もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

電子納品

CAD製図基準の疑問

建設CALS/ECの”CALS”は

各種情報を電子化し、その伝達、共有、連携、再利用を効率的に

行いコストの削減や生産性の向上を図る。

と、有りますが、CAD製図基準として全国的に統一が取れているのか、

また各省庁、県、市においても統一が取れているのか?と疑問に思えだしました。

(今頃になって何?と突っ込まないでください)

疑問に思っているのはCAD製図基準(案)ですが、国土交通省内においても

製図基準がまちまちなわけです。

とりあえず国土交通省と国土交通省港湾局 を比べてみれば

最初の図面枠から色が違います(黄と牡丹)。もちろん構造物ごとの色についても

相違があります。

発注者サイドは同じところでしか管理しないから良いのですが、請負者は

発注機関が変わるごとに図面の描き方を変えなければ成らないのです。

これではCALSの意味が薄れてくるのは間違いありません。

ちなみに広島県は港湾のCAD製図を使っていますので、国交省と県を施工する

会社は、両方の基準を覚えなければなりません。

せめて国土交通省から統一をとってもらわないと地方でCAESが浸透しないのも

無理なのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

写真管理の疑問(第2)

先日の写真管理に関する疑問点を提議します。

現場で使うデジカメを発注者に登録しなければいけないのか?

これだけを読んだら何のことだか分かりませんが、先日現場に訪問した
時のことです。
オイラのデジカメで撮影したデータを渡そうとしたのですが現場の職員さんは

現職「そのデジカメは発注者に登録していないのでデータは使えないので・・・」

オイラ「・・・・・なんで?」

現職「以前発注者に登録していないデジカメで撮影したデータを提出したとき
   エラーチェックされ偽造とみなされ、発注者より怒られました」

オイラ「そのようなチェックをするものがあるの?それとデジカメ機種を登録する
   必要あるの?」

です。





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パソコン使用の検査

電子納品も検査書類の一つですね。国土交通省の工事においては
パソコン持参で検査を受けることが定着しつつあります。

パソコンが得意な検査官でしたら、なまじ紙書類を見るより、パソコン
を操作して、書類を点検したいものではないかと感じています。

パソコンを用いた検査のメリットとは
 1、拡大できて書類の中身をしっかりと見れる(見られる)
 2、同じ書類の並びで整理してあるので、どの現場も公平に検査できる。
 3、検索がすばやく出来る。
ではないでしょうか。

特に写真など請負者においても、日ごろ工種・種別を整理しておけば
閲覧ソフトで簡単(?)に検索することが出来ます。
(整理した人でないとすばやく操作しにくいので?としています)

電子納品検査における準備物でオイラが推奨するものは
  1、ノートパソコン
  2、液晶モニター (検査官用に19インチ程度)
  3、延長コード
  4、短い差し棒(モニターを使用して説明するとき)
  5、マウス2個(請負者・検査官用に)
    しかし検査官にマウスを渡してしまったら隅々まで見られる恐れが
    ありますのでご注意!

電子データに於いては、CD2枚以上になった場合は、閲覧ソフトで1つの
データにすることが出来るものもありますので、それをハードディスクに
保存して検査を受ければスムーズに行くでしょう。
(検査で時間潰しをお考えの方は御遠慮ください)

  

すばやい対応!

写真整理の仕事(プリントアウト)のお仕事が来ました。
電子納品対応の写真ソフトは”電子納品出力”を行うと3枚綴りの
台帳の情報はなくなるため、お客さんのフォルダデータを丸ごと
取ってきました。

帰っていざオイラの写真管理ソフトで保存先フォルダーを読みに
行くと・・・

「バージョンが古いので読み込めません」

そ、そんな・・・・

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電子納品フォルダ

先日現場でのPC内整理について掲載する予定でしたが・・・・
うそをついてしまいました。(1日遅れです)

工期末に工事現場行って見ると、PC内でどこに何が入っているのか
分からない現場もあります。

工事打合せ簿の電子納品於いては、PC内の打合せ簿格納フォルダ
の整理は必要不可欠です。
(PCを使うに当たっては当たり前ですが)

そこで本日はオイラの工事現場電子納品用フォルダ(案)を紹介
(いや、自分のルールを無理やり人に押し付けているだけ)

「工事用現場電子納品用フォルダ(案).lzh」をダウンロード

工事スタートしたときよりフォルダーを社員全員で共有し
書類をまとめていきます。

オイラはこのフォルダー内にある"PHOTO"に写真をカメラから
自動取り込みを設定し、写真管理ソフトのBackUp先もこの
フォルダに設定しています。
そうすればこれ一つでバックアップが完了します。

もう少しこうすれば良いのだが・・・と思われましたら
コメントに書いてください。








工事写真の提出の中味は?

昨夜(23時ごろ)一本の質問の電話がありました。

何やら発注者より事前協議と内容が変わった場合は変更事前協議を

するように指示を受けました。とのこと。中味は

 

発注者「今までの電子納品データをチェックしたが、写真について

   協議している画素数・圧縮率とあっていないもが入っています。きちんと守るか、

   変更するなら変更事前協議を行ってください」

   のことです。

 

 基準(案)では圧縮率は監督職員と協議とありますが、あまり協議

した形跡は無いのではと思います。

(中国地方整備局の事前協議所には圧縮率の記載箇所が無いため)

でもこのような指示が来るのは納品データが

 

 1、画素数が悪すぎ、見えない

 2、100万画素程度とあるがはるかに記録容量が大きい(1MB以上)

 

ではないかと思われます。

 

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CALSが普及しない理由 その1

なぜCALSが思うように現場まで普及しないのか?

 

先日大野さんが建設情報化セミナーの紹介をしてくれていました。

これはJACICのHPに行けば、クリックするだけで目の前が講演会場となるモノです。

初めて見たのですが、PPTが見えてくるだけかと思いきや、左側には講師の映像も同時に流れてくる、ほんとうに講演会場にいる感じになります。

(このHPは知りませんでした)

 

どの人の講演もすばらしいものであり、勉強させていただくものばかりでした。

 

ココで疑問です。これだけすばらしい情報化に向けたものがなぜ現場に繁栄できないのか。また現場に受け入れてもらえないか。

 

人材育成が足らないと思うかもしれない。しかし電子化にはまず機械が必要となっています。どこの会社でも最初に設備投資をしなければならないものです。

機械がないと電子化にはなりません。しかし機械があってもどんなソフトを入れればよいのか?

 

現場での意見です。

「会社が買ってくれないから私たちは使うことが出来ない!」

とか

「このソフトは使ったことが無く、使い方を教えてもらってないのだから使えない」  など

 

厳しく言うと、上層部(開発者)は先を見つめて進化させてもらえばよいが、それを実装していく公共事業において端部までそれを追求していくだけの努力をしていない!

(勝手に今思っていることを言わせてもらいました)

 

先ほども述べたように設備投資にはお金がかかるもの

 

何年何月からVer.3を使用します。基準を何年何月からこれにします。と、はっきりと数年前から公表してくれないと経営者は投資できないのです。機械・ソフトは原価償却期間が、4年から5年です。毎年のように基準が変わり、先が読めなければ大金は出せないし、現場ではソフトを習得する前からVerUpしなければならなくなるのです。

 

キタノミナトさんが言われるように兵士が使えるようになるためには数年が必要です。

特に県や市の団体がきちんとCALSの運用の足並みが揃わないうちに国だけが見切り発車してもだめである。

 

特にCAD。進化するのは良いことだが、○交省がきちんと運用できてもいないのに業者にやらすのは間違いである。

(ココで上層部と端部を切断させています)

 

田中教授のセミナー内で○交省の電子納品率約85%とあるが、きちんと描かれたCAD図面は何枚であるかと疑問に思う。

運用が出来る前・今のレベルにおいて運用がきちんと行かないと進化してもだめだと私は感じています。

 

データを作る業者へのメリットを忘れては困ります。

今後GISで国民に還元できるCAD図面を作るのなら、

工種体系に

工 種  種 別

情報処理工

      工事完成図書

      道路施設台帳

を早く追加しないと、今以上に上と下の温度差が出てくるでしょう。

今の土木公共事業は

構造物 + 公共情報を造る

に頭を変えなければこの事業は進まないと思います。

 

別に不思議ではないのですよね。国土地理院・法務局等も同じように税金で地図を作っているのですからね。

 

何で建設会社が地図を作らなければいけないの?

と疑問の声が上がるかもしれませんが、今のまま行けばお金をもらえないまま地図を作る羽目になるでしょう。

(実は国の方では予算化に向けていたりして・・・甘いかな)

変更図面管理

ちょっとした様式です。(単純なものです)

 

オイラが変更図面を作成しているときに使っている様式です。

 

現場で最新図面の管理をしましょう!といってもさてどの様にすれば

良いのか分からない方はとりあえず使ってみて自分でカスタマイズ

してください。

 図面管理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「図面管理表」をダウンロード

 

 

 

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人を育てる難しさ

人を育てる難しさ

 

建設CALS/ECの趣旨に基づき、この建設界を育てていくには

この趣旨を噛み砕き、現場の人にわかりやすくする必要があると

オイラは思っています。

 

電子納品・・・・・

これもCALSのひとつですが、真の目的は

人材育成

になってきます。

 

オイラは現場のサポートという仕事を始めましたが、

電子納品を含めた現場管理方法の教育を

重点にして行っています。

具体的には何かですが

 

OJTOn the Job Trainingですね。

 

上司がその仕事を通して実践し、部下を指導する。

 

簡単に言えばこんな感じですが、奥が深く有効的な方法と

思います。

 

誰でも聞いただけでは、仕事は出来ないでしょう。

実際に自分で考えて自分の手で作業をすれば出来るものです。

土木工事は短くても2,3箇月の工期があり、その中で

2つ、3つの大きな勉強をしていけば1年間で10個の大きな

勉強が出来るわけです。

 

OJTの中に“どのレベルまで教育するか?”

 

を教育方法で考えておかなければなりません。

 

土木技術者になるためには多くの時間が必要となります。

おそらく現場では自分の担当というものが決められているものと

思いますが、最年少のH君はこの現場では

 

測量と社内書類の作り方までを完全にマスターしましょう。

 

または

 

電子納品の現場でのファイル整理方法とCADで簡単な修正が

出来るまでを目標として○○月までにマスターしましょう。

 

と区切って教育をする必要があります。もちろん上司のお手本や

それに変わる人材育成人間の登場が必要となるわけです。

 

最近は現場でCADの使い方を簡単に教えて、仕事の協議図面

を描き、その中で質問やお手本のCAD図面を描いている状態です。

(しかし急いでいるときは、協議書を全部作ることもしばしば)

 

建設CALS/ECも同じく1年間ですべてを習わなければならない

物ではないと思います。

 

(そんな悠長なことは言ってはいられないて?)

 

それは人を短気にさせた携帯電話のせいかな?

何事も基本を!

複雑なことこそ基本をしれ!

なんか、えらそうな言葉からはじめてしまったが先日、測量計算を教えるのにも

小学校で習う円周率から入る。基礎はどうしてもこのあたりから使うのでたかが“算数“ではない。

数学系の仕事をしていれば、円周の求め方円の面積の求め方が分かるが、卒業して

年々忘れていくのが普通でしょう。日ごろ使わなかったら、ほとんどの人が忘れてしまうのでは

ないでしょうか。よく中学で数学を習ったときに、 “式の変形” を行ったものだ。

基礎の式は1つで、それを応用(変形)して答えを求めていくものでした。  

 X2+X+1=0 Sin2θ+Cos2θ=1

どこかで見たことのあるような式であるが、使わないと忘れてしまうのが現状です。

今は電卓・PCを使っているがオイラが入社したころは測量で上の式を使っていた。

話を戻して、

複雑なことこそ、基本を変形(連想)して、いつでも使える技術しいなければならない

かとオイラは感じている。電子納品でも同じく基本は

“これからの土木業務はITを利用し、業務を簡潔する”

 CALSインストラクターの試験で、こんなことを書いたら“×” だが、オイラはこれが基本であると思う。

もちろん情報の共有もあり、苦しいけど今後の共有化に向け業務をしなければならないと思うが、

間抜けな○○者のために、基本から連想できないことをやるのは “いやだ”

未来(今後の利用価値)の連想が出来ないCALS業務がある。

ちょっといつもより書き方が変わったが“どぼんさん”の影響かな。

久々に現場に帰り、ちょっと感じたことを書いてしまいました。

有効な看板を!

友人からHPの案内が来た。
もともと看板屋をしていたのだがこのたび開業したのだ。

看板屋のHP 本人曰く、小回りが利く会社だそうだ。
土木において看板は切り離せないもの。オイラが土木現役だったときこのような話があった。

国道を工事するにあたり、看板を10枚くらい道路に置いていました。
お願い 工事中につき・・・・・・ この先○○m先工事中 徐  行 
この先段差あり オレンジ色の看板だが、オイラはたくさん置いたな〜。
と思いきや、地元の人と話していると
「工事するのに看板は付けてくださいよ」・・・・

オイラたち土木の人には、看板が非常に気になるけどそうでない人には
まったく見ていないのが現実ではなかろうか?
ほかにもよく電柱が傾いていることがあるが電力会社の人は
「不細工な設置をしたものだな。どこの会社かな?」を思うらしい。

オイラも電柱が傾こうが横になっていようが、自分の家に電気が着ていれば
いいのだ。(自己中な考え)
もうひとつの例で電子納品は私たちの周りで騒いでいますが土木書類を
作らない人にとっては「そんな仕事があるんだね」の一言で終わりだろう。

話は戻すが、現道工事も通行者にどのようにアピールかがこの5年間で
大きく変わるでしょう。(オイラの予想)
今からまだまだ切ない世の中になっていくのだから “安全への表現力“
一番に問題視され改善されだすのではないかと思う

公共工事における現場管理 4

●現場管理の仕事が増えたのか?(短気人間の作り方 編)

 この世の中が異常なくらい人間がせっかちになっているのが皆さんにはわかるでしょうか。

たとえば人と連絡をとろうとするとどうでしょうか。携帯電話を持っていれば即座に連絡を

取れるでしょう。しかし個人の携帯電話を持っていない人は、 “やる気のない人” と決め付けて

しまう時代がありました(4年ぐらい前)。昔は一歩、家・仕事場から出てしまえば、

夕方まで連絡がとれないのが当たり前でした。

(ある人は二日酔いで出勤し、現場のヒューム管内で 1日寝ていても上司にばれなかった)

この結果1分が待てない人間がどんどん出来上がっていきました。思いついたときに仕事の話をして、

思いついたときに仕事の督促をかける。 こんな感じで発注者からも書類の手直しがすぐに来て、

すぐに役所に手直し書類を取りに行き、結果時間がなくなっていることも一部であります。

電子納品時代といっても現場は手渡し納品です。

発注図面?

ある現場のお話です。発注者から積算見積もりの図面をPDFでもらいました。その会社はそれを元に積算し、受注することが出来ました。さて、工事に入ろうとしましたがCAD図面を発注者にくださいと申し立てたが、渡されたのはPDF図面でした。・ ・・・・ここまではまだありえる話でしょう。しかしこの会社は、国土交通省を初めて受注された会社で、「仕方ない、図面を作ろう!」ということになり、アリダード・平板・光波を用いてなんと平面図・横断図を作成している途中でした。担当者は、「電子納品とは大変だな!」・ ・・・・・・? ちょっと、いや大分違うぞ!役所のどこかに、CADデータはあるはずです。担当者がP21.SFCがわからないのか、それとも発注者が渡していないのか。ちなみに新しく平面図を作成しても、発注図面の代わりにはならず、“測量をするときの資料”にしかなりません。 建設CALSが端末まで行き届くにはまだ時間が必要です。
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自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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