もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

道路工事完成図書

道路完成図書の落とし穴

道路工事完成図を作成しているととても難しい単語が出てくると
感じている人は少なくないのではと思います。

道路工事完成図作成要領

読めば読むほど”?(疑問)”の箇所が増えてくるのは私だけでしょうか(笑)

その中の1つを今日は紹介。

世界測地系 と 日本測地系2000の違い。
オイラも詳しく知らなかったけど、ここを読んでください。

世界測地系移行の概要


簡単に言えば以前の日本測地系で日本の測量座標を使用していたものの
GPS等の開発によって世界測地系として統一したものを使用するほうが
良いこととなって、以前の日本測地系から世界測地系に変更された訳です。
そのときの誤差は約400m。 

そこで日本も世界測地系に準拠したものとするにしても、歪んでいる地球
では、各地域ごとの精度の高い基準を作る必要があります。
そこで日本の地域においては日本測地系2000という基準が出来ました。

道路工事完成平面図を作成するに当たっては注意が必要です。

自分の現場で使っている測量座標は
日本測地系座標か? 世界測地系座標であるか?

電子納品を行っていると、世界測地系は聞きますが日本測地系2000は
今まで出てきていませんでした。そのあたり要領作成時にはご配慮?を
いただければと感じています。(両方の単語が単独で出てきます)

でも測量屋さんならいつも使われている言葉ですので問題ないけれど
施工屋さんには???ですよね。

日本測地系2000と書いてあっても世界測地系のことですから間違わないように。

知らないうちに業務が増える!

昨日の疑問

今、公共工事を行っている技術者において、最近の業務内容を
把握している人が、さて、何人いるのでしょうか?

オイラはこの疑問に以前から思っていましたが、直面すると
「やっぱりこんなことが起きているのか」
と実態を知りました。

前振りが長くなりましたが、その最近の業務内容とは
道路工事完成図のことです。

相談のあった工事はもう完成しているのですが、ここの代理人さんは
道路保全技術センターに提出する、道路施設台帳を作成すれば
良いと思われていたのです。
しかし平成18年8月の基準で作成するように言われていたそうで、
作成要領を見るとチンプンカンプンだったので、オイラにお呼びが
かかりました。

代理人:「そういえば昨年の秋に説明会があったけど、こんな説明が
     有ったのかい?」
もぐら:「全国的にありましたよ」
代理人:「・・・・・・・」

今は監理技術者講習などで最新の業務内容や技術を教えるように
成っていますが、本気で聴講していないと最新の技術は身に付かなく
成っています。

近年の兆候として年配の方は現地での土木技術は有っても、最新の
業務には疎い(うとい)方が多いと思います。
また若年層は最新の業務は出来ても現場技術の習得が遅い
傾向があります。

今の土木技術者は、どちらかがかけても成り立たない仕事となっており、
特に年配の方は、とりあえず広く浅くでも勉強して工事に取り組んで
もらいたいと思います。
(勝手に勉強を押し付けるな!)

最後にもう一つ
この道路工事完成図(道路施設基本データ)作成において間接工事費での
積み上げとなっていますが、図面と作業手順内容が分からないのに発○者は
よく積算することが出来たな?と思いましたよ。(略式積算?)




距離標のなぞ(その2)

前回記載した百米標に続き1kmごとの地点標のなぞを記載します。

 

(そんなになぞではないのですが)

百米標があのようなプラスチック製のものでしたので、1km標とは

それに付随するようなものかと想像するかもしれません。

 

このようなものが1kmあたりに建っているところも有ります。

2007_04280055.JPG

それは立派な距離標と思われます。   

が、

これはあくまで国道の標識 であり、地点標とはちがいます。

 

1kmごとの地点標は、この周辺には4級基準点相当の地点標が

あるはずです。

 

ココの場合も近くにありました。

0704290112.JPG0704290113.JPG

 

この1kmごとの地点標が完成平面図に2箇所ある場合は、それを図面に記載し、

その図面が座標配置できるように仕上げます。

 

また1箇所又は無い場合は百米標を記載することを監督職員と協議を行ってください。

 

 

距離標のなぞ (その1)

どぼんの電子納品体感記で苦労話が載っています。

そこで相乗効果?を求めてオイラの苦労話も書いていきましょう。

 

ことの発端は今年になってどぼんさんより


道路工事完成図書の仕事で、現地の測量からあるけどもぐらさん

 やってみない!」


と声をかけてもらい、すぐに「やってみましょう」と答えたのが

苦悩の始まりでありました。(笑)

 

まずはマニュアルを掘り下げて読んでいかないと無駄足になりかねず

解読不能な箇所も何箇所かあり、疑問に思いながらスタートを切りました。

 

まず最初っからつまずいたものは、

 “距 離 標”(1kmごとの地点標、百米標)でした。


距離標とはどの形?どんなもの?きちんと座標値を持っているのかな?

と疑問に思いながら現地踏査を開始しました。

 

確かに現地には100mごとにこのようなポストが設置してあるでは

有りませんか。(無いところが結構あります)

2007_03030016.JPG

 

注意:高く表示されている看板ではなく、下にある黄色の丸っこいものです。

 

こんな形のものは県道でも設置して有ったぞ。なるほど道路の距離を

把握する為にあったものだったんだ、と感心しました。

通学路にあったポストをよく蹴飛ばしたりして帰っていましたが

今考えると、「大事なものだからけるなよな!」とお叱りがきても

おかしくなかったようです。

 

でも最近は地方により違った距離標が発生していますので、その際には

周辺で統一されつつある新しいものを計測し、図面に転記しても

良いそうです。(基本は上のタイプ)

ちなみに九州地方ではこんなのがありました。

2007_04280011.JPG

 

でも土木や測量屋さんが思うには、

 

こんなものを計測して図面に転記して精度が出るの?

 

と疑問の声が上がってきそうですが、仕様書によると10cm以内の精度で

良いそうなので安心して距離標の位置を計測しましょう。

(こんなこと書いていいのかな?間違っていましたらコメント下さい)

でも4級基準点測量にに準じて行いましょう。

 

でも工事区間内に1kmごとの地点標が2点ある場合は百米標の

測量は要りませんよ。

 

次は1kmポストのなぞを記載します。

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自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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