工事現場には表裏がありますが
nikumaruさんが裏の部分の大きな課題を書かれていました。
オイラも現場を持って工事を行っていたときは、多かれ少なかれ
nikumaruさんと同じ感情で行っていました。
オイラ的な言葉で言えば
”雇われ社長”である。
会社からはお金を持たされ、それを運用(下請けに発注)してその中で
利益を得る。そして営業(発注者との交渉)して資産(請負金額)を増やす。
まさにひとつの建設会社が出来るのと同じである。
違うのは、自分の給料は他人が決めてしまう。
ここが涙でしょう。
”人のお金を使い、マネーゲームを行う”
ここが土木工事の面白いところではないかと思います。
最近はお金は本社・支店が管理して、現場の所長は決裁権は無い
会社が増えています。発注者から緊急の仕事を指示されても
「会社に伺ってから仕事をします」
といっている所長もいました。
こんなことでは発注者から信頼はもちろん、下請けも付いてこなく
なるでしょう。
下請けさんから”私はお金を管理している人と話します”
といわれればおしまいです。
横領といえばおしまいですけど、社長ならば会社を運営をするためには
自由になるお金が無いと運営できないでしょう。
所長がお金を握っていない現場は、苦しそうですよ。