もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

CALS

CALS/ECの研修会

本日は・・・・・おや?昨日はですね、CALS/ECの講習会の講師で
呼んで頂きました。
その講習会の団体は昨年1度勉強会で呼んでいただいた所。

広島県土地家屋調査士会 さん
であります。
 
なんでオイラが土地調査士会に話をしに行ったかって?
それは・・・・・・勉強熱心な団体さんであることは確かです。

本日は10時から夕方までの長時間でありましたが、会員(社員)さんは
しっかりと勉強をされていました。
実際このたび建設業関係であるオイラが恐れも多くも先生の前でお話を
させていただいた訳は、
「同じ公共の仕事をしている中で、建設業の実態」
お話させていただくものでした。

実際、現況の構造物・地形情報を取得して法的手続きを行う仕事と、
現地に、構造物を作っていくという創造的な仕事のため、プレゼン
資料は今までより大きく修正をかけさせていただきました。
(一応CALSの流れは説明しましたよ!)

本日は約3時間でお話をさせていただきましたが・・・・・
土木ではもっとマニアックな話も出来たのでしょうが、私がわからない
分野であることで、緊張気味?で話していたのが本音です。(オチが・・・笑)

途中SKYPEの乱入騒ぎもありお笑いも少々。(笑)

しかし、前後の土地家屋調査士協会さんのお話を聞いていますと、他人事では
なく、今の政治の流れで大きく変化してしまう位置にあるということです。

SKYPEからの応援もあり、懇親会では、土地家屋調査士会の実情と
建設業界のお話をさせていただき、とても有意義な1日をすごさせて
頂きました。

本日の前後のお話を聞かせていただき土地家屋調査士でも
電子納品が始まるということで、オイラもびっくり。

大変な時代になりますが、世の中の流れにまずはついていく
のに、大変でしょうががんばってください。

技術の波

昨夜は知人と学校役員の打合せを行っていました。

少子化の波はオイラの町にもやってきました。(すごく過疎地です)
今年はPTAの活動について大きく見直しをかけているため
何度かこのように運営方法の話し合いを持っています。
昨夜は、「ちょっと飲みながらどお?」「いいね!」
とあっさりと飲み会になってしまいました(笑)

話の中で 何事にも波がある! いう話が出ました。

仕事においても良いときもあれば悪いときもある。
それを平均的に行うとすればマニュアル化が必要。
しかし、マニュアル化すればマンネリ化=進歩が無い!

今の企業において通常業務のマニュアル化が進んでいますが
(もう出来上がっているかな?)それをいつ見直しをかけるか?
業務をマニュアル化にするにあたり決めておかなければ
いけないとオイラは思います。

「もう、この業務はマニュアル通りにやっておけばいいんだ!」

と、不自然ながらそのまま業務をしていることはありませんか?

マニュアル化が悪いのではなく、時代の変化とともに改定しなければ
いけないことに気付かない人間が悪いのです。

オイラの仕事はマニュアルだらけ。
う〜ん?このマニュアルを読まずに運用している人もいますからね。
だからCALSの波は大きいのでしょうね。
(特に高低差が大きい)

平面図とは

最近新規平面図を作ることが多い。田舎にいるとCAD平面図を描いてあるところは

ほとんど無く現地を計って図面化にすることが多いのである。

建設CALSがあるからCADデータを作るのではなく、鉛筆で描くよりCADの方が

早いから使うのです。

 “線を引くだけなら紙図面で十分” という人がいると思います。

(これを読んでる人は違うと思うけ)

見た目は線を引いてあるだけに見えますがこの1本の線の情報を読み取ると

非常に多くのことが分かります。  

 長さ  起点終点の座標  角度     

  そして  3Dなら高さ  

 まで書き入れておくことが出来るソフトです。

 高さまで入れておけばほとんど現地が再現できるくらいになるでしょう。

 “上記の情報を描くのにどれだけ時間がかかると思うのだ!

 と、お怒りの方もいると思いますが、現在の測量機械が非常に進歩しており、

昔みたいに角度と距離を野帳に書き写すことは無くなりつつ有ります。

(でもオイラはそんな機械は持ってないので野帳派です) 図面の描き方も一工夫すれば、

きちんとした情報を書き入れる事もそんなに時間はかからなくなっていきます。

ある発注平面図(現在作っている高速道路)を CADで開いてみると、

情報というものは有りませんでした。

どんなものかと説明しますと、紙図面をCADに読み込んでトレースしたものです。

インターチェンジ部なのに道路センターの距離が平気で4m以上も狂っている

ところがあるのです。現地は計画座標を使っているので問題はありませんが、

発注者はこれを発注図面として電子納品にさせているわけです。

 「こんな図面いくら書いても今後の運用にはならない!」といいたいです。

スタートでCALSの運用を間違えると無駄な時間と労力を費やすようになります。

ちなみにその平面図は少なくとも4社は使用しており、苦労をされたようです。

電子納品するにあたっても、発注者の“管理体制”が成り立っていなければ

CALSの意味がありません。

何事も基本を!

複雑なことこそ基本をしれ!

なんか、えらそうな言葉からはじめてしまったが先日、測量計算を教えるのにも

小学校で習う円周率から入る。基礎はどうしてもこのあたりから使うのでたかが“算数“ではない。

数学系の仕事をしていれば、円周の求め方円の面積の求め方が分かるが、卒業して

年々忘れていくのが普通でしょう。日ごろ使わなかったら、ほとんどの人が忘れてしまうのでは

ないでしょうか。よく中学で数学を習ったときに、 “式の変形” を行ったものだ。

基礎の式は1つで、それを応用(変形)して答えを求めていくものでした。  

 X2+X+1=0 Sin2θ+Cos2θ=1

どこかで見たことのあるような式であるが、使わないと忘れてしまうのが現状です。

今は電卓・PCを使っているがオイラが入社したころは測量で上の式を使っていた。

話を戻して、

複雑なことこそ、基本を変形(連想)して、いつでも使える技術しいなければならない

かとオイラは感じている。電子納品でも同じく基本は

“これからの土木業務はITを利用し、業務を簡潔する”

 CALSインストラクターの試験で、こんなことを書いたら“×” だが、オイラはこれが基本であると思う。

もちろん情報の共有もあり、苦しいけど今後の共有化に向け業務をしなければならないと思うが、

間抜けな○○者のために、基本から連想できないことをやるのは “いやだ”

未来(今後の利用価値)の連想が出来ないCALS業務がある。

ちょっといつもより書き方が変わったが“どぼんさん”の影響かな。

久々に現場に帰り、ちょっと感じたことを書いてしまいました。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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