昨日はぷらぷらと?(目的はあるのですよ)現場の訪問などをしてきました。
久しぶりに遠征となりまして、天気もよく絶好のドライブ日よりでした。
通常デジカメを持って出かけるので、おもしろい写真などが撮れるのですが
情けなくも、忘れて出かけて携帯のカメラのみ。
みせれるような写真は撮れませんでした(笑)

最後に寄った現場事務所でのお話です。

「設計の意図が分からず、設計した会社に直接電話をすると”発注者を
 通してから当社にご連絡ください”と言われました」
そうです。

オイラは、
「それもそうですね、最初は発注者を通してからでないと、設計者とは直接
 会話はしない方がよろしいですね」
「相手も無償で打合せ時間を作るにも、きちんとした理由がいるでしょうからね」

しかし、設計の意図が分からずして、施工構造物が出来るわけが有りませんので
このことはしっかりと発注者に聞くようにしましょう。
でも、設計の詳細についてどれだけ教えていただけるものでしょうかね?

そこで思い出すことは、今年のCALS/EC MESSE2008での、国土交通省の
大臣官房技術調査課が話をされた

ムダな業務を無くし生産性を向上させる    CALS/EC MESSEの時の記事

そのときのPPTには
1、三者会議の目的
 
◆工事目的物の品質確保を目的として、施工段階において、発注者(設計担当・
  工事担当)、設計者、施工者の三者もよる『三者会議』を実施し、設計思想の伝達
  及び
情報共有を図る。 
2、三者会議による品質確保・工場の概要
 
◆三者会議は、施工者が設計図書を照査した後に、施工計画書の作成前に開催する
  ものとし、発注
者(設計担当・施工担当)、設計者(管理技術者)、施工者(現場代理
  人等)が出席する。

 ◆会議では、発注者(設計担当)・設計者から設計思想や施工上の留意事項等を説明
  するとともに、
施工者から設計図書に対する質問や現場条件に適した技術提案などを
  受ける。

 ◆原則として構造物が主体の工事を対象とする。
  三者会議.jpgコメント.jpg

施工者が設計照査をした後に・・・・・  の言葉は引っ掛かるが、施工計画書を作っている
時点でも、照査は行っているから問題は小さそうだ。


この事を現場の人に話をすると
「そういえば最近始まった工事は、そのような三者会議をやっているようですよ」

なんと、今年の1月に発表したが、きちんと現場での運用が始まっているということ
ではないですか。

その中味については分かりませんが、今までの生産性の上がらない問題点を少し
ずつでも改善されているようです。

そういえばこの大臣官房技術調査課から話をされた資料の最後には

国土交通省の意識は変わりました!
次は、業界の皆さんが立ち上がるのを期待しています。

ご清聴ありがとうございました。  ということです。