もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

現場

3次元の活用現場

あれこれ集中して仕事をしていますと・・・事務所が散乱しています。(苦笑)

『仕事効率よくするには、まずは身の回りの整理』

というのが自分の方針なんですけども、だめですね。現場でも昼休憩に入る前にはいったん機材を一か所にまとめるか収納するか。1回1回片付ければ事務所とていつもきれいであるはずなんですよね。 

 それができていないということは・・・・節分で邪気を追い払えていなかったということですね。(笑)


さて、バックホウのマシンコントロール(MC)のデータを納品したところから、”無事終わりましたよ”という連絡が数か所からやってきていまして、ほっとする瞬間でもあります。

丁張かけもそうなんですが、きちんと正規通りに掘削・盛土が出来たかは終わってみないと結果が出ないものです。


先日1月にデータを納品した現場から完成した写真を送ってくださいました。image


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橋台の床掘ですが、複雑な形状となった掘削なのですが、正味3500m3ぐらいだったと思いますが1週間で完成されたそうです。土木現場をやった方はこの数値で施工が早いかと感じていただけるかと思います。

まずマシーンコントロールでないと、丁張の嵐ですよね。現場監督も2名でされていると聞いています。


次に延長300mぐらいの道路改良の現場ですが、段々になっているブロックの床掘も作ってみました。


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よく見る工事なのですが、大型土工だけでなくトータル的にMCバックホウを使用してみるという現場の意向。こんな施工方法が少しずつ建設業界に浸透していくのでしょうね。


まだまだコストがかかるものですが、機械代も少しづつでは下がってきて、3Dデータを作るソフトも良くなりつつなります。今後発注者より3Dデータが貸与されるか?まだ明確になっていませんが確実に現場には3Dを使い人員が少なくても作業ができている傾向にあります。


さてさて、オイラがいつまで新しいことについて行けるか。チャレンジですな。(苦笑)

3Dデータの活用

もう秋じゃないの?という天気になってしまいましたが、早くも8月が過ぎて行きました。
ぼーっとして8月が過ぎたわけじゃないのですけど、お仕事の方はありがたいことに忙しく走り回らせていただいています。
 

最近導入した新しい3Dソフトを使っていますが、”使い切る”ことにはとてもハードルが高いと感じています。オイラも基本部分だけしか使えていませんが、このたびとても便利であると痛感しました。

CIM(Construction Information Modeling)という土木では3Dデータを取り扱う技術を進めていますが、その中に3DCADなどを使って生産性を上げる取り組みがあります。
しかしなにもかも3Dで取り扱うわけではなく、”住み分け”をきちんとできれば生産性が上がるでしょうね。
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完成を予想させる3D図面などが一般的ですが、オイラは見た目はどうであれ、”構造物を作る3D”の方に注目しています。
今国土交通省での工事では掘削・盛土において”TSを用いた出来形管理”というものがありますが、これをやると”3Dデータが作れる”と思いがちですが、実質この基準で3Dを作ろうと思うと無理があります。結果的にコスト増しになるでしょう。

今回現場の設計変更する現場があり、現況を図るところから3Dで計画し、3Dから平面図・横断図を作成。それをTSを用いた出来形管理にに反映させ、3DをそのままMG(マシンガイダンス)のデータに変換するととてもスムーズに仕事が流れます。
 

国のある仕様書には「TS出来形管理→3Dに」という書き方がありますが、その言葉は「3D計画→TS出来形管理」変わるのが筋だと思っています。

CAD製図基準と現場

最近設計図面の変更及びそれに伴うレイヤ修正を行っていました。

各現場から上がってくる図面はどれもレイヤを使わずに図面を

作成されていることが非常に多いのです。

(だから仕事が来るのですが・・・)

 

そもそもCAD製図基準とは何のためにあるのか?

オイラなりにまとめてみました。

 

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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