CALSが普及しない理由が思いついたので今日は少々綴ってみます。
(CALSが普及しない理由 その1)
今日は国を会社に例えてみました。
配役はこちら
会社 = 国
経営者 = 行政
社員 = 建設会社
今頃建設会社だけでなく会社組織の改革が多く進んでいることと
思いますが、経営責任者の社員に対する説明が重要視されています。
つまり、経営者の考えを社員にしっかりと伝えないとその会社の
方針や軌道まで危うくなっていくものです。
さて、この配役に問題があると思われる方はコメントにでも書いてください(笑)
建設CALS/ECが本当に普及しているのか?の質問に対しては
現場にいるものとしては100% NO!の答えが返ってくると思います。
では何故?の質問でよくある回答は
コストがかかる、分からない、教えてもらえない、何の為にするの?
こんな回答が多くあります。
つまり社員(建設会社)は経営者(行政)の方針・ビジョンがしっかりと
伝わっていないことになります。
こんな会社はダメですよね。
行政の方から経営革新をしなさい!と公表しているもののこれでは・・・
おっと、行政又は関連の方がもしここを見られているかも知れないので
付け加えさせてもらえば。
「しっかりHPや特記仕様書・基準書を作ってアピールしているよ!」
と言われるかも知れません。
では、会社で大きな垂れ幕だけをつけて社員にアピールしていれば
経営者の考えが社員にしっかりと伝わるものでしょうか?
違いますよね、トップからその下の役職の人へ経営方針を伝えていく
から末端の社員にまで伝わるものです。
経営者(行政)といえ、社員に直接伝えるのは発注者である監督職員に
なるのではないのでしょうか。
何故、建設CALS/ECを進めなければならないのか?
社員教育の前に経営者教育が先ではないですかね。