本日の新聞によると広島県の工事において建設資材の価格高騰を受け
公共工事の発注金額の1%を超える鋼材・燃料油の価格上昇分について
お金を補填することになりました。

実質補填してもらえるのは目に見える鋼材・燃料油のみと捕らえればよろしい
のでしょうか?  それに伴なう物価に上昇は見てもらえないことなのでしょう。

けれど昨年6月のガソリンは130円台でしたから、約40円高くなっている勘定
になるわけですよね。

ちょっと単純な試算をすると
ダンプで往復距離60kmの20000m3残土運搬をすると・・・
 
  20000m3÷5台/m3 = 4000台
   60km÷1.5L/km = 40L
  4000台 × 40L  × 40円 = 6,400,000円

これに重機の燃料費などが加算されるわけですよね。
(重機は現場の条件により計算できませんでした)

何もしなくても建設会社が損をする状況となっています。

こうやって数字にするととてつもなく恐ろしい情勢ですよね。