました。


でも”Screenpresso”は、どちらの画面でも画面コピーができるところが一番便利ですね。


あとは動画も録画できるということかな。パソコンの操作補法を離れた現場の人にビデオにして渡すのも有かな。


あと、パソコンセキュリティが厳しくなっている会社ではソフトウェアがインストールできなくなっていることも有ります。 でもこのソフトはインストールせずにも使える機能がついているそうです。


今後このソフトがどのように変化するかわからないのですが、今は自分には便利なアイテムです。

ポケコン

またもや紛失物が・・・

お客さんのPCを治す部品を探せども・・・見つからない。部屋の模様替えをしたらいけませんなー。片付けたつもりが紛失物を作ってしまうようになってしまいました。(というかものが増えて・・)

と、探し物しているとこんなものが出てきた。


2015-12-03 09.15.13


20歳台に測量計算に使っていたポケットコンピューター(通称ポケコン)これも死語ですな。(笑)

2015-12-03 09.12.21  2015-12-03 09.12.36


2015-12-03 09.12.29  2015-12-03 09.12.53


以前の会社の上司が前半のプログラムを作っていたので、後半は自分がプログラムを作成。

プログラムを作るには時間を要したけど、残業が思いっきり減りましたね。

image(マニュアルも作っていました)

特にトンネル工事でレーザーを使った測量ではクロソイド・単曲線・直線を複合的に計算できるものにしていましたので残業で測量計算に3,4時間もかかっていたのが30分で終わるようになりましたね。レーザー設置も早く的確になりました。


電池がなくなっていましたのでプログラムは全部消えているでしょうね。 昔は音楽用カセットテープにプログラムを保存していましたので、それが残っていますので復元はできます。

今の若い人に音楽カセットも死語ですが、それにパソコンのプログラムを保存していたということも???と思うでしょうね。(笑)


もう使うことは無いと思いますが、記念に機械はとっておきますが、もしこのプログラム使ってみようと思われる人がいましたが、メールをくださればプログラムとマニュアルのPDFを送ります。

封筒のあて名、送り状印刷

また”つまらぬもの”を配布できるように整備しましたので記事にしました。


お客さんなどへ請求書や注文書などを手紙にすることがありますが、その際あて名印刷や送り状を整理しやすい様式を作ってみました。

電子化が進みましても、まだまだアナログ部分は残していかなければならず、その際に少しでも省力化ができればと思っています。


1、顧客リストに事前にお客さん名、住所や郵便番号を入力しておきます。

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2、シートを移動してもらいますと、『封筒長3号』『角2』の様式があります。

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宛名の右側に”▽”の部分をクリックしますと、顧客リストの名前が見えますので、選んで選択しますと、通便番号と住所、敬称が自動で変わります。

オイラは封筒の下側に会社名などを入れてあて名と一緒に印刷をしています。

(もともと会社の封筒に文字がないっていますとこの部分は不要です)

しかしここで一つ問題があります。

このExcel様式は封筒を横使いにしていますので、ご了承ください。


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また、プリンターの設定が必要ですので、環境に合わせて設定してください。ちなみにゼロックスの複合機の設定方法は最後のシートに記載していますので参考にしてみてください。


3、次に送り状印刷。

Excel,Wordで書かれている人は多いかと思いますが、ファイルやExcelシートが増え、いつ誰に送ったか探すのが大変になりますよね。またその場限りでファイルを消されている人もいるかと。

きちんと履歴を一覧で管理できるようにしました。


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あて名ごとに作成しておきます。


4、次に「送り状原本」をシートを選びます。送り状管理番号に先ほど作った送り状リストの管理番号を入力しますと、日付、あて名、文章が変わります。一応長文も自動で折り返ししてくれる様式にしています。


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パスワードや様式の制限をかけていませんので、ご自由にカスタマイズして使ってみてください。


あ、レターパックの様式も作ってみましたのでお使いください。

3cmまで送れる”青レターパック”と詰めれる限り送れる”赤レターパック”があります。

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オイラは白紙A4のシールに印刷して張り付けています。


圧縮していますので解凍してお使いください。

「futou.lzh」をダウンロード   (Excel2013で作成 :封筒印字 (Ver2015)(白紙))


その他に 速 達 などの”小わざアイテム”が入っていますので、お使いくだい。


<余談>

これを作ったいきさつには、以前はお客さんへ手書きで封筒を出していたのですが、”株式会社”と”有限会社”を間違って書くなど事務が煩雑になっていたからです。改良しながら10年。こんな形になりました。

Excel インデック印刷様式

数年ごとに買い替えを余儀なくされているます”インクジェットプリンター”。これは仕事上CD,DVDのレーベル印刷をしなければならないのでローラの消耗やヘッドの痛みで通常の紙は印刷できるけどもCDレーベルは印刷できなくなることが多いですね。


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以前Ecspnのプリンターを買ってCD印刷をした際に、インクの出方が悪くて、1週間で破棄(他人に譲渡)してしまいまして、Canonばかり使っていましたが、今回はEpsonにチャレンジ。
結果 : この型からはインクの使い方の調整が出来るようになりCanonと同じように印字ができるようになっていました。その上Canonは印刷を始める前に何度もヘッド清掃をして、なかなか印字が始まりませんでしたが、これは早い。そして”インクの持ち”がとても良いですね(インクの使用料を落としてはいますけど)


さて、本日書きたかったのは、インデックス印刷。 

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以前はこのタイプをプリンターで印刷できる様式をExcelで作成していましたけど、最近のプリンターは上から用紙を入れるところがない機種が多いのですが、このタイプはその装備があるものの、この手の用紙設定が出来ないので印刷ができませんでした。

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文具カタログを調べていますと、このインデックスは、はがきサイズに作られており、どのプリンターにも使用できるようになっています。そこで、それ用のExcelインデックス様式を作成してみました。

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使ってみようと思われる方は下記の文字をクリックしてダウンロードしてください。

「indexSkokuyo.zip」をダウンロード  

(Excel2007で作成しています)

今回はインデックスのみの様式を入れていますので、工事打合せ簿などのレーベル印刷が必要な方は以前のタイプを以前の記事からダウンロードしてください。

2011/6/20 記事      2007/11/19 記事

 

平板測量

今日から9月。オイラの気分では9月とは「仕事をするには土木工事は山場にむかっていく」時です。

最近オイラは現場の平板測量をして、土木計画を作ることがしばしばあり高値の花である「平板測量ソフト」が使ってみたいと思っていました。(また悪い虫がウズウズと・・・)

数ヶ月前に測量機の展示会に参加した時のこと。以前から売っていたソフトを

『無料で配布(機能制限付き)』

という話を聞き、先日無料ダウンロードして測量機と接続してみました。

Nikon Trimble

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TSとケーブルをつないでみてノートPCから測距が出来てそのままCAD画面に記録されていきます。
基本ノートPCのCADから機械設置や測距をするソフトでして、複雑な平面図を描くときには現場で図面を仕上げていくことが出来ます。
「あれ?この計測した位置。水路のどっちだったけ・・・?」と、事務所に帰ったときでなく、現場でそのことに気付くことが出来ます。

なぜこれが無料? と思われる方も多いかと思いますが、メーカーさんの話では

「スマホと同じように無料アプリから追加部品を購入していく仕組みにしました。」とのことです。なるほどと時代の変化とともに商品販売方法が変わっていっていますね。
(ちなみにBluetooth接続コマンドがありませんでしたのでこのあたりから有料なのでしょう)

平板測量CADソフトと言えばHo_CAD。ペンタブレットで外へ持ち出しして図面を描ける機能も付いています。

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左側の”+”をクリックすると、右クリックマウスのアイコンが現れてきます。これでクリック機能の付いたタブレットペンで右クリックが出来ますので、図面を描いていくことが出来ます。またこのコマンドパネルを右側に移動させることが出来ますので、右利きの人にも使いやすくなります。
(使い方には機材を選びますので、一度お試しを)

横断図自動作成

トータルステーション(TS)を使って現場で横断測量することが多くなりましたよね。
そこで数年前にExcelでTSデータを成果簿に書き、そのままAutoCADに作図出来る様式をこのブログで紹介しましたが、新しいバージョンのAutoCADでは使えないエラーが出ていました。
オイラも2年前にやっとAutoCAD2011にして気づきました。コメントに「作図できません」と入れてくださったのですが、なかなかリリースすることに至っていませんでした。

調べるとAutoCAD2008以降のあたりからそれまでに使えていた言語が使えなくなっていまして、こんなエラーが出ていました。

なので動くようになりましたのでリリースすることにしました。
(前からなのですが、計算方法や追加距離の入力でうまくプロットできないこともありますので失礼します)

※Excelの様式ですが、マクロを使えるようにしておいてください。

観測手簿にセンターからの追加距離・前視・ミラー高を入力します。
そして共通作図要素で、基準高(DL)を決めてください。

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AutoCAD転送画面を起動を押します。

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CADへプロットするのに現況線のラインのみか測点ポイントもプロットするか決めます。

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そしてAutoCADのコマンド部分をクリックして ”右クリック”→ ”張り付け”を行いますと、

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こんな感じにCADに作図してくれます。

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今回修正するに当たり大きな変更箇所は、作図する情報を自分で付けられるところですかね。
レイヤ名、線種、線幅、線色が自分で決めて作図することができます。

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ダウンロードはこちらから無料でどうぞ

「AutoCADPlot202.zip」をダウンロード

(AutoCAD2008〜2011までは点検しています。)

そしていつもと同じですが、とことん使いこんでいませんので、使う人の責任においてご使用ください

土木の丁張り計算様式

久々にしょうもない計算書を作ってしまった。
最近土木丁張りをかけることがあり、電卓で計算していましたが、面倒になってしまい、Excelでちよっこっとした計算式を。

土木の丁張りを計算する書式を作りました。
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連続して同じような丁張りがある場合はとりあえず現地に横断方向の幅くいを設置して、杭(釘)の高さを記録して事務所に戻りExcelで一気に計算した方が、ミスもなければ計算も早いですね。
丁張りにはいろんなパターンがありますが、とりあえず基本的な「切土、盛土」のみをアップしておきます。

「丁張りの計算書式」をダウンロード

使われる方は自分の責任で計算式を確認して、カスタマイズしてお使いください。

本当はスマホバージョンにしようと思ったのですが・・・・いろんなソフトを調べる時間がかかるのでExcel系でお使いください。
WindowsタブレットにExcelまたはフリーのOpenOfficeがあればまともに動きます。

そういえばこんなパターンで横断図の座標計算をするものまで作ったことがありますが、最近はCADありますので使用することが無くなりましたね。

測点ごとの表にして使うこともありますが、印刷はたくさんになりますけど絵があった方が、わかりやすくミスが少ないとおもいます。

短期工程表

久々にExcelの記事を。
時たま現場を訪問しているときにお客さんに頼まれてExcelなどの書式作りを頼まれるのですが、先日こんなお願いがきました。

「現場やお役所さんと打ち合わせをするときに、1日メモリの工程表がいるのですが、そこでいつも曜日、休みの日の色塗りをしなければならないのです。それが全部自動でできませんかね?」

と、図面を修正しに行っていたのですが、昼休憩などでちょっと作ってみましたので、データをアップします。
<2か月工程表(A3版)>

image_thumb[1]

<1か月工程表(A4版)>
image_thumb[8]

短期工程表をダウンロードされる方はこの下の文字をクリックしてください。 


短期工程表 をダウンロード

この工程表の使い方(特色)は  
a) 年と月を入力するとその月の曜日が変更されます。  
b) 土曜日、日曜日の範囲が色が変わります。  
c) 2月など31日無い場合は日にちと曜日が空白になります。(表が短くはなりません)

ヘルプならぬものを書いていますので、”条件付き書式”などを変更してカスタマイズしやすいようにしていますのでぜひ自分の会社書式に変更してみてください。

ついでに条件書式の変更方法を記載しておきましょう。
<見本> Excel2007の場合
image_thumb[2] 
1)色を変える範囲を全部選択します。  
2)”条件付き書式”のタブをクリックし、”ルールの管理”を選びます。
image_thumb[4] 
3)もし土曜日の青色表示を”無し”にする場合は、この画面上で”書式で青”になっているところを削除して条件を消してください。  
4)色を変更する場合は”ルールの編集”より書式を変更してください。
image_thumb[5]image_thumb[6]

しかし以前建設会社のサラリーマンをやっていたときは、忙しい忙しいと言っていても、今よりかは時間がありましたね。
この手の書式はいろいろと作っていましたが、最近は自分が必要に迫られていないので、作らなくなってしまいました。

でもパソコンって便利なものですね〜。





≪追記記事≫

令和に対応したフォーマットも2019年8月28日の記事にダウンロードできるように記載しています。

工程表(令和対応)

スマートフォンでヘロン計算を

今日は九州のある土木施工管理技術者講習会に来ています。昨日は大雨になっていましたが
オイラが移動するときには比較的少雨でよかったです。
しかし・・・・オイラを知っている人に言わせれば
「もぐらさんは雨男だ!!」と言われてしまいます。
そういえば・・・・オイラが遠方に行くたびに”雨”が付きまとってしまています。(苦笑)
DSCF3468-

今はこのお方の話を聞いています。明日は私の出番なのですが、なんかオイラが話をすることを
全部しゃべってしまいそうな勢いですわ。(笑)

さて、明日使うコンテンツなのですが、ちょっと今日ここでデータをアップしておきます。

話のはじまりは、建設会社の友達が
「関数電卓でヘロン計算をしたいのだけど、プログラムを入れてくれる?」
と、言ってきたので、「それなら今のスマートフォンでやればいいのに〜」
と言ってしまい、通常パソコンで使っているExcelの計算ファイルをスマートフォンで
使いやすい?ように表示を修正してみました。
ipad,iPhone,AndroidなどのOffice,Excelが使えるアプリが入っている場合は下記のファイルを
ダウンロードしてみて使ってください。

「ipadheron.xls」をダウンロード

現場でちょっと生コンの面積を・・・という方は使ってみてください。
また、これをパソコンに移動してそのまま使っていただいても良いです。

二日酔いしない飲酒量

お正月。「お酒が抜けない・・・」「新年会でも深酒の癖が・・・」という方は、これをちょっと参考に。

二日酔いしない飲酒量(ml) = 15×体重(kg)×飲み始めから翌朝までの時間(h)÷お酒のアルコール度数(%)×0.8

友達と話をしていてこんな計算式が出てきました。
なので、昼休憩にちょっと計算式を作ってしまいました。

keisan

しかし、乾杯はビールでそのあと焼酎を飲むという方用に、オイラが勝手に作った複合計算式を作ってしまいました。(暇じゃないんですよ)
Excelで作っていますので、いる方はご自由に使ってください。

 「sakeryou.xls」をダウンロード

黄色い部分に当てはまる数値を入力してください。 飲みすぎには注意ですよ!(オイラもですが・・・)

また一つ無駄なものをつくってしまった・・・・・

SKYPE会議

昨夜は久々に建ブロメンバー+の方とSKYPEで会議?ならぬ会話をしていました。
北海道・東京・広島・大分と8人で話をしていました。
以前は10人まで通話会議が出来ていましたが、最近は25人までOKですね。

SKYPE       SKYPE   (無料通話ソフト)

つくづく便利なものだと再認識しましたね。
PCカメラをセットしていれば、テレビ通話もOK。料金を払うとテレビ会議もOKと成ります。
会議は久々なのですが、通常の業者社との連絡や、大容量(1GB以上もOKですよ)のデータ送信にも役立っています。
このデータ送信。チャットを書く欄へファイルをドラッグアンドドロップすればすぐに送れるのですが、意外とこの機能を知らなかったという人は多いですね。

しかし使い方によっては困ることも。自分のPC電源を入れていることが相手にも分かってしまいます。(設定で消せますが)
「あいつ、まだ仕事してるぞ」とか、分かってしまいますので、「誰でも」はちょっといやかもしれませんね。

今のスマホにもSKYPEは使えますので、会社との連絡とか出先からの会議参加なども出来ることでしょう。
でも顔を合わせての会議が一番ですけどね。

Sync with (自動バックアップソフト)

最近社内・現場でデータを一元管理するために、外付けのHDDで、LANタイプのものを使われることがあります。
オイラも事務所ではこのタイプの2TBものを使ってデータを管理しています。

通常パソコンについているHDDにデータを保存していて、"削除”を行うと一旦”ゴミ箱”に移動しますが、でもこのLANタイプのHDDですが、いきなり削除されてしまい間違って消したものが取り戻せなく成るタイプのものがありますので注意が必要です。でもオイラのHDDにはこの機能がついていますが・・・ゴミが溜まる事が多くて使っていません。(笑)

さて、本日は大切なデータをどのようにして守るか。広島県の電子納品事前協議の書類には”バックアップを毎日とる”と言う選択項目が書いてあり、手作業ではとても無理そうですね。
そこで以前からフリーソフトで自動バックアップソフトがありましたが、最近オイラが使っているのはこれです。

Sync with    http://www.iodata.jp/promo/soft/data/back/syncwith.htm

Sync with.jpg

I・O DATA のHPから無料ダウンロード出来ます。
オイラが見て、どのようにバックアップするか分かりやすく説明されており、初めて使われる人にも良いかな、と思いました。

syncスタート.jpg  同調指定.jpg 

インストールが終わると”どのようにバックアップをするか?”というジョブを作成します。
HDDからHDDでも出来ますし、決められたフォルダーからフォルダーにでも自由に出来ます。

   同調方法.jpg  

次に同調方法ですが、どちらのデータをコピーするか。また同じデーターにしてしまうか決めます。
通常バックアップでしたら一方通行ですが、外向に行くときにとりあえずのーとPCにデータを持って出る人にとっては、事務所に帰って事務所PCと双方で同調すると良いかもしれませんね。

でもこれだけでは手作業と成りますので、今度はスケジュールを決めましょう。

   スケジュール.jpg

毎日、曜日ごと。時間指定をしてバックアップする時間を決めてしまえば完了です。
あとはこの時間に電源を入れておけば良いのです。

最初の1回はバックアップするのに時間がかかりますが、次からは変更したデータのみバックアップしますので短時間で済むでしょう。

で、オイラのデータはと言いますと・・・とても大きすぎてフォルダーごとに分割でやっています。(笑)

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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