もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

道路施設基本データ

道路施設基本データ確認

最近オイラの地域では公共工事に提出された過去の”電子納品”がチェックされていまして、問い合わせが増えています。


「道路施設基本データが電子納品CD(DVD)入っていない」「道路施設基本データにエラーが出る」など調べられていますね。問い合わせ、相談では一番古くて7年前の工事の問い合わせがあっています。

オイラが知る限りこの道路施設台帳は平成13年ごろから作成していましたね。現場監督だった時期にも何度か作成しました。そして会社を作っても時たまこの業務が来ていましたので作成はしていましたが、提出先や問い合わせができていた”道路保全技術センター”が数年前に閉鎖され、データはすべて国交省へ提出するようになりましたが・・・土木業者としては問い合わせ箇所がないので悩まれて作成されていたでしょうね。


さて、今回の問題点の一つとして「道路施設基本データは作成しているが、図面・写真などに統合して電子納品CD(DVD)が作成されていない」ことが多いです。おそらく紙納品している”書類箱”の中には一つの打合せ簿ファイルとして道路施設基本データ資料は入っているはずです。


しかし、今頃になって過去のデータをチェックしなければならない事態、おかしいのですけれどもね。(苦笑)

道路施設基本データ

道路施設基本データ。  平成14年頃から工事を施工した後に施工業者が作るようになりました。
オイラも施工会社にいた時は数回作成して提出していましたが、最近不可解なはなしを聞きました。

発注者に 「この工事は道路施設台帳を提出しますか?」と問い合わせたところ
「道路○○○○センターへ資料を送って審査をしてもらってください」と。

通常はこんな感じでやり取りを行うのですが、今年になって2年前の道路施設基本データの修正が来たという会社では、道路○○○○センターへ問合せをしたときにこんな会話になったそうです。

「まだ作り足らない工種が有るとのことなんですが、マニュアルによりますとこの構造物は提出する規格の大きさではないので、記載はしませんでした」

「提出するかしないかは、発注者が決めることです。あなたたちが勝手に決めないでください

「でも道路○○○○センターで、審査されているのですから決めてもらえないのですかね?」

「私たちも発注者の指示に従っていますので問い合わせをしてください」

「しかし2年も前なので、担当者はこの事務所には居られないのですが・・・・・」
 
「それではすべて図面・情報を入力して提出すればよろしいのではないですか?使う使わないは後で判断してもらえばよろしいのでは?」

「・・・・・・・・・・・・・」

でもこの会社では2年前の電子納品再度作り変えないといけないんですよね。(大変な労力+出費+ため息)

と、全国各所に審査機関は有るのですが、それぞれの機関で手順の違いが有るのでしょうかね?
一番忙しい時期に閉鎖されている審査機関有ったりして、施工者も大変苦労をされているようです。出来上がった書類を送っても、受け取り拒否されたところもあったようです。

もう少し流れが分かるようにしてもらえればいいのですがね〜。だれか良い説明が有るところがありましたら教えてください。(閉鎖されているときにどうすればよいかをですよ)

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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