もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

発注図面

完成図面の運用

今から本格的稼働をする現場を訪問することがあり、発注図面を見せてもらいました。

オイラの地域周辺ではほぼ100%がSXF(P21)で受け渡しが有ります。
そして発注前に国総研のチェックプログラムで確認されてエラーが有るか(エラーが何個あるか:笑)確認されその結果を付けて受け渡してくれます。

情報共有システムも大部分の現場(通信が悪いところもありますので)で、使用され工事打合簿の格納を行っている状態となっています。

このように工事施工前・中に関しては、結構建設CALS/ECの基本を軸にしながら運用されている地域ではないかと思います。



そこで冒頭で述べた今回の発注図面なのですが・・・・・現場と合わない。

実は大きな工事現場のため、同じ工事個所を何期にも分けて発注されているのですが、以前の工事で、完成図は納品されているのにそれが生かされていない。つまり以前の工事で掘削されているところも元々のコンサルタント図面を使用されて発注されているため、工事数量が合わない問題が起こっていたのです。

何のために完成図を業者が提出しているのか? ちょっと問題ですよね。

その会社さんは、以前の会社の電子納品完成図面を数社のものを持ち帰り、実際の現況を測量をして見比べておられました。

つまり業者の方で発注図面を作る羽目に。    

  SXFやレイヤーを問題視する以前でした。

設計の意図

ここ1カ月悩みのお仕事をやっています。

設計が古く紙ベースの設計図しか無いのですが、詳細設計がほとんど無い上に設計の意図がつかめない照査がやってきています。
延長約500mの砂防設計なのですが、橋、床固め、護岸、道路、農作物への取水など、それぞれの用途で設計されているのですが・・・・ 道路は突然起伏している部分もあれば水路はほぼレベル。直角に曲がって渡る橋に、地元地権者に聞いて話を進める擁壁など、

全く設計になっていないではないか!!

と、怒鳴ってしまいそうです。(だからここに書いているのですけれど:笑)

用地境界を犯してしまう構造物などが多々点在して、結局平面図、横断図ともCADですべて作り直しとなっています。

10年以上前の土木工事とは違い、もっと設計段階で精度が高くしたものを発注してもらわないとこまりますね。
(設計した時期の問題ではなく、この設計の問題ですかね。)(笑)

構造物(BOX-C)の高さが決められておらず、現地を当たって決め、方向も図面をスケールアップして現地で地権者に見てもらう。
工事現場で直接仕事をしていれば”現地あわせ”でどうにかなるのですが、発注図面だけを見て行う照査では限界が・・・

当初の設計者が独自で設計した構造物も結構あり、解読するまでに大変です。


さて、設計変更が多くなっているこの時期ですが、”標準的”と”相手に分かり易い”を書類の作り方を心がけましょう。
現場に従事していると、ついつい手順を略した計算となりますが、誰にでもわかりやすい書類の作り方。

これも上手なコミュニケーションの一つなのでしょうね。

発注図面?

ある現場のお話です。発注者から積算見積もりの図面をPDFでもらいました。その会社はそれを元に積算し、受注することが出来ました。さて、工事に入ろうとしましたがCAD図面を発注者にくださいと申し立てたが、渡されたのはPDF図面でした。・ ・・・・ここまではまだありえる話でしょう。しかしこの会社は、国土交通省を初めて受注された会社で、「仕方ない、図面を作ろう!」ということになり、アリダード・平板・光波を用いてなんと平面図・横断図を作成している途中でした。担当者は、「電子納品とは大変だな!」・ ・・・・・・? ちょっと、いや大分違うぞ!役所のどこかに、CADデータはあるはずです。担当者がP21.SFCがわからないのか、それとも発注者が渡していないのか。ちなみに新しく平面図を作成しても、発注図面の代わりにはならず、“測量をするときの資料”にしかなりません。 建設CALSが端末まで行き届くにはまだ時間が必要です。
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