もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

IS

夜間測量

先日は広島でJR山陽本線の工事で夜間の測量に行ってきました。
以前新幹線や在来線の測量は行っていますが、今回は夜間でも列車が常時通過するところでの仕事でした。
元請けさんの担当者は今回が初めてのお付き合いで、オイラがどんな仕事・持ち物機器を知らないかたです。

JR山陽本線は夜12時ごろまで客車が通っていますが、その後本数は減りますが貨物列車が定期的に通過し、測量を中断しながらの仕事となります。
今回の測量は「時間との戦い」となるのは必至で、事前にもらったダイヤをもらって作業手順を考えていきました。
高架箇所なので事前に現場を見ることもできず、”出たとこ勝負”のお仕事でした。

TS.jpg
※参考写真(必至でしたので写真をとるのを忘れていました)

測量班は3人態勢。でも工事管理者や列車見張りなど、ほかに10人。レール内に立ち入るには非常に人員を要します。
なので失敗は多額のお金ということもあり、準備・段取りには慎重でしたね。なのでこの連休といえど、頭の中はこの測量のことから頭が離れませんでしたね。
「もし機械が故障したら・・・」、「もし自動追尾が動かなくなったら・・・」など。
というのも、このTopcon IS というトータルステーション。ワンマン測量するコントローラーとTSは無線LANで通信しており、街中の電波によっては通信障害が起こってしまうことがあるのです。
案の定、測量の途中に家庭用の無線LANやdocomoのWiFiスポットの電波が混入して機器の再起動などで何とかしのいで仕事が続けられました。

さて、仕事内容は延長1kmの基本観測。そして新規レール敷設ポイントの300m区間杭打を。
予定は2日間で。
なんにしても暗闇の中の測量。ピンポールを視覚で照準を合わせることはとても厳しいですね。特に「15分後列車通過〜」「5分前退避〜」などとのんびり視準する時間はありません。
経験上、自動視準・自動追尾を使ったほうが確実ですね。

今回元請け担当者さんは自動追尾の機械を初めて見られて「うぉー、ほー、はやいー」などいろいろな声を出されて、仕事を見ておられましたね。
なんにしても、懐中ライトを照らすことなくても、きちんとプリズムを見てくれて、ポイントが落とせるので、昼間と変わらないスピードで仕事ができましたね。

2013-05-08 04.49.32

土木・測量での技術開発がどんどん進んでおり、昔では考えられないスピード・精度で仕事ができるようになっています。
よく経営者さんに便利な機械のことを話をした際に「機械を買うにもお金がいるんだ!!」といわれることがあります。
つまり「この新しい機械はお金を生んでくれる機械」と認識されていないということです。
もちろん使い方次第では、邪魔な粗大ごみにしかなりません。
それと「使える社内技術力(人材)」が大きな壁を作っていることは確かです。
でもこの10年でパソコンが使えなかった人も使えることに。時間はゆっくりでも未来を考えた設備投資は必要ですね。

今回は1日の仕事が残る予定でしたが、あまりトラブルもなく順調に仕事ができて客車の始発までには業務を完了することができ、2日目の仕事がなくなってしまいました。
(儲けが減ってしまった:笑)

命綱で気分が良くなる?

先週測量に行った現場はこのような環境でした。
測量2.jpg

測量1.jpg

今から作る橋の高さ・位置を測定しているのですが、この暑さなので鉄の変化を少ない時間を狙って測量は朝5時から。
最近の測量器は精度が良いので,橋の長さが300mぐらい有るのですが川岸にトータルステーションを置き自動追尾でプリズムの位置を正確に測定してみました。
後で数カ所レベルでチェックしたもののほんの数ミリ程度の誤差で測定できていましたね。下手にレベルで遠目で測量するより精度は良いでしょうね。

オイラはこれまでに高いところから落ちて命綱のありがたみを確認したことが内のですが、命綱をつけていることだけでも気分が落ち着きますね。
「安全意識は気分から・・・??」ですか。(笑)

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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